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定額買取
Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical II [ニコンZ用]
Nikon Zマウント
2024/11/14発売
今なおカメラ業界にその存在感を放ち続けるブランド「フォクトレンダー」。現在はコシナがそのブランドを引き継ぎレンズを開発発売しています。そんなフォクトレンダーから登場した新しいレンズ、APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical II 。純正レンズとは一味違った、フォクトレンダーならではの標準単焦点レンズの魅力をみていきましょう。
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本体の買取額:76,200円(定額)
著者: enoF
APO-LANTHARの思想を体現したレンズ
世界最古の光学メーカーの1つとして、現代においても象徴的なレンズブランド名となっているフォクトレンダー。
その歴史は1756年にまで遡ります。創業者のヨハン・クリストフ・フォクトレンダーがスイスで光学機器メーカーを開業し、その後、フォクトレンダー家が代々光学機器を開発していきました。1820年代に写真が発明されると、フォクトレンダーもカメラの開発、販売を開始。写真が発明された当初のカメラのレンズはF17と非常に暗いレンズで、撮影時は30分という非常に長い露光時間が必要でした。
そんな中、1840年にフォクトレンダーはF3.7の写真用レンズを開発。このレンズによって露光時間は1分程度にまで短縮され、写真文化が一気に広まるきっかけとなりました。写真文化発展の一翼を担ったフォクトレンダーによって1951年に開発されたレンズが今回ご紹介するAPO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical IIの起源とも言えるAPO-LANTHAR。
「APO」はアポクロマート設計のことを指していて、軸上色収差を徹底して補正することで、高い色再現性を実現します。1950年代はカラーフィルムが普及しつつあった時代で、色再現性は非常にニーズが高く、APO-LANTHARを搭載したフォクトレンダーのカメラは人気のカメラとなりました。
その後、フォクトレンダーは日本の安価なカメラに押され、徐々に経営が傾いていったことで他社に吸収合併されていきました。「フォクトレンダー」の商標権は様々な企業に譲渡され、現在は日本のコシナが使用権の許諾を得てフォクトレンダーブランドのレンズを開発発売しています。
そんなコシナによって生み出された、APO-LANTHARの思想を継承しているレンズがAPO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical IIです。2024年11月に発売されるAPO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical IIは、APO-LANTHARの思想を現代に体現した2019年12月発売のAPO-LANTHAR 50mm F2 Asphericalの後継レンズ。
製品 | ||
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価格 | 新品: 124,200円 | 新品: 98,000円 中古: 82,980円 |
焦点距離 | 50mm | 50mm |
F値 | F2.0〜16.0 | F2.0〜16.0 |
最短撮影距離 | 45.0cm | 45.0cm |
絞り羽根枚数 | 12枚 | 12枚 |
重量 | 370g | 347g |
発売日 | 2024/11/14 | 2022/05/20 |
異常部分分散ガラスや両面非球面レンズ、フローティング機構を採用し、光学性能をさらに1段引き上げています。レンズフードもバヨネット型になったことで使い勝手が向上。
APO-LANTHARの思想を体現し、純正レンズでは描けない、従来の50mmF2とは違った画を楽しめるレンズです。
Zマウントに最適化されたAPO-LANTHARの描写
APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical IIのZマウント版は単純にマウント径やフランジバックをマウントに合わせただけでなく、細部まで最適化されています。
コシナはNikonの一眼レフマウント、Fマウントの時代から専用レンズを発売。Zマウントにおいてもライセンス契約し製造開発しているので、電子接点でのボディとの情報通信が可能。Exif情報やボディ内手ぶれ補正、ピーキングによるピント合わせなどに対応します。
APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical IIはレンズ内手ぶれ補正非搭載で、MFレンズということで、ボディ内手ぶれ補正とピント合わせのサポートが得られるというのは、社外のAF非対応レンズを初めて使うユーザーにとっても心強いポイントです。
また、Aspherical IIはデザインを他のコシナZマウントレンズと共通化。特徴的なフォーカスリングのローレット加工など、クラシカルなデザインがフォクトレンダーを所有するという満足感を与えてくれます。
そんなAPO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical IIをNikon Zシリーズと組み合わせて撮影すると、非常に「リアル」な写真を撮ることができます。
「見たままに撮る」というNikonカメラの特徴。APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical IIのアポクロマート設計がもたらす、リアルな質感や立体感を描写する表現力。この2つは非常に愛称が良く、高画素センサーを搭載するミラーレスの性能をフルに発揮し、重厚なボケの中からふわっと浮かび上がる立体感のある写真を撮影することができます。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- アポクロマート設計の独特な描写が楽しめるレンズ
- レンズフードが逆付できるようになってつかやすくなった
- Fマウント時代からヌケの良さがお気に入りのレンズ
- ピーキングが使えるのでMFは苦にならない
- カメラボディとの重量バランスは文句なし
ライセンス生産ということで、社外レンズでも安心して使うことができます。
■ ネガティブレビュー
- MFの社外レンズとしてはやや高く感じる
- 50mmレンズはレンズ内手ぶれ補正が欲しくなる
- 周辺減光がやや気になる
- 玉ボケが絞り値によって変わるので注意が必要
- 防塵防滴ではないので屋外での取り扱いは気を使う
MFなど純正と比べるとクセのある部分には対応を求められるので、そこは注意が必要です。
まとめ
「フォクトレンダー」というカメラ好きにはたまらないブランド名。現在コシナが開発・販売しているフォクトレンダーレンズは、単にブランド名を引き継いだだけではなく、そのブランド精神、個性もしっかりと継承しています。
APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical IIはまさにそれが体現されたかのようなレンズ。アポクロマート設計を示す、「APO-LANTHAR」の型名通り、色収差が限りなく0に補正された、キレのある描写となっています。
Nikonミラーレス、Zシリーズとの愛称も非常に良く、純正レンズとは一味違った描写を楽しみたい人に最適なレンズとなっています。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
単焦点レンズ > 標準
Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical II [ニコンZ用]
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:76,200円(定額)
製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | COSINA |
タイプ | 標準 |
マウント | Nikon Zマウント |
関連製品
製品 | Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical II [ニコンZ用] (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 124,200円 | 新品: 194,800円 中古: 174,799円 | 新品: 98,000円 中古: 82,980円 | 新品: 64,220円 中古: 49,000円 | 新品: 32,670円 中古: 23,660円 | 新品: 275,678円 中古: 207,400円 |
焦点距離 | 50mm | 50mm | 50mm | 35mm(35mm判換算:53mm相当) | 40mm | 50mm |
F値 | F2.0〜16.0 | F1.0〜16.0 | F2.0〜16.0 | F1.2〜16.0 | F2.0〜16.0 | F1.2〜16.0 |
最短撮影距離 | 45.0cm | 45.0cm | 45.0cm | 30.0cm | 29.0cm | 45.0cm |
絞り羽根枚数 | 12枚 | 12枚 | 12枚 | 12枚 | 9枚 | 9枚 |
重量 | 370g | 598g | 347g | 230g | 170g | 1,090g |
発売日 | 2024/11/14 | 2023/02/23 | 2022/05/20 | 2022/03/01 | 2021/10/01 | 2020/12/11 |