トップ カテゴリ 単焦点レンズ SIGMA 35mm F1.2 DG DN|Art [ライカL用]
SIGMA 35mm F1.2 DG DN|Art [ライカL用]

SIGMA 35mm F1.2 DG DN|Art [ライカL用]

LEICA Lマウント
2019/07/26発売

サードパーティレンズメーカーSIGMAが展開する単焦点レンズ、35mm F1.2 DG DN|Artの紹介です。SIGMAとしては初となるF1.2を実現させたレンズであり、ただ明るいだけでなく、SIGMAらしい描写や、今のカメラシーンでも運用しやすいサイズ感を追求するなど、あらゆる企業努力が詰まった1本となっています。詳しく解説していきましょう。

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ミラーレス時代の新たなArtライン。SIGMA創るF1.2の世界

SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art
SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art出典: instagram(@toshi2000)
SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art
SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art出典: instagram(@toshi2000)
SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art
SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art出典: instagram(@toshi2000)
SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art
SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art出典: instagram(@toshi2000)
SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art
SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art出典: instagram(@toshi2000)

いい意味で過激なレンズを数多くリリースしてきていたSIGMAが、35mm F1.2 DG DN|Artで初のF1.2レンズであったことには少々驚き。ただ、Artシリーズの初弾を担ったのが同じ35mmであったことを考えると、初のF1.2に35mmをチョイスしたところにはエモーショナルな感情を覚えてしまいますね。

そんなミラーレス時代におけるArtシリーズの象徴となり得る35mm F1.2 DG DN|Artは、もちろんミラーレス専用設計によるもの。ある程度はカメラ内の光学補正機能を活用して、それだけでは難しい補正を光学設計でカバーしているので、コンパクトさと高い収差補正の両立を実現しています。

特にF1.2という明るさとなってくると、他にはないボケ味などが期待できるぶんより収差の影響が出やすく、開放ではなかなか実用しづらいというのが通例だったりします。それをSIGMAは、SLD硝子3枚、非球面レンズ3枚、その内の一枚は両面非球面レンズという贅沢なレンズ構成によって解決。ミラーレス機がもたらす高解像度のもとでF1.2の世界を存分に堪能することができます。

光点に鳥が羽ばたく形ができてしまうサジタルコマフレアを高いレベルで抑えているので、F1.2という明るさを活かした夜景撮影や、極めて浅い被写界深度が生み出す幻想的な景色をバックにポートレートを行うというのも非常に良さそうです。

実用性の高さも魅力

直感的な操作のために絞りリングを搭載しつつ、クリック感のON/OFFができるようにして、動画撮影での使用にも配慮。SIGMAのミラーレス専用設計レンズではおなじみの機能となっています。それ以外にはAFLボタンとAF/MFの切り替えスイッチのみとシンプル。

大型の超音波モーターを採用することで、12群17枚という破格のレンズ構成でも安定したAF速度を実現。精度も高いので、F1.2という極めて浅い被写界深度でも安定した合焦を期待できます。

ちなみに、サイズは全長136.2mmで重さ1090g。半段違う35mm F1.4 DG DN | Artよりも約435gも重いレンズにはなってきます。ただ、中望遠にはなりますがCanonのRF85mm F1.2 L USMが約1195g、標準域のRF50mm F1.2 L USMでも約950gであることを考えると、充分許容範囲と言えるでしょう。

製品
価格

新品: 136,043円

中古: 114,800円

新品: 91,575円

中古: 70,900円

焦点距離35mm35mm
F値F1.2〜16.0F1.4〜16.0
最短撮影距離30.0cm30.0cm
絞り羽根枚数11枚11枚
重量1,090g645g
発売日2019/07/262021/05/14
表は左右にスクロールできます

愛用者のコメント

千木良 敏弘

千木良 敏弘

SIGMAファン。週末フォトグラファー。言語化される前の感情、エモを写したい

このレンズの魅力:

① 開放のボケ量 :準広角でありながら10m近く離れていてもピント面と背景をしっかり分離させるので、主題に視線を誘導しつつ、広大な背景を入れることができる

② 解像度とボケの綺麗さが作り出す立体感:えげつないほどの描写で被写体が引き立つ

③ ブルーオーシャン:50mmは万能で使いやすいが、同時に激戦区であり見たことある絵になりがち。35mmは上記の①②を含め見たことのない表現ができるかも、と思わせてくれるワクワクがある

上記の特徴により、ぼんやりした意識で開放で撮ると気持ち悪い絵になります。このレンズは「何を主題に据えて、どんな環境、背景を入れることでどういうストーリーを表現したいのか」を考えて撮ることを強制してきます。私にとっては、写真表現の厳しさと、戦いを制した時の快感を齎してくれる「魔」のレンズです。

SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art
SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art出典: instagram(@toshi2000)
SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art
SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art出典: instagram(@toshi2000)
SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art
SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art出典: instagram(@toshi2000)
SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art
SIGMA fp / 35mm F1.2 DG DN|Art出典: instagram(@toshi2000)

ユーザーレビュー

■ ポジティブレビュー

  • AFが使える35mmF1.2レンズはこれだけ
  • AFは速くて正確。瞳AFでも違和感なく追従してくれる
  • シャープで繊細な写りはこのレンズだけの魅力的
  • フードにロックが付いているのは地味にありがたい

このレンズでしか見られない景色があるといった評価。総合すると繊細で透明感のある描写のようです。

■ ネガティブレビュー

  • 重たいのでスナップにはイマイチ
  • フードにゴミが付きやすい
  • AFの作動音が少し大きく感じる

重さの指摘は多少あるものの、重心バランスを考慮した設計がされているようで、数字よりも軽く感じるという声も。絞りリングのクリック感をケアしている反面、AFの作動音が多少大きいことには、動画派は気になるポイントかもしれません。

まとめ