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定額買取
Canon RF600mm F4 L IS USM
Canon RFマウント
2021/07/15発売
ちょうど2021年に延期された東京オリンピックに合わせたかのように発売された、RF600mm F4 L IS USM。実際には東京オリンピックではまだまだ一眼レフユーザーが多かったわけですが、RF600mm F4 L IS USMの登場は、2022サッカーW杯などのスポーツ撮影、航空祭や野生動物撮影など、超望遠が求められる撮影でのフルミラの活躍に期待が高まります。RF600mm F4 L IS USMはどのような現場で活躍するレンズとなっているのでしょう。
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著者: enoF
スピーディーに出揃ったCanon RF超望遠ラインナップ
Canonは2021年から2022年にかけて、RFレンズの400ー1200mmという超望遠域レンズを一気に発売しました。
RF600mm F4 L IS USMはそんなRF超望遠レンズの1本なのですが、2021年7月というタイミング、延期された東京オリンピック直前に発売されたのが印象的でした。東京オリンピックではCanonのカメラシェアは6割と圧倒的シェアでしたが、EOS R3の発売がまだだったこともあって、多くのカメラマンが一眼レフを使っていました。
また、オリンピックの室内競技やフィールドレベルの撮影では400mm F2.8が活躍するので、EOS R3が間に合ってたとしてもRF600mm F4 L IS USMが活躍してたかは疑問ですが、カメラマンの選択肢が広がったことは確かです。
600mmという焦点距離はスポーツ撮影というよりも、航空機撮影や、野生動物、野鳥撮影などで多く使われます。EOS R3とRF600mm F4 L IS USMという組み合わせが、それらの撮影現場でどの様な写真を生み出すのかは非常に興味深いところです。
フルミラは一眼レフと比べると、高度に制御された瞳AFなどの機能や、像面位相差AFが暗所に強いといったメリットがあります。RF600mm F4 L IS USMはマウントアダプターを介さずにEOS Rシリーズに装着できるので、従来のEFレンズに比べると、これらの機能を最大限に活かすことが出来るようになりました。
フルミラの高いAFの追従性能は超望遠で小さな野鳥を追う場合や、高速で移動する航空機を追う場合には大きな武器となります。
光学的には大きく変更のない600mm F4ではありますが、マウント直結でEOS Rシリーズの性能をフルに引き出せるようになったことで、歩留まりよく撮影できることへの期待が膨らみます。
EFから乗り換える価値はあるのか
RF400mm F2.8 L IS USMと同じ様に、RF600mm F4 L IS USMもEFレンズと同様の光学系で、マウント変更によってAFスピードや手ぶれ補正を最適化しています。
それ故、写真のクォリティ的にはEFレンズにRFマウントアダプターを装着した場合と、RF600mmを使って撮影した場合は大きな差はありません。実際に、東京オリンピックでEOS R3を先行して使っていたカメラマンもEFレンズ+マウントアダプターを使っている場面がありました。
AFや手ブレはカメラマンの技術でどうにでもなる部分ではあるので、既にEF600mm F4L IS III USMを持っているカメラマンにとっては、RF600mm F4 L IS USMは買い替えるほどの魅力的なレンズというわけではないでしょう。
特に一眼レフからフルミラに乗り換えたユーザーでEFレンズが充実していれば、非常に高価な部類のレンズであるRF600mm F4 L IS USMに買い替える必要はなさそうです。
とはいえ、マウントアダプターを介さないことによるボディとの一体感やAFなどの連動性の良さは、新しく買う600mm単焦点としてはEOS RユーザーにとってRF600mm F4 L IS USMが最良の選択肢と言って良いでしょう。
噂レベルではありますが、EOS R1などでの搭載が予想される超高速連写についてはEF600mmでは対応せずにRF600mmのみになるという情報もあったりします。また、中古の買取価格でもRF版にはメリットがあります。
EOS 1Dxなどの一眼レフと共用するとかでなければ、あえてEF版を購入する必要はなさそうです。
ピュアRF600mm F4の発売はあるのか
完成の域にあるとされるEF600mm F4L IS III USMの光学系をそのまま採用したRF600mm F4 L IS USMですが、よりミラーレス用レンズらしい、専用設計のRF600mm F4の登場を期待する声も多くあります。
Canonは既にRF600mm F4 L IS USMとは違った光学系の600mm F4の特許と、エクステンダーを内蔵したRFレンズの特許を取得しています。
今回、EOS R3に先行する形で続々と発売されたRF超望遠レンズ。次はEOS R1の発売にあわせて、全く新しい光学系の超望遠RFのレンズが登場する可能性はありそうです。
しかし、RF600mm F4 L IS USMの様な高価なレンズが3-4年の短いスパンでリニューアルされることはあまり前例もなく、特許を取得したからと即製品化されることもないので、RF600mm F4 L IS USMも少なくとも5-6年は使うレンズとして考えて良さそうです。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 手ぶれ補正は強力で、従来より1段以上の余裕を感じる
- AFもISも動作音はかなり静かで、動画撮影も問題なさそう
- アダプター部分の違和感はない
- EF600㎜ IIIで言われていたボケのうるささはさほど感じなかった
- カメラ性能と相まってか成功率はかなり高まるレンズ
やはりEOS R3などの性能を引き出すにはRFレンズが必要といえそうです。
■ ネガティブレビュー
- フォーカスリングは回転角度が大きく、スピーディーに動かすには向いていない
- 新しいレンズなのにEFとくらべて真新しい点はほどんどない
- 高級レンズなのでハードケースに入れて欲しかった
- 付属のフードは大きく、ショートフードは別売り
- 入荷は未定でいつ手に入るかわからない
生産数が多いレンズではないので、2022年時点では納期についてはかなり長い期間をみておく必要がありそうです
まとめ
EFレンズと同じ光学系を採用したRF600mm F4 L IS USMについては、発売時点では真新しい点がないなどネガティブなレビューも見受けられました。
しかし、マウントアダプターを介さずにボディとリンクさせることで、EOS Rシリーズの機能をフルに発揮できる点などに高レビューも集まっています。
やはりEOS Rとの組み合わせはRFレンズが良好ということでしょう。同じ光学系だとされたEF600mm F4L IS III USMとボケ感が違うというレビューもあるのが興味深いところですです。
将来的なEOS R1との相性を考えてもRF600mm F4 L IS USMはCanonユーザーの600mmにおける最良の選択肢となりそうです。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
単焦点レンズ > 望遠
Canon RF600mm F4 L IS USM
新品: 1,850,000円
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製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | Canon |
タイプ | 望遠 |
マウント | Canon RFマウント |
関連製品
製品 | Canon RF600mm F4 L IS USM (本製品) | ||||
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価格 | 新品: 1,850,000円 | 新品: 1,724,900円 中古: 1,537,800円 | 新品: 2,604,000円 中古: 2,358,170円 | 新品: 83,980円 中古: 57,860円 | 新品: 134,880円 中古: 55,000円 |
焦点距離 | 600mm | 400mm | 1200mm | 600mm | 800 |
F値 | F4.0〜32.0 | F2.8〜32.0 | F8.0〜64.0 | F11.0 | F11.0 |
最短撮影距離 | 420.0cm | 250.0cm | 430.0cm | 450.0cm | 600.0cm |
重量 | 3,090g | 2,890g | 3,340g | 930g | 1,260g |
発売日 | 2021/07/15 | 2021/07/15 | 2022/05/26 | 2020/07/30 | 2020/07/30 |