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定額買取
Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical [ニコンZ用]
Nikon Zマウント
2023/02/23発売
特徴ある描写のレンズが人気のコシナから面白いレンズがNikon Zマウント用レンズとして発売されました。NOKTON 50mm F1 Aspherical はF1.0という驚異的な明るさが話題となっているレンズです。F1という珍しい明るさのレンズはどの様なレンズになっているのでしょう。
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本体の買取額:143,100円(定額)
著者: enoF
AsphericalがもたらしたF1.0の衝撃
レンズの明るさを表すF値は、焦点距離/有効口径で求められ、1段増えると取り込む光の総量が1/2になります。一般的にはいわゆる大三元がF2.8のレンズで、単焦点レンズはF1.8やF1.4、明るいものでF1.2というのが主流となっています。
F値を1段小さくするには有効口径を大きくする必要があり、そうするとレンズが等比級数的に巨大になるので、F1.2でもかなり大口径なレンズとなります。一応、レンズマウントはF1.0の明るさのレンズを設計可能な口径やフランジバックを意識して設計されているので、一眼レフでもF1.0レンズというのは作成可能ではあります。
しかし、市場に出回るF1.0を切るレンズというのはほとんどありませんでした。実用的なサイズ感と価格、F1.0を活かして表現する光学設計を考えるとあまり現実できな設計に収まらないからです。
そんな中で、一眼レフからミラーレスへと一眼カメラが変化していく中、レンズマウントは大口径ショートフランジバックになり、光学設計の自由度が高まりF1.0以下のレンズの可能性も大きく広がりました。
コシナは元々、マイクロフォーサーズなどでF1.0以下の明るい大口径レンズを何本も発売してきました。そして満を持してフルサイズミラーレス用のF1.0レンズとして発売されたのがNOKTON 50mm F1 Asphericalです。
Asphericalとは非球面レンズのことで、コシナは前玉に研削製造の非球面レンズを採用し、F1.0らしい高い解像感とF1.0でしか表現できない豊かなボケを写し出します。通常、非球面レンズの量産はモールド加工と加熱して成形する工法がよく使われますが、この方では融点が低い硝材しか使えないというデメリットがあります。
研削加工による非球面レンズは高い加工技術が求められますが、高融点の高屈折率硝材を使えるというメリットがあります。レンズメーカーとして50年以上の歴史があり、ZeissレンズをOEMするなど、高い技術力のあるコシナだからこそできる研削非球面レンズといえます。
また、美しい玉ボケを生み出す12枚の絞り羽や、MF操作をスムーズにするための適度なトルク感のフォーカスリングなど、社外レンズとはいえ高いビルドクオリティのレンズとなっています。
NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctとの比較は
Zマウントの超明るいレンズといえば、NIKKOR Z 58mm f/0.95 S NoctがZマウント登場と共に発表されて話題となりました。
フルミラマウントの中でも大口径、ショートフランジバックに特徴のあるZマウントだからこそ開発できたとも言われるレンズです。ただ、その大きさと100万円を超える価格はあまり多く市場に出回るレンズとは言えません。
コシナのNOKTON 50mm F1は、20万円ほどの価格でレンズサイズもフィルター径62mm、重量484gと、2kgあるNIKKOR Z 58mm f/0.95に比べるまでもなく、実用サイズに収まっているレンズといえます。
また、Zマウント用のNOKTON 50mm F1は大口径なZマウントに最適化された光学系を採用し、Nikonとのライセンス契約の下で開発したことで、カメラボディの最新ファームウェアを使うことで電子接点通信も可能です。
NOKTON 50mm F1はMFレンズということで、AF動作は出来ませんがExif情報やボディ内手ぶれ補正、MFのピント合わせサポート機能まで動作可能なので撮影サポートは純正レンズに匹敵するものがあります。
AFに関してはNIKKOR Z 58mm f/0.95もMFレンズということで、ピント面が非常に薄いF1.0以下レンズでは、AFが十分に機能しないということが考えられます。F1.0以下のレンズではMFによる精密なピント合わせが必要であり、ピーキングなどのフォーカスサポート機能を使ったピント合わせが必要となりそうです。
フォーカスサポート機能については、フォーカスポイント枠色変化や、ピーキング、拡大しながらのピント合わせなど、一眼レフとは違い、シャッターを切っている時間以外もイメージセンサーに結像しているミラーレス得意の機能で、これによってMFでも使いやすいレンズといえます。
製品 | ||
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価格 | 新品: 194,800円 中古: 174,799円 | 新品: 1,138,500円 |
焦点距離 | 50mm | 58mm |
最短撮影距離 | 45.0cm | 50.0cm |
絞り羽根枚数 | 12枚 | 11枚 |
重量 | 598g | 2,000g |
発売日 | 2023/02/23 | 2019/10/11 |
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- コシナらしいピントリングの操作感
- F8まで絞って遠景を撮ると、均質で解像力も見事な写真となる
- ニコン史上最高画質のZ7シリーズと使ってみたいレンズ
- 開放F値の違う50mm単焦点を使い比べると違いが面白い
- F1はやはり別格のボケ味が堪能できる
F1という他にあまりないレンズを他の単焦点と同じ様な価格で手に入れるコスパはやはり魅力的です。
■ ネガティブレビュー
- 店舗で購入しようとすると納期未定と言われることが多い
- 開放ではパープルフリンジが大きく出る
- F4くらいまで絞ってもピントはかなりシビア
- 絞って使うならF1じゃなくてもいいかなと思う
- 解像感のピークにもっていくのが難しいレンズ
F1というあまり扱い慣れないF値ということで、それを写真に活かすにはそれなりの技術が必要となるようです。
まとめ
F1.0という明るさが印象的なNOKTON 50mm F1 Aspherical 。Nikon Zマウントはまだまだ純正レンズ以外の選択肢は少ない中、特徴的な明るさのレンズが選択できるというのは歓迎されるところです。電子接点による情報通信にも対応していてるのでZシリーズのフルミラでも安心して使うことができます。
ミラーレスだからこそ作れたといえるこのレンズにはF1.0だからこそ撮影できる今までとは違った写真への期待が膨らみます。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
単焦点レンズ > 標準
Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical [ニコンZ用]
新品: 194,922円 / 中古: 174,800円
新品: 194,800円 / 中古: 196,410円
新品: 194,800円 / 中古: 174,799円
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:143,100円(定額)
製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | COSINA |
タイプ | 標準 |
マウント | Nikon Zマウント |
関連製品
製品 | Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical [ニコンZ用] (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 194,800円 中古: 174,799円 | 新品: 98,000円 中古: 82,980円 | 新品: 64,220円 中古: 49,000円 | 新品: 32,670円 中古: 23,660円 | 新品: 124,200円 | 新品: 275,678円 中古: 207,400円 |
焦点距離 | 50mm | 50mm | 35mm(35mm判換算:53mm相当) | 40mm | 50mm | 50mm |
F値 | F1.0〜16.0 | F2.0〜16.0 | F1.2〜16.0 | F2.0〜16.0 | F2.0〜16.0 | F1.2〜16.0 |
最短撮影距離 | 45.0cm | 45.0cm | 30.0cm | 29.0cm | 45.0cm | 45.0cm |
絞り羽根枚数 | 12枚 | 12枚 | 12枚 | 9枚 | 12枚 | 9枚 |
重量 | 598g | 347g | 230g | 170g | 370g | 1,090g |
発売日 | 2023/02/23 | 2022/05/20 | 2022/03/01 | 2021/10/01 | 2024/11/14 | 2020/12/11 |