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定額買取
Nikon NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Zマウント
2021/10/01発売
NikonはミラーレスZマウントレンズでS-Lineという新しいレンズラインを設定しました。それによって、無印とS-Lineレンズの差別化がなされています。
Nikon NIKKOR Z 40mm f/2は無印レンズとして特徴ある仕上がりとなっています。そんなNIKKOR Z 40mm f/2の性能をみていきましょう。
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Normalの買取額:18,700円(定額)
著者: enoF
スナップに最適な小型・軽量・薄型の新画角レンズ
新旧、長短バランスをとったレンズ
NIKKOR Z 40mm f/2は従来のNikonレンズとは少し違った立ち位置のレンズです。
Nikonはレンズを製造する光学機器メーカーから、カメラメーカーへと発展した企業。そんなNikonのカメラは被写体の忠実な再現性を持ち、レンズは高い解像力とヌケの良さが特徴です。新しいミラーレス用マウント、Zマウントのレンズも、その多くが抜群の解像力を誇ります。そんなZマウントのレンズの中でも、一際光学性能を追求したレンズにNikonはS-Lineと名付けました。
NIKKOR Z 40mm f/2はそんなS-Lineではなく、いわゆる無印のレンズ。とはいえ、Nikonらしいレンズであると期待したいところですが、Nikonらしさを期待すると少し期待はずれかもしれません。
NIKKOR Z 40mm f/2はZマウントレンズを手軽に楽しむことがコンセプトになっています。そのため、あらゆる部分でコストカットされていて、外装がプラスチックであったり、ボタン類もバイワイヤ方式のリング1つであったり、付属品もレンズキャップのみという非常にシンプルな構成になっています。
操作系は少ないですが、バイワイヤ方式のいわゆるコントロールリングには、フルタイムマニュアル切り替え、絞り、露出補正、ISO感度のいずれかを設定できるので、ボタン類が少ないとはいえ、自分の撮影スタイルに合わせて操作しやすくなっています。
光学性能については、レンズ6枚によるシンプルな構成。とは言うものの、非球面レンズを2枚採用していて、一眼レフ時代の単焦点よりは遥かに高い光学性能があります。イメージセンサー付近に大きな非球面レンズを搭載したことで、サイズのコンパクト化と光学性能アップを実現しています。
Nikonらしい性能重視のレンズというわけではありませんが、サイズや価格、光学性能のバランスが良いレンズに仕上がっています。
単焦点ならではの腕を問われるレンズ
S-LineのレンズはNikonの追い求める高い光学性能を達成したレンズのみにつけられる名前。NIKKOR Z 35mm f/1.8 SとNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sの2本はそんなS-Lineのレンズです。
NIKKOR Z 40mm f/2はちょうどその2本の中間の焦点距離ですが、S-Lineではありません。S-Lineの2本は各種収差が高いレベルで補正され、ビルドクオリティも高いレンズです。また35mm、50mmというのは単焦点レンズとしてはよくある焦点距離で馴染みもあり扱いやすいレンズ。
一方、NIKKOR Z 40mm f/2は、コストカットのためにプラスチックを多様した外装でお世辞にもビルドクオリティが高いわけではありません。ただし、防塵防滴には配慮した設計となっていて、Nikonレンズとしてのクオリティはあります。
光学性能は、歪曲収差、色収差は補正されているものの、周辺減光や周辺の解像力低下など、S-Lineと比較してしまうと満足の性能とは言えません。
しかし、その分、単焦点レンズの扱いを学べるレンズでもあります。単焦点らしく、大きなボケが楽しめるレンズですが、なんでもかんでも大きくボケさせると騒がしくなります。背景を整理したり、やや絞ってボケ量をコントロールするということが必要となります。
35mmでも50mmでもない、40mmという焦点距離は50mmよりも広い画角で背景を大きく撮影できる一方、35mmほど広くはないので、画角に収める要素を整理することが求められます。自分の足を動かして被写体との距離を前後し、焦点距離に合わせた構図を作り出す楽しみがNIKKOR Z 40mm f/2にはあります。
また、NIKKOR Z 40mm f/2はNIKKOR Z 35mm f/1.8 SとNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sの1/2、1/3の重量というコンパクトさ。Nikon Zシリーズのコンパクトなボディ、特にZfcといった特にコンパクトなカメラに装着すると、ちょうどフィットするサイズ感です。気構えすることな持ち運べる、まさに手軽に使えるカメラとレンズのセットになります。
