
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO
マイクロフォーサーズマウント
2021/12/10発売
コンパクトなマイクロフォーサーズシステムでは、明るくて高い描写力が魅力の大口径単焦点レンズでも非常に小さくまとまっており、取り回しの良さに定評があります。ここで紹介するM.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO は、PROシリーズの単焦点レンズの中でもっと小さく軽いレンズ。35mm換算40mmというちょっと特殊な焦点距離の魅力についても解説していきましょう。
手順通りに出品したものは、落札後「運営が1ヶ月の自然故障を保証」します。大切に使われてきたカメラ・レンズを適正価格で出品しませんか?
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出品する広すぎず狭すぎない、絶妙な画角が楽しめる伝統の40mm
35mmよりも少し狭く50mmよりも少し広い40mm付近の画角というのは、50mmと並ぶ標準画角として、また35mmと50mmというメジャーな焦点距離に苦手意識をある人にとっての救済的なレンズとしてもかねてから親しまれています。
古くは二眼レフの王様「ローライフレックス」シリーズにおいて75mmレンズの搭載機が展開されていたり(フィルム時代における中判カメラの標準画角の焦点距離は80mm)、Nikonからは45mmを、キヤノンは40mmのレンズをリリースしていました。
オリンパスもフィルム時代に40mmF2というレンズをリリース。コンパクトなパンケーキレンズでありながら、他社の同タイプのレンズよりも少し明るく描写力も高いと評判で、今でもZuikoオールドレンズを嗜む人の間で高い人気を誇ります。
シリーズ随一のコンパクトさと高い描写力を両立したM.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO は、まさにそんなフィルム時代に人気を博した高性能40mmレンズを現代に蘇らせた1本といえます。
小型・軽量・高性能。ボケ味にもこだわった最強スナップレンズ
PROシリーズでは4本目となる単焦点レンズ。それまでF値が1.2だったところ1.4と少々暗くなった分かなり軽量になっており、PROシリーズ全体を通して比較すると、25mmと45mmが410g、17mmは400gを切って390gを実現。それに対して20mmは248gと破格の軽さ。
全長も短く、フィルター径は62mm→58mmになっているなど、数字だけでもかなりの軽量化を想像できるはずです。
描写面では、従来品以上にボケの描写にこだわっていることが大きな特徴で、“美しくにじむボケ”を歴史的銘玉が生み出す“レンズの味”という側面からも追求。
開放から極めて高精細に写ってくれるM.ZUIKOレンズの性能と、ボケすぎないセンサーサイズとの組み合わせで、美しくなだらかにボケていくこのレンズならではの写真を楽しむことができるでしょう。
製品 | ||||
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価格 | 新品: 144,823円 中古: 89,800円 | 新品: 157,800円 中古: 98,800円 | 新品: 158,400円 中古: 112,800円 | |
焦点距離 | 20mm(35mm判換算:40mm相当) | 17mm(35mm判換算:34mm相当) | 25mm(35mm判換算:50mm相当) | 45mm(35mm判換算:90mm相当) |
F値 | F1.4〜16.0 | F1.2〜16.0 | F1.2〜16.0 | F1.2〜16.0 |
最短撮影距離 | 25.0cm | 20.0cm | 30.0cm | 50.0cm |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 |
重量 | 247g | 390g | 410g | 410g |
発売日 | 2021/12/10 | 2018/01/26 | 2016/11/18 | 2017/11/24 |
初めてのPROシリーズ単焦点レンズとして最適な価格帯
高性能なぶん高価格なPROシリーズにおいて、唯一10万円以下で買うことができる単焦点レンズというのも特筆ポイント。それでも防塵・防滴・耐低温性能、高速・高精度のAF、そして高い近接性能も持ち合わせており、PROシリーズレンズとしてあらゆるシーンで活躍してくれます。
価格帯がネックでまだPROシリーズは持っていない、ズームタイプのPROシリーズは持っているけど単焦点は持っていない、もうイチ段階上のお散歩用レンズがほしいなどの人には非常にマッチしたレンズではないでしょうか。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- AFは暗い場所でも早くて正確
- ピントリングのトルク感が良くてMFしやすい
- 描写が必要以上にカリカリではなく自然な写り
- 携帯性が良く、常にカバンに忍ばせたくなる
- 逆光強い
携帯性が良く操作もピントリングのみとシンプルで、積極的に持ち出したくなるという意見が多数。“レンズの味”を意識した描写となっていて、アーティステックな写真も期待できるレンズのようです。
■ ネガティブレビュー
- フォーカスクラッチがない
- シャープさや解像感を重視する人には物足りない
- 従来シリーズと方向性が違うレンズで困惑するかも
- 開放だと収差が気になる時がある
これまでのPROはシリーズらしいシャープな描写が好きな方や、そこが評価ポイントの人には物足りなさを感じるかもしれません。
まとめ
PROシリーズの中でも非常にリーズナブルでコンパクトなM.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO。35mmと50mmの要素を持ち合わせた換算40mmという焦点距離の画角と、“レンズの味”も考慮したシャープ感を追求しただけでない描写は、日常を切り取るスナップフォトライフを充実したものにしてくれるでしょう。
システムを組んでいる人は、これまでのM.ZUIKOにはない味のある描写を飛び道具として忍ばしておくのも良さそうです。
価格情報

単焦点レンズ > 標準
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO
新品: 75,240円 / 中古: 69,800円
製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | OLYMPUS |
タイプ | 標準 |
マウント | マイクロフォーサーズマウント |
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