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定額買取
Nikon NIKKOR Z 28-75mm f/2.8
Nikon Zマウント
2022/01/28発売
各マウントの看板レンズを担う標準ズームレンズ。F2.8通しのものをトップに、少し望遠域に伸ばしたF4通し、焦点距離によってF値が変わるもの、というような棲み分けが一般的なところ、Nikon Zシリーズでは同焦点距離に3種類のレンズを展開するという、あまりみないラインナップを行っています。ここでは、その中でも少々異質なNIKKOR Z 28-75mm f/2.8を紹介。特徴をじっくり解説していきます。
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本体の買取額:77,700円(定額)
著者: 山添 太
憧れのF2.8ズームレンズに手軽さを
Nikon ZマウントにはすでにNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sという大三元レンズがラインナップされています。Fマウントのころから標準ズーム大三元レンズの性能の良さには定評があり、Zマウント版にもその意匠は継承されているのですが、高性能がゆえに非常に高価です。
画角が変えられるズームレンズでF2.8という明るさは非常に大きな武器。特に、風景からポートレートまで幅広い用途で使用頻度の高い標準ズームであればなおのこと。標準ズームでの写真を少しでも良い画質で、ボケの強い画作りを可能にするためにもなんとか購入していた人も少なくありません。
そしてZマウント時代となり、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sはメーカー希望小売価格で軽く30万円を超す価格帯へ…。より高嶺の花のレンズになってしまいました。そこで、登場したのがNIKKOR Z 28-75mm f/2.8というわけです。
少し望遠側にふられたNIKKOR Z 28-75mm f/2.8は、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sと同じF2.8通しの標準ズームなのにも関わらず、価格帯はその半額以下。それでも10万円以上するので決して安くはないですが、リーズナブルとは言えるでしょう。
サイズも若干ながら小さくまとまっています。全長こそ6mm程度の差ですが、フィルター径が82mmに対して67mm。重量も240gも軽い約565gなので、想像よりも軽快なレンズに仕上がっています。
上位クラスのS-Lineではないことが大きな違いですが、S-Lineでなくとも優れた描写力を誇るのがZマウントレンズ。F2.8通しの標準ズームを気兼ねなく、軽快に扱って写真を楽しむことができます。
製品 | ||
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価格 | 新品: 111,645円 中古: 99,800円 | 新品: 288,960円 中古: 218,000円 |
焦点距離 | 28-75mm | 24-70mm |
F値 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 |
最短撮影距離 | 19.0cm | 38.0cm |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 |
重量 | 565g | 805g |
発売日 | 2022/01/28 | 2019/04/19 |
F2.8を活かした近接撮影が楽しめる
NIKKOR Z 28-75mm f/2.8最大の特徴は近接性能の高さにあります。28mmで最短撮影距離0.19mと、レンズが当たりそうなくらい近づくことができます。
望遠側でも最短0.39mで、距離でいえばNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sもほぼ同じくらい近づけられますが、端が75mmと若干長い分NIKKOR Z 28-75mm f/2.8のほうが大きく写すことができます。
寄れるとそれだけ被写界深度が浅くなり、F2.8という明るさを活かしたボケの効いた写真を撮ることができます。ボケ味はなめらかで、光源も玉ボケになるので、さまざまな表現の絵作りが可能です。
「28-75mm f2.8」というレンズがNikonからリリースされるメリット
28-75mm f.2.8といえばレンズメーカー・タムロンの銘レンズとして知られ、一眼レフ時代はもちろん、ミラーレス機においてもソニーEマウント用で展開されています。そのため、NIKKOR Z 28-75mm f/2.8はタムロンが手掛けたのでは? という話もあります。
事の真相はどうであれ、Nikon名義のレンズなので、レンズとボディでメーカーが違うことによる不具合は無いと考えてよく、もしもトラブルが起こったとしても同メーカーでのことなので原因究明しやすくなります。純正にこだわる意味としては、こうしたアフターケアでのメリットが大きいことも挙げられます。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 玉ボケが綺麗
- 強みともいえる軽さとコンパクト
- 特筆するほどの描写力不足は感じられない
- MFリングの操作性も良い
- コスパが良い
F2.8通しの標準ズームとは思えない価格帯に魅力を感じている人が多く、S-Lineとの多少の性能差も考慮されて、良いレンズと評価されています。
■ ネガティブレビュー
- 表面の質感がイマイチ
- AF/MFの切り替えスイッチが無い
- 開放の描写がS-Lineに比べると若干甘いか
タムロンのOEM? と思って使ってみたらZマウントレンズクオリティで良いと評価している声が多く、あまりネガティブな意見はありませんでした。
まとめ
NIKKOR Z 28-75mm f/2.8の登場は、一見棲み分けのできていない不思議なレンズラインナップに感じてしまいますが、サイズや近接性能などの細かい部分ではしっかり性格の違う仕様となっており、ここ最近のカメラ機材の高額化を考えると、価格面ではかなりアドバンテージのあるレンズといえます。
標準ズームレンズは最初に選ぶ単なる1本ではなく、その後も末永く活躍してもらう自分にとっての中核を担うレンズ。少々の差でも選択肢が増えるにこしたことはありません。最良の1本を見出して、今後の写真趣味へと存分に活かしましょう。
著者
山添 太
編集者、ライター、カメラマン。出版社在籍中にカメラの面白さに魅了され、機材の収集、撮影、自家現像や自家プリントにもトライし、カメラ関連の特集や単行本も多数手がけるまでに。現在はフリーランスとしてカメラ関連をはじめ、趣味にまつわるジャンルで多岐にわたって編集・執筆。カメラマンとしての活動も積極的に行っている。
価格情報
ズームレンズ > 標準
Nikon NIKKOR Z 28-75mm f/2.8
新品: 111,645円 / 中古: 99,800円
新品: 118,324円 / 中古: 101,480円
新品: 113,395円 / 中古: 101,370円
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:77,700円(定額)
製品情報
カテゴリ | ズームレンズ |
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メーカー | Nikon |
タイプ | 標準 |
マウント | Nikon Zマウント |
関連製品
製品 | Nikon NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 111,645円 中古: 99,800円 | 新品: 138,046円 中古: 136,800円 | 新品: 46,000円 中古: 30,520円 | 新品: 199,818円 中古: 189,140円 | 新品: 30,899円 中古: 14,800円 | 新品: 102,505円 中古: 95,950円 |
焦点距離 | 28-75mm | 24-120mm | 24-50mm | 35-150mm | 16-50mm(35mm換算:24-75mm) | 28-75mm |
最短撮影距離 | 19.0cm | 35.0cm | 35.0cm | 33.0cm | 25.0cm | 18.0cm |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 | 7枚 | 9枚 | 7枚 | 9枚 |
重量 | 565g | 630g | 195g | 1,190g | 135g | 550g |
発売日 | 2022/01/28 | 2022/12/08 | 2020/08/28 | 2023/09/21 | 2019/11/22 | 2024/04/18 |