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定額買取
Canon RF400mm F2.8 L IS USM
Canon RFマウント
2021/07/15発売
Canon RF400mm F2.8 L IS USM。超望遠レンズの中でも、花形として扱われることが多いヨンニッパ。RFマウントではどのように進化したのでしょう。RF400mm F2.8 L IS USMの実力を見ていきましょう。
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著者: enoF
R3、東京オリンピックにあわせたRFヨンニッパ
RFマウントの初代ヨンニッパ RF400mm F2.8 L IS USMはあえて悪い言い方をすると「間に合わせた」レンズとなっています。
東京オリンピックが2021年に開催されたことは例外的な事態だったので開発スケジュールに大きな影響はなかったでしょうが、RF400mm F2.8 L IS USMが発売されたのはちょうどオリンピックに間に合うタイミングとなりました。
おそらくCanonとしては、東京オリンピックは、レンズはEF400mm F2.8L IS III USM、ボディはEOS-1D X Mark IIIをメインにプロカメラマンに使ってもらう想定だったと考えられますが、コロナ禍での1年延期のよってEOS R3、RF400mm F2.8が間に合う形となりました。
スポーツ撮影では高速連写機と超望遠レンズが大活躍します。
そして、最大のスポーツイベントであるオリンピックは各カメラメーカーの開発ターゲットとされます。RF400mm F2.8 L IS USMはそんなオリンピック合わせて開発されたレンズと言っても良いでしょう。
基本的な光学系は一眼レフ用のEF400mm F2.8L IS III USMをベースとし、AFや手ぶれ補正などをRFマウントの電子系に最適化することで、開発期間を短縮し、RFヨンニッパをスピーディーに発売することができました。
これによってCanonは20種類のRFレンズを東京オリンピック前に揃えるに成功しました。
EFとの価格差には価値がある
RF400mm F2.8 L IS USMとEF400mm F2.8L IS III USMは共に13群17枚というレンズ構成で蛍石レンズやスーパーUDなどの配置なとを見てもほぼ同じ光学系を使っていて、ミラーボックスの長さ分、RFヨンニッパがマウント部分を延長してるとみてよさそうです。
そもそもミラーレスカメラのショートフランジバックの恩恵は超望遠レンズではさほど大きくなく、ショートフランジバックであるが故の革新的超望遠レンズというのは今後もそこまで多くは登場しないでしょう。
そうであるなら、EFとRFヨンニッパの光学系を揃えることでスピーディーにRF超望遠ラインナップを揃えたのは適切な判断と言えそうです。
しかし、RFとEFヨンニッパが同じ写りなら両者の10万円以上の価格差が納得できないというユーザーもいることでしょう。
この価格差は、単に延長された鏡筒の材料費というわけではなく、電子制御系をRFマウントに最適化したことで、AFや手ぶれ補正はより高性能となり、EOS R3との組み合わせでは高速連写をフルに活かせる性能となっています。
光学性能は同じでも、EOS R3などを使うのであればその性能を引き出すためにはマウントアダプターを介さず使えるRFレンズが必要ということになります。
気になる中古市場は
RF400mm F2.8 L IS USMは簡単に買えるレンズではありません。
少しでも安く手に入れるなら前述のEFレンズを使うという手段の他に、中古で使うということも考えられます。
しかし、そもそも販売数が決して多いとは言えないRF400mm F2.8 L IS USMは中古に出回る本数も少なく、また、あったとしても新品とそこまで大きな価格差はないので中古を選ぶアドバンテージは大きくありません。
使用頻度がそこまで高くないのならレンタルという選択肢もありそうです。レンタル品を用意しているメーカーはそこまで多くありませんが、だいたい1日2万円前後でのレンタルが可能です。航空祭などでの飛行機撮影など、2~3ヶ月に1回程度の使用頻度であれば、レンタルというのは有効な手段になるでしょう。
しかし、レンタル代もそれほど安くはないので、野鳥撮影を頻繁に行うなど、それ以上の頻度でああれば分割での購入を検討した方がよさそうです。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- ひとまずEFレンズのRF化でラインナップを揃えるというのはあり
- このレンズじゃないと30コマ/秒が使えないならR3ユーザーは買うしかない
- EFでもMTF曲線は上に張り付いてるから同じ光学系でも十分な性能
- EFから描写が変わらないのはメリットだと考えている
- EOS R1の登場や、第2世代への期待をふくらませるには十分な性能
EFと共通の光学系については意外と好意的に捉えるユーザーの声も多くあります。
■ ネガティブレビュー
- 同じ光学系ならシグマみたいにマウント交換サービスでもよかったのでは?
- RFになって小型化を期待していたので残念
- せめてコントロールリングは付けてほしかった
- 品薄が続いていて、手元に届くのはいつになるのやら
- テレコン内蔵にしてほしかった
やはり、革新的な性能があるわけではないので肩透かしを食らったユーザーも多くいるようです。
まとめ
超望遠レンズの花形ヨンニッパのRFマウント、RF400mm F2.8 L IS USMは他のRFレンズと比較すると、光学的には革新的なものはなく、がっかりしたというユーザーのレビューも多く見られます。
しかし、いち早くRF超望遠レンズを拡充出来たことと、マウントアダプターを介さないRFマウントにしたことで手ぶれ補正やAF、絞りなどの電子制御がより高度になったことを考えれば質実剛健の価値あるレンズと言えそうです。
プロフェッショナルな現場で活躍する機会が高いヨンニッパだからこそ、安定した画質とプロ向けカメラボディの性能を引き出すRF400mm F2.8 L IS USMの存在は大きなものと言えます。
一方で、RFマウント専用として独自開発されたRFヨンニッパ第2世代の登場を期待してしまう心理があることも確かです。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
単焦点レンズ > 望遠
Canon RF400mm F2.8 L IS USM
新品: 1,724,900円
新品: 2,290,640円 / 中古: 1,537,800円
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製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | Canon |
タイプ | 望遠 |
マウント | Canon RFマウント |
関連製品
製品 | Canon RF400mm F2.8 L IS USM (本製品) | ||||
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価格 | 新品: 1,724,900円 中古: 1,537,800円 | 新品: 1,850,000円 | 新品: 2,604,000円 中古: 2,358,170円 | 新品: 83,980円 中古: 57,860円 | 新品: 134,880円 中古: 55,000円 |
焦点距離 | 400mm | 600mm | 1200mm | 600mm | 800 |
F値 | F2.8〜32.0 | F4.0〜32.0 | F8.0〜64.0 | F11.0 | F11.0 |
最短撮影距離 | 250.0cm | 420.0cm | 430.0cm | 450.0cm | 600.0cm |
重量 | 2,890g | 3,090g | 3,340g | 930g | 1,260g |
発売日 | 2021/07/15 | 2021/07/15 | 2022/05/26 | 2020/07/30 | 2020/07/30 |