OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

コスパ抜群。50mm相当の単焦点入門に最適のスタンダードレンズ

OLYMPUSのミラーレス一眼レフの性能を引き出すM.ZUIKOレンズ。中でも、コスパ抜群のスタンダードシリーズは、初心者から上級者まで愛用できる使いやすいレンズが揃っています。

「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」は軽量コンパクトな使いやすい単焦点レンズで、主な特徴は次の4つです。

１．軽量コンパクトで携帯しやすい

従来の中望遠単焦点レンズはずっしりと重くなってしまうことが多かったのですが、M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8では携帯性を重視しています。高い技術を駆使し7枚9群にレンズをまとめることで、重量137gを実現。

直径57.8mm x 42mmとコンパクトで、装着したまま持ち歩きやすくなっています。高級感のあるボディに合うよう、シルバーとブラックの2色展開でデザイン性を損なわないところもポイントです。

２．35mm換算で50mmという使いやすい標準画角

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8は35mm換算で50mm相当の使いやすい標準的な画角で、視野に近く感覚的に撮影ができます。非球面レンズを含む9枚のレンズを組み合わせることで中心から端まで収差の少ない、鮮明な描写が可能。レンズ表面にはゴーストやフレアを防ぐ「ZEROコーティング」も施されているため、周囲の環境に左右されず撮影が楽しめます。

また、解放F値1.8という明るさを生かし、夜景撮影や光量の足りない室内でも難なく撮影できるところが特徴。柔らかいボケ感や被写体が引き立つ立体感を加えた魅力的な写真に仕上がります。

３．静かな高速AFで撮りたい瞬間を逃さない

ピント合わせ時にレンズの長さが変わらないインナーフォーカス方式の「MSC機構」を搭載しており、高速AFが叶うのでここぞとという瞬間を逃しません。ピント合わせ時の作動音が気にならない静音性能も備わっているため、動画再生のときに邪魔にならないところもポイント。

また、OLYMPUSボディの機能の一つ「FAST AF」と併せて使えば、動きのある被写体を撮影するときでも安心して撮影できます。

４．オプションのマイクロコンバーターを使えば簡易マクロ撮影が可能

単焦点レンズの扱いに慣れてきたときに、より楽しみ方の幅を広げられるオプションがあると嬉しいですよね。M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8に「マイクロコンバーターMCON-P02」を装着することで、最短撮影距離17cm最大撮影倍率0.22倍の簡易マクロ撮影が楽しめるように。テーブルフォトや風景撮影で表現の幅が広がり、1本のレンズでさまざまな魅力が伝えられるようになります。

こんなシーンにおすすめ

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8は35mm換算で50mm相当という視野に近い画角で、日常的な写真やスナップ撮影、テーブルフォトなど手軽に、そして感覚的に写真撮影が楽しめます。解放F値1.8というボケ感を活かせば、背景がボケて被写体が引き立つポートレート撮影も可能。夜景撮影や室内撮影など、光量が足りないシーンでも活躍します。

また、別売りの「マイクロコンバーターMCON-P02」を使用することで、被写体や風景の一部をグッと引き寄せるマクロ撮影ができるように。使い勝手がいいレンズなので、1本持っていれば撮影する場所や目的を限定することなく活用できます。

併せて検討したいレンズ（LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.）

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8を検討するときに迷うのが、同じマイクロフォーサーズ対応の交換式レンズ「LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.」ではないでしょうか。

両者の主な違いは下記の通りです。

• LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPHのほうが開放F値が明るいので、レンズの明るさやボケ感を重視する人におすすめ。
• どちらもフレアやゴーストを軽減するレンズコーティングが施されている。
• LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.は質量200gなので、軽量コンパクトさにこだわりたい人はM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8。
• M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8は最短撮影距離が25cm、LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.は30cmなのでより近寄って撮影したい人はM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8。
• M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8は高速AFに対応しており、ピント合わせで迷わないようにしたい人に向いている。

画角は同じでも性能や解放F値が異なるため、重視したいポイントと照らし合わせながら検討してみてください。

作例紹介

背景の柔らかいボケ感が伝わる1枚。光と影をしっかり捉えて、何気ない瞬間をロマンチックに演出しています。

被写体にグッと近寄ったときの高解像度な描写が分かります。背景がしっかりボケてくれるため立体感が生まれます。

柔らかい毛並みまで表現する、M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.8の描写力が分かる1枚。ペットの写真やポートレート撮影にも難なく活用できます。

モノクロで撮影では、濃淡やグラデーションが表現できるところが大きな魅力。列車の光沢感まで伝わってきます。

構図を工夫したおしゃれなポートレート。ガラス面への移り込みまで鮮明に描写できているのが分かります。

広域を撮影する風景撮影では湾曲を感じさせません。色彩表現も鮮やかで、思わずさまざまな風景を撮影したくなるでしょう。

ユーザーレビュー

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8のレビューを見てみると「手ごろな価格で購入しやすく、初めて単焦点レンズを買い足すのにちょうどいい」「携帯しやすいだけでなく使いやすい画角なので、ついつい装着したままになってしまう」「簡単に背景ボケが楽しめて満足」という声が多いです。

一方で、「防塵防滴性能まで備わっていると、ヘビーユースしやすい」という声も。いずれにしても、コスパのよさと単焦点レンズならではのボケ感に満足している声が多いようです。

まとめ

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8は携帯性と描写力、そして使いやすい画角を兼ね備えたコスパ抜群の単焦点レンズです。撮影シーンを選ぶことなく使えるためボディに装着したままにしやすく、いつでもどこでも写真を楽しみたい人におすすめ。

初めての単焦点レンズや携帯性重量の単焦点レンズを探している人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。