愛用者のコメント
takaho
1993年生まれ。会社員。 社内で製品の外装デザインを行いながら、ブランディングや販促用のコンテンツ撮影も担当。プライベートでは自身の子どもや、スナップ写真を日々撮影している。 愛用のカメラはNikon Z6、SIGMA fpL 、Leica M3
まさに常用レンズという言葉がぴったりのレンズです。Nikon Z6用に購入してから多くの写真をこのレンズで撮影しています。
何より軽くて小さいので、どこに行くのに気軽に持ち歩けます。それまで重たいレンズばかり持ち出していたので、NIKKOR Z 40mm f/2のストレスフリーな軽さと小ささに驚きました。旅行や出張にも、カメラにこのレンズ1本だけで行くことも多いです。
また、焦点距離と開放f値は、狭すぎず広すぎない画角かつ十分なボケを得られる点でもベストバランス。自分で寄ったり引いたりすることで様々な撮影状況にも対応しやすいです。
写りの部分では、他のZレンズと異なり、少し柔らかい描写をします。解像力という点ではS-Lineのレンズには一歩及ばないかもしれませんが、ボケは滑らかで心地よく、特に人物撮影をするのに適していると思います。
描写性能もありながらレンズ本体が小さく、撮られる側への威圧感も少ないため、身近な家族や大切な人を撮るのに最も向いているいるレンズかもしれません。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 価格を考えれば十分な性能のレンズ
- 無印でもさすがZレンズと感じさせてくれる光学性能
- レンズキャップ代わりに使える大きさ
- 開放のボケ味はとても美しい
- 40mmという焦点距離がおもしろい
価格からみた光学性能は満足いくもので、ボケ感は高評価なレンズとなっています。
■ ネガティブレビュー
- AF/MF切り替えスイッチは欲しかった
- AF速度は可もなく不可もなし
- レンズマウントは金属にして欲しかった
- コマ収差が目立つので開放からシャープというわけではない
- レンズフードが付属していないのは残念
簡略化された部分にネガティブなレビューが出ていますが、そこはコストとのバランスということになってきそうです。
まとめ
Nikonらしくもあり、Nikonらしくもないレンズ「Nikon NIKKOR Z 40mm f/2」。40mmという特徴的な焦点距離で、開放F2の明るさをボケ感にこだわったレンズです。
開放から画角全域でシャープといった高い光学性能はありませんが、ボケを活かした柔らかな描写を楽しむことができます。そしてなによりコンパクトと入手コストの低さがあるので、手軽に使えるレンズ。レンズキャップ代わりにカメラボディに装着してさっと撮影するスナップに最適なレンズです。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
単焦点レンズ > 標準
Nikon NIKKOR Z 40mm f/2
新品: 32,670円 / 中古: 26,290円
新品: 31,952円 / 中古: 24,680円
新品: 36,264円 / 中古: 25,070円
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Normalの買取額:18,700円(定額)
製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | Nikon |
タイプ | 標準 |
マウント | Nikon Zマウント |
関連製品
製品 | Nikon NIKKOR Z 40mm f/2 (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 31,952円 中古: 24,680円 | 新品: 64,220円 中古: 52,800円 | 新品: 98,000円 中古: 79,800円 | 新品: 271,590円 中古: 204,190円 | 新品: 194,800円 中古: 169,800円 | 新品: 1,138,500円 |
焦点距離 | 40mm | 35mm(35mm判換算:53mm相当) | 50mm | 50mm | 50mm | 58mm |
最短撮影距離 | 29.0cm | 30.0cm | 45.0cm | 45.0cm | 45.0cm | 50.0cm |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 12枚 | 12枚 | 9枚 | 12枚 | 11枚 |
重量 | 170g | 230g | 347g | 1,090g | 598g | 2,000g |
発売日 | 2021/10/01 | 2022/03/01 | 2022/05/20 | 2020/12/11 | 2023/02/23 | 2019/10/11 |