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SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art [ソニーE用]

SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art [ソニーE用]

「カミソリマクロ」。一眼カメラを趣味とするなら、この名前を1度は聞いたことあるという人がほとんどでしょう。初代カミソリマクロの登場から12年、二代目となるSIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Artは新たな伝説を生み出すレンズとなっているのでしょうか。SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Artの伝説級の性能をみていきましょう。

単焦点レンズ / SIGMA / マクロ
新品:
53,910円〜(34)
中古:
43,800円〜(37)

伝説の再来

SONY α7 III / SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art
出典:instagram(@ledzep325)
SONY α7 III / SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art
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SONY α7 III / SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art
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SONY α7 III / SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art
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一眼レンズの歴史に燦然と輝くSIGMA「カミソリマクロ」の名。

名玉と評されたMacro 70mm F2.8 EX DGはカミソリの異名と共に、多くのカメラマンに愛されてきました。70mm F2.8マクロレンズの極薄ピント面を高い解像力で切り取る描写はまさにカミソリという言葉がピッタリです。

SIGMAレンズに対する「とにかくピント面の解像力が高い」というイメージはこのレンズの印象が強いからということも言えそうです。

そんなMacro 70mm F2.8 EX DGの発売から12年の時を経て、SIGMAはArtという新たな高解像レンズラインを生み出し、そのArtラインから発売されたのが、70mm F2.8 DG MACRO | Art というマクロレンズです。

そもそも、70mmのマクロレンズというのはSIGMAの専売特許の様になっています。マクロレンズの焦点距離といえば、標準域の50mmと中望遠域の90mmがよく使われます。

50mmはいわゆる人間の目に近いとされる焦点距離で、最短撮影距離を短くできたり、やや広めの画角でマクロ撮影ができます。90mmは望遠よりということで歪みの少ない写真が取れたり、大きなボケを生み出すこともできます。

70mmはちょうどのそ中間の焦点距離で、50mmの様に歪みが大きく出ることもなく、90mmの様に遠近感が薄れてしまうこともなく、立体的に被写体を捉えることができます。

また、被写体と前玉の距離が程よく開くので、レフ板を置いたり、照明の工夫の余地も出てきます。単に他社が出してない焦点距離を狙ったというよりも、光学的にも実用的にも利便性が高いのが70mmマクロレンズです。

そんな70mmマクロにおいて、SIGMAが自信をもって光学性能を追求したArtラインで出してきた70mm F2.8 DG MACROは、カミソリマクロの名を継ぐにふさわしい高い光学性能を発揮しています。

近年SIGMAはArtレンズでも描画性能を優先して、歪曲収差等をデジタル補正に依存する形でのレンズ開発をすることもありますが、このレンズはそういったこともなく、歪曲や倍率収差が抑えられ、さらにピント面のカミソリの様なキレのある高い描写を持ったレンズとなっています。

まさにSIGMAの光学技術が詰まった、SIGMAを代表するレンズとなっています。
 

Eマウントに対応したことで更に使い勝手良く


SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Artは元々、Canon一眼レフ用のEFマウントレンズとして発売されていました。

当然、EFマウントレンズはMC-11を使って、SONY αシリーズで使うこともできますが、70mm F2.8 DG MACROはAFモーターにコアレスDCモーターという静音モーターではありますが、AF応答性が低いというデメリットがありました。

しかし、新たにEマウント対応の70mm F2.8 DG MACROが登場したことで、AF速度はだいぶ改善されました。

また、70mm F2.8 DG MACROは通常、手ブレの発生しやすいマクロレンズには搭載される傾向にある手ぶれ補正がありません。これは、光学性能を追求したことで、余計な光学系をいれたくなかったからという理由も考えられます。

しかし、手ぶれ補正がないので、Canon一眼レフでマクロ撮影する場合は三脚固定がほぼ必須で、手持ちでの撮影はかなり神経を使う必要があります。

一方、SONYのフルミラであればボディ内手ぶれ補正があるので、70mm F2.8 DG MACROでもより気軽に手持ち撮影ができます。

マクロレンズは、テーブル撮影などでしっかりと照明を組んで行うこともありますが、屋外で草花や昆虫を撮影することもあります。ボディ内手ぶれ補正のあるSONYフルミラと70mm F2.8 DG MACROはかなり使い勝手のよい組み合わせと言えそうです。
 

