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SIGMA 24mm F2 DG DN|Contemporary [ライカL用]
LEICA Lマウント
2021/09/24発売
サードパーティレンズメーカーSIGMAが展開するフルサイズミラーレスカメラ専用設計レンズの1本、24mm F2 DG DN|Contemporaryの紹介です。「Iシリーズ」と銘打ったブランドに込められた新たな価値の提案と具体的な試みについて、詳しく届けしていきましょう。
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:42,000円(定額)
著者: 山添 太
高画質と常用性が売りのIシリーズ広角レンズ





SIGMAが繰り出す「Iシリーズ」とは、今、カメラやレンズをあえて所有する価値を模索し、物づくりの観点から追求したもの。いずれのレンズも、SIGMAがこれまで培ってきた技術力を結集し、その価格帯のものとは思えないほどのクオリティに仕上げられています。
そこからさらに、高画質と常用性を両立させたものとコンパクトネスを追求したものに区分けがされており、今回紹介する24mm F2 DG DN|Contemporaryはその前者にあたるレンズとなっています。
コンパクトネス追求タイプであるもう一つの24mm単焦点レンズ、24mm F3.5 DG DN|Contemporaryと比べると、24mm F2 DG DN|Contemporaryは長さが約20mm長く、重さも約140g重いです。とはいえ、24mmF2の単焦点レンズとしては充分コンパクト。ボディの小さいミラーレスにマッチしたレンズといって差し支えはないでしょう。
標準域ズームレンズでも24mmの画角を扱えたりもしますが、スナップに長けた画角でもあるので取り回しが良いにこしたことはありません。F値の明るさに加えて最短撮影距離24.5cmとそれなりに寄ることができるので、ボケ味とパースの効いた絵作りを楽しむことができます。
SLDガラス2枚、FLDガラス1枚を用いることで収差をしっかり抑え、高い解像力と均一性を実現。サジタルコマフレアもかなり抑制されているので、広角レンズの主戦場ともいえる星景撮影や夜景撮影にも充分力を発揮してくれるでしょう。
所有欲を満たす、確かな造り
小型軽量でありながら、それを良い意味で感じさせない造形力がIシリーズ最大の特徴。贅沢にも切削アルミニウムによる外装を採用し、手にした時の質感の良さはもちろん、同時に剛性や耐久性も確保しています。
ちなみにこれは、業務用の映画撮影用のレンズに用いられている技術の転用。Iシリーズ自体の比較的安価な価格帯を考えると、非常にコストパフォーマンスの高い仕様と言えます。
そのほか、通常のプラスチック製キャップだけでなく、マグネット式のメタルキャップが付属。レンズキャップの付け外しをスムーズに行うことができるので、持ち歩きの長いスナップ撮影中のレンズ保護にも便利。別売りのメタルキャップホルダーを用いれば、紛失の心配もしづらくなるので便利です。
愛用者のコメント
憧れのSIGMA fpと一緒に使う最初のレンズは、コンパクトであっても所有感を満たしてくれるIシリーズにしようと決めていました。
程よい重量感やフォーカスリングのクリック感など、使っていて気持ちのいいSIGMA 24mm F2 DG DN|Contemporaryは、広角が苦手だと思い込んでいた僕を、良い意味で裏切ってくれました。
風景写真がメインだと思っていた広角レンズですが、室内の空気感もしっかりと写真の中に閉じ込めてくれます。
毛並みやキルトなど、その質感を繊細に表現してくれる描写力。そんなSIGMAらしいキリッとした写りの中にでも、感じてしまう柔らかな質感は、F2という明るさによるものなのかなと思っています。
硬さと、柔らかさ。そのコントラストが日常の風景にほんの少しだけ、非日常感をプラスしてくれるお気に入りのレンズです。



ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 小型なのに重量を感じられる質感と造りの良さ
- Iシリーズの中でも目を見張る描写力
- マニュアル操作も快適
- ボケを活かした絵作りが楽しい
- 補正が効いているのを実感できる
Artシリーズと比べて劣ると評価されがちなContemporaryレンズの中でも高評価なレビューが多かった印象。
■ ネガティブレビュー
- レンズフィルターを付けるとマグネット式メタルキャップが付けられなくなる
- F3.5版と比べると撮影倍率が低い
マグネット式メタルキャップの使いにくさを指摘しているレビューを発見。保護フィルターを付ける派の人は要注意。
まとめ
造りの良さと高画質を兼ね備えたコスパの良いIシリーズが誇る広角単焦点レンズ、24mm F2 DG DN|Contemporary。シリーズの中ではほんの少し大きくて重さもあるけれど、携帯性は充分、常用レンズとしても充分マッチしたボリュームに収まっています。操作性はシンプルでわかりやすく、感触も上々。
対応機種を所有している人でまた単焦点レンズは未体験という人は、ぜひこのレンズから単焦点の面白さを味わってみてください。
著者

山添 太
編集者、ライター、カメラマン。出版社在籍中にカメラの面白さに魅了され、機材の収集、撮影、自家現像や自家プリントにもトライし、カメラ関連の特集や単行本も多数手がけるまでに。現在はフリーランスとしてカメラ関連をはじめ、趣味にまつわるジャンルで多岐にわたって編集・執筆。カメラマンとしての活動も積極的に行っている。
販売情報
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:42,000円(定額)
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | SIGMA |
| タイプ | 広角 |
| マウント | LEICA Lマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() SIGMA 24mm F2 DG DN|Contemporary [ライカL用] (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 24mm | 24mm | 35mm | 35mm | 20mm | 35mm |
| F値 | F2.0〜22.0 | F1.8〜16.0 | F1.8〜22.0 | F1.4〜16.0 | F2.0〜22.0 | F2.0〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 24.5cm | 24.0cm | 24.0cm | 30.0cm | 22.0cm | 27.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 11枚 | 9枚 | 9枚 |
| 重量 | 365g | 310g | 295g | 645g | 370g | 325g |
| 発売日 | 2021/09/24 | 2021/09/22 | 2021/12/16 | 2021/05/14 | 2022/02/25 | 2020/12/18 |

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