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SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN|Contemporary [ソニーE用]

SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN|Contemporary [ソニーE用]

SONY Eマウント
2022/06/17発売

6月1日「写真の日」に発表されたSIGMAの新しい広角ズームレンズ。SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN|Contemporary。YouTubeでのプレゼンテーションでは、冒頭、SIGMA社長のレンズへの熱い想いからはじまりました。そんな熱い想いから生み出されたSIGMA 16-28mm F2.8 DG DN|Contemporaryとはどのようなレンズなのでしょう。

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SIGMAが広角で選んだ画角

SONY α7R IV / SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN|Contemporary
SONY α7R IV / SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN|Contemporary出典: instagram(@mizikihope)

SONY α7R IV / SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN|Contemporary
SONY α7R IV / SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN|Contemporary出典: instagram(@mizikihope)

SONY α7R IV / SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN|Contemporary
SONY α7R IV / SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN|Contemporary出典: instagram(@mizikihope)

近年、カメラメーカー、レンズメーカーの光学設計者を悩ませているのが、広角ズームの焦点距離ではないでしょうか。

もはや一眼カメラのスタンダードとなりつつあるフルミラは、一眼レフと比較してショートフランジバックという特性が光学設計、特に広角レンズにおいて非常に有利となります。

その特性を生かして、一眼レフにはない、超高性能レンズを作るのか、光学性能を維持して超コンパクトなレンズを作るのか、光学設計者としては、自由度が増えた分、悩みも多いのではないでしょうか。そんな中で、SIGIMAが2022年6月に発表したのがSIGMA 16-28mm F2.8 DG DN|Contemporaryです。

SIGMAは新たなF2.8通しの広角ズームとして、16-28mmという焦点距離を選択しました。Contemporaryラインということで、鏡筒サイズと価格、光学性能のバランスに配慮されたレンズで、ミラーレスと相性の良いコンパクトなレンズとなっています。

SIGMAはこのレンズを設計する際に、F2.8標準ズーム、28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryと同じ72mmの鏡筒サイズにするということを基本コンセプトとしました。

その結果、最大径は77.2であるものの、フィルター径、操作部の鏡筒径は72mmという非常にスマートな広角F2.8ズームとなっています。

Contemporaryとは思えない豪華なレンズ構成

もちろん、レンズへの熱い情熱を持ったSIGMAが生み出した16-28mm F2.8は単なる72mm径のコンパクトなレンズではありません。

全長約100mmという長さ的にもコンパクトな鏡筒内でありながら、インナーズームにこだわり、6群ものレンズ群を収納しました。他社がアウターズームを採用することでコンパクトなレンズを生み出している中で、インナーズームでありながら光学性能を維持しつつ価格も抑えられたレンズを生み出したのはさすがSIGMAといえます。

インナーズームにしたことによって、鏡筒は樹脂製でありながら防塵防滴性の高い信頼性のあるレンズとなります。屋外での使用頻度が高い広角ズームではこの点は非常に有利と言えます。

また、光学性能も、非球面レンズとfdlレンズを多用したことで色のにじみやゴーストが抑えられ、高い解像度を持ったレンズとなっています。fdlガラスは蛍石に近い光学特性の素材で、広角でネックとなりがちな収差による色にじみを抑えることに貢献します。

後加工が必要な周辺減光と、やや複雑な歪曲が光学的な弱点ですが、これについてはレンズプロファイルから補正が可能なもので、他社のレンズでもよく見られる、解像度を優先してデジタル加工で補正するという最近のスタンダードな設計方向といえます。

コンパクトでインナーズームを採用、さらに価格も抑えられていることを考慮すれば贅沢なレンズ構成と性能のレンズです。

ライバルは17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)

SIGMAのレンズ購入を検討するときに必ず比較対象となるのがTAMRONでしょう。

広角F2.8ズームとしてはTAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXDがSIGMAの16-28mmに先行して発売され、コンパクトで価格も抑えられたレンズとして好評を博しています。TAMRON 17-28mmとSIGMA 16-28mmはほぼ同一価格、同程度のサイズ感のレンズです。

比較ポイントとしては、TAMRONがやや低価格でコンパクト、SIGMAは広角が1mm短いという点でしょう。どちらのレンズも光学的には価格を上回る十分な性能があり、比較は難しくなりますが、TAMRONがやや寄りの撮影に強いという点も比較ポイントとなるかもしれません。

SIGMAのレンズについては、先にも書いた通り、28-70mm F2.8 DG DNとほぼ同サイズで2本揃えると非常に使いやすくなっています。

また、よく言われることですが、SIGMAとTAMRONはリングの回転方向が逆なので、多くのレンズをSIGMAで揃えるのか、純正レンズと混ぜて使うのかということからどちらにするか選ぶというのも良いでしょう。

製品
価格

新品: 88,119円

中古: 71,700円

焦点距離16-28mm 17-28mm
F値F2.8〜22.0F2.8〜22.0
最短撮影距離25.0cm19.0cm
絞り羽根枚数9枚9枚
重量450g420g
発売日2022/06/172019/07/25

ユーザーレビュー

■ ポジティブレビュー

  • 14-24mm Artと違い、出目金じゃないので使いやすい
  • 光芒の広がり方が好み
  • 28-70mm F2.8 DG DNと同じ大きさなので持ち運びやすい
  • AF速度は十分で、特に不満は感じない
  • 72mmのフィルターが使い回せるので便利

Contemporaryということで使い勝手の良さに高レビューが集まっていました。

■ ネガティブレビュー

  • SONYとはズームリングの回転方向が逆なので購入対象から外れてしまう
  • 星空撮影に使うにはちょっと物足りない性能
  • 望遠端はやはり35mmの方が使い勝手は良い
  • 絞ってもそこまでシャープさは得られない
  • 思ってたよりもちょっと高かったので値段が下がるの待ち

絞った際の解像度については、開放で既にある程度のシャープさがあることで劇的な向上はないようです。

まとめ

意欲的なレンズを生み出し続けるSIGMA。SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN|Contemporaryもまた、そんなSIGMAらしいレンズの1つとなっています。

28-70mm F2.8 DG DNと揃えた大きさでインナーズームという明瞭なコンセプトを前提として、その中に妥協なき光学性能が詰め込まれています。

自分が何をどういう風に撮りたいのかということを考えれば自ずとレンズも決まってくるのがSIGMAレンズの魅力といえます。

価格情報

SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN|Contemporary [ソニーE用]

ズームレンズ > 広角

SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN|Contemporary [ソニーE用]

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製品情報

カテゴリズームレンズ
メーカーSIGMA
タイプ広角
マウントSONY Eマウント