
SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSS SEL100M28GM
SONY Eマウント
2025/11/21発売
SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSは、2025年11月にG Masterシリーズ初のマクロレンズとして登場。
最大撮影倍率1.4倍という高倍率性能が話題を呼び、単に「寄る」だけでなく、肉眼では見えない世界を“魅せる”ための一本です。ここではその実力を詳しく見ていきましょう。
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著者: enoF
肉眼を超えて「魅せる」レンズ
2025年11月21日に発売されたFE 100mm F2.8 Macro GM OSSは、G Masterシリーズ初の中望遠マクロとして開発され、マクロ撮影の常識を塗り替える存在となりました。 焦点距離100mm、開放F2.8、そして最大撮影倍率1.4倍というスペックは、単なる「寄れるレンズ」を超え、まるで顕微鏡のようにミクロの世界を描き出します。
G Masterらしく、解像力は非常に高く、ボケ味はとろけるように滑らか。花粉や昆虫の複眼など、肉眼では見えない微細なディテールまで鮮明に写し出します。さらに、テレコンバーターを使用すれば最大2.8倍まで拡大撮影が可能で、マクロ表現の幅が一気に広がります。
操作性も抜群で、クリック切替式の絞りリング、3段階のフォーカスリミッター、OSS(光学式手ブレ補正)、2つのカスタムFnボタンなど、プロの現場でも即戦力となる機能を搭載。 AFにはXDリニアモーターを採用し、静粛かつ高速で滑らかな動作を実現しています。マクロレンズとしては異例の完成度で、動画やスナップ撮影にも十分対応できます。
また、19箇所のシーリングによる高い防塵防滴性能と、前面のフッ素コーティングによる防汚性も装備。直径約81mm、長さ約148mm、重量約646gというサイズは、性能とのバランスが取れた設計です。 ポートレートや商品撮影、風景撮影にも使える汎用性を持ち、まさに“G Masterの名にふさわしい”一本といえるでしょう。
FE 90mm F2.8 Macro G OSSなどとの比較は
E 100mm F2.8 Macro GM OSSを検討する際、まず比較対象となるのがFE 90mm F2.8 Macro G OSS(SEL90M28G)です。 90mmは長年高い評価を得てきた等倍マクロの名玉で、優れた描写と安定したAFを誇ります。対して100mm GMは、最大1.4倍の撮影倍率やテレコン対応、XDリニアモーターによる高速AFなど、最新技術を盛り込んだアップデートモデルといえます。
サイズや重量は100mmがやや大きいものの、操作性や防塵防滴性能、動画対応力など、プロ志向の設計が随所に見られます。 より高精細な描写や拡張性を求めるなら100mm GM、軽快さやコストパフォーマンスを重視するなら90mm Gという選び方が自然です。
社外レンズでは、TAMRON 90mm F2.8 Di VC USD Macro(いわゆる“タムキュー”)や、SIGMA 105mm F2.8 DG DN Macro Artも比較対象になります。 TAMRONはコストパフォーマンスに優れ、SIGMAは高い解像力と美しいボケを両立しつつ価格を抑えています。等倍マクロで十分な方には、SIGMAも非常に魅力的な選択肢でしょう。
ただし、FE 100mm GMの最大撮影倍率1.4倍は他にない特徴であり、より深いマクロ表現を求めるフォトグラファーにとっては唯一無二の存在です。
| 製品 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 100mm | 90mm | 90mm | 105mm | 
| F値 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜16.0 | F2.8〜22.0 | 
| 最短撮影距離 | 26.0cm | 28.0cm | 23.0cm | 29.5cm | 
| 絞り羽根枚数 | 11枚 | 9枚 | 12枚 | 9枚 | 
| 重量 | 646g | 602g | 630g | 710g | 
| 発売日 | 2025/11/21 | 2015/06/26 | 2024/10/24 | 2020/10/23 | 
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- テレコンで2.8倍までいけるというのは魅力
- 絞りリングなど操作系の充実はさすがGMレンズ
- 重量バランスが良く、持ち運びも苦にならない
- クラッチ式のMFなのでMFで精密に操作できる
- OSS搭載というのがマクロレンズでは大きなメリット
最大2.8倍の撮影倍率も然ることながら、GMらしい高いビルドクオリティにも高評価が集まっていました。
■ ネガティブレビュー
- 玉ボケの口径食が強めで、ボケの形が気になることがある
- 価格が高めで、他のマクロレンズと比べて手が出しづらい
- フォーカスブリージングが多少あるため、動画用途では注意が必要
- 長時間の手持ちにはやや負担
- テレコン使用時の描写劣化が気になる
玉ボケやフォーカスブリージングなど、マクロレンズ故に気になる部分もあるようです。
まとめ
マクロ撮影の常識を覆す存在――それがSONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSです。 G Masterならではの圧倒的な解像力と美しいボケ味、最大1.4倍という驚異的な撮影倍率を兼ね備え、ミクロの世界を細部まで鮮明に描き出します。
静音かつ高速なAF、優れた操作性、防塵防滴構造など、プロユースに応える完成度も圧巻。 マクロ撮影はもちろん、ポートレートや商品撮影、風景撮影など幅広いシーンで活躍する万能な一本です。
“見る”を超えて“魅せる”――技術と芸術が融合した、まさにG Masterの名に恥じないレンズです。
著者

enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
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製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ | 
|---|---|
| メーカー | SONY | 
| タイプ | マクロ | 
| マウント | SONY Eマウント | 
関連製品
| 製品 |  SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSS SEL100M28GM (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 100mm | 90mm | 105mm | 70mm | 50mm | 90mm | 
| F値 | F2.8〜22.0 | F2.8〜16.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜16.0 | F2.8〜22.0 | 
| 最短撮影距離 | 26.0cm | 23.0cm | 29.5cm | 25.8cm | 16.0cm | 28.0cm | 
| 絞り羽根枚数 | 11枚 | 12枚 | 9枚 | 9枚 | 7枚 | 9枚 | 
| 重量 | 646g | 630g | 710g | 570g | 236g | 602g | 
| 発売日 | 2025/11/21 | 2024/10/24 | 2020/10/23 | 2018/07/06 | 2016/09/24 | 2015/06/26 | 
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