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Nikon NIKKOR Z 58mm F0.95 S Noct
Nikon Zマウント
2019/10/11発売
レンズ性能に定評のあるNikonがミラーレスを機に大口径のZマウントを採用してからというもの、それまでのFマウントレンズとは一線を画す性能のレンズを次々と展開。その最たるレンズがNIKKOR Z 58mm f/0.95 Noctです。世界中にファンを持つカメラメーカーが手掛けるレンズとは思えないほどに贅沢でピーキーな仕様を、じっくり解説していきましょう。
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著者: 山添 太
Nikonが誇る、伝統の58mmレンズ最新モデル
Nikonにとって「58mm」という焦点距離の単焦点レンズは特別で、今もなお語り継がれる銘玉ばかり。
初代NoctであるAI Noct Nikkor 58mm F1.2は、F値の低いレンズのことをシャッタースピードが稼げる「ハイスピードレンズ」と呼んでいた1977年に登場。ハイスピードレンズの主戦場である夜景撮影において、光源を滲ませるサジタルコマフレアを抑えこんだレンズとして高く評価され、今もなお伝説のレンズとして人気を博しています。
デジタルカメラ時代となってリリースされたAF-S NIKKOR 58mm F/1.4Gも、Noctの名は冠してなくても光源収差を抑え込んだ仕様を引き継いでいます。それに加えてボケ味にこだわり、このレンズならでは絵作りを追求したのが大きな特徴。当初は単なる高精細ではない独特な描写に賛否が分かれましたが、このレンズでしか写し得ない“伝家の宝刀”として所有するファンを多数獲得し、“銘玉”と呼べる存在に。この思想はその後リリースされたAF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED、そして今回紹介するNIKKOR Z 58mm f/0.95 Noctへとつながっていくこととなります。
2019年、フィルム時代から半世紀以上続けてきたFマウントという制限が解かれ、新たな大口径ZマウントでリリースされたNIKKOR Z 58mm f/0.95 Noct。Leicaの「Noctilux」を彷彿とさせるF0.95という明るさをとともに、58mmレンズ伝統の点像表現と、Zマウントレンズならではの一線を画す描写性能も実現。Noctシリーズが持つ特別な絵作りを、さらに高みへと突き詰めたものへと仕上がっています。
レンズ性能に全フリした製品仕様
収差を抑えるとともにF0.95という明るさも維持することで、レンズは大きく重くなっていることは容易に想像できると思いますが、その重量なんと約2000g。焦点距離こそ違えども、LeicaのNoctilux M f0.95/50mm ASPH.が700gであることを考えると、破格の重量であることをおわかりいただけるはず。ただし、フィルター径は82mmと大三元ズームレンズ程度なので、この辺りは許容範囲といえます。
一番の特徴はMFオンリーのレンズであるということ。そのためにフォーカスリングの感触にもこだわり、F0.95での正確なピント合わせを鑑みて三脚座を追加。専用ケースなども用意しています。
世界を代表するカメラメーカーがこれだけ趣味性の高いレンズをリリースするのは異例中の異例。しかもZマウントを展開したばかりの逆風にさらされていた時期でのリリースというのも、相当思い切った選択だったと思います。
とはいえ、レンズに備え付けられた情報パネルは、メインで使うことになるであろう夜間でも視認しやすいものになっているほか、防塵防滴性能も備わっているなど、単にスペシャルなレンズというわけではなく、実用性もしっかり考えられた仕様になっているのもポイントです。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- f0.95の恩恵は夜間撮影においてとても大きい
- ピントリングの動きがねっとりしていてピント合わせが楽
- 星がくっきりとした点で映る
- 三脚座は背が低いタイプでバランスが取りやすい
- 意外と最短距離が短いので撮影の幅が広い
評判通りの描写性能で舌を巻く評価が多いです。このレンズなら多少重くても積極的に持ち出したくなるという意見も。
■ ネガティブレビュー
- 50mm単焦点としては重すぎる
- 携帯性は悪い
- 高すぎる
さすがに重すぎるという意見や、100万円を超えるレンズというのでハードルの高さを感じている人もやはり多数見受けられました。
まとめ
単焦点でAFも手ブレ補正もついていない100万円超のレンズ。気軽に手は出せませんが、こんなレンズが今後出る可能性はほぼないでしょうし、それを大衆カメラも展開するNikonが手掛けていうなんて、Nikonユーザー以外からしても羨ましい状況だと思います。
性能は唯一無二。これから長く続くであろうZマウントにおける大きな資産となります。もしも買える算段がつきそうな方は、情熱が冷めぬ前に英断を下すことをオススメします!
著者
山添 太
編集者、ライター、カメラマン。出版社在籍中にカメラの面白さに魅了され、機材の収集、撮影、自家現像や自家プリントにもトライし、カメラ関連の特集や単行本も多数手がけるまでに。現在はフリーランスとしてカメラ関連をはじめ、趣味にまつわるジャンルで多岐にわたって編集・執筆。カメラマンとしての活動も積極的に行っている。
価格情報
単焦点レンズ > 標準
Nikon NIKKOR Z 58mm F0.95 S Noct
新品: 1,138,500円
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例えば...
Canon EOS Kiss M
60,400円(定額)で買い取ります
製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | Nikon |
タイプ | 標準 |
マウント | Nikon Zマウント |
関連製品
製品 | Nikon NIKKOR Z 58mm F0.95 S Noct (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 1,138,500円 | 新品: 78,610円 中古: 61,800円 | 新品: 271,590円 中古: 204,190円 | 新品: 31,952円 中古: 24,680円 | 新品: 64,220円 中古: 52,800円 | 新品: 98,000円 中古: 79,800円 |
焦点距離 | 58mm | 50mm | 50mm | 40mm | 35mm(35mm判換算:53mm相当) | 50mm |
最短撮影距離 | 50.0cm | 40.0cm | 45.0cm | 29.0cm | 30.0cm | 45.0cm |
絞り羽根枚数 | 11枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 12枚 | 12枚 |
重量 | 2,000g | 415g | 1,090g | 170g | 230g | 347g |
発売日 | 2019/10/11 | 2018/12/07 | 2020/12/11 | 2021/10/01 | 2022/03/01 | 2022/05/20 |