純正マクロより買いなのか


SONYには純正マクロレンズとしてFE 50mm F2.8 Macro、FE 90mm F2.8 Macro G OSSという2本があります。

FE 50mm F2.8 マクロは入門用マクロレンズとして、FE 90mm F2.8 Macro G OSSは本格的マクロレンズとして高い需要があります。FE 50mm F2.8 MacroはSIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Artと同じ様な価格帯で、軽量コンパクトなので扱いやすいレンズです。しかし、AFがかなり遅く、静物撮影、テーブルフォト以外ではかなり使いにくいレンズです。

FE 90mm F2.8 Macro G OSSはSIGMA 70mm F2.8よりも倍以上高い価格帯のレンズで、光学性能、AF速度共に文句なしとなりますが、やはり価格はネックとなります。光学的には純正レンズに勝るとも劣らない性能があるSIGMA 70mm F2.8だけに、単純なコスパだけを比較すると純正レンズを圧倒することになります。
製品

SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art [ソニーE用]

SONY FE 50mm F2.8 Macro SEL50M28

SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS SEL90M28G

価格新品:53,910円〜
中古:43,800円〜
新品:56,430円〜
中古:44,750円〜
新品:131,000円〜
中古:92,300円〜
焦点距離70mm50mm90mm
F値F2.8〜22.0F2.8〜16.0F2.8〜22.0
最短撮影距離26.0cm16.0cm28.0cm
絞り羽根枚数9枚7枚9枚
手ブレ補正--
防塵
防滴
重量570g236g602g
発売年月2018年07月2016年09月2015年06月
 

ユーザーレビュー


■ ポジティブレビュー
  • この画質があれば、AFが多少遅くても問題ない
  • 解像度はもちろん、歪曲収差も少なく、被写体をありのままの形で撮影できる
  • 重量570gは持ち運ぶにはちょっと重い
  • 中心だけでなく周辺までしっかり解像してくれる、まさにカミソリレンズ
  • 70mmなので散歩のときに使っても十分スナップで使える
カミソリマクロとしての高い光学性能はもちろん、70mmという焦点距離の使いやすさでも人気となっています。


■ ネガティブレビュー
  • 前玉がフォーカスで飛び出るので、レンズフードを使って保護が必要
  • AFはより高速なHSMを使って欲しかった
  • バイワイヤ制御のフォーカスにクセがあるので慣れが必要
  • 鏡筒の質感はちょっと安っぽく感じる
  • 重心が前玉よりで、実際の重量よりも重く感じる
全群繰り出しですが、レンズフード内で収まる仕様なので、前玉保護を考えるとレンズフードは常用した方が良さそうです。
 

まとめ


カミソリマクロとして愛された、SIGMAの70mm F2.8マクロレンズが、Artラインの70mm F2.8 DG MACROとなって更に進化しました。

SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Artは12年分の硝材の進化を詰め込み、カミソリの切れ味はそのままに、さらに収差を抑えた高い光学性能のレンズとなっています。

まだ一眼レフのフランジバックにあわせた設計ではあるものの、SONY Eマウントにも対応したことで、さらに使い勝手も良くなっています。

ミラーレスにあわせたDG DNマクロレンズの登場も期待されますが、初代カミソリマクロの発売から12年経過して70mm F2.8 DG MACRO | Artが発売されたことを考えると、Eマウント用を今すぐ購入しても大きな満足が得られるレンズとなりそうです。
基本仕様
対応マウントSONY Eマウント
フォーカスAF/MF
フルサイズ対応
APS-C専用-
レンズ構成10群13枚
絞り羽根枚数9枚
焦点距離

70mm

最短撮影距離26.0cm
最大撮影倍率1.0倍
開放F値F2.8〜22.0
画角34.3度
手ブレ補正機構-
防塵
防滴
サイズ・重量
最大径×長さ70.8x131.8mm
重量570g
フィルター径49mm
発売日
発売日2018年07月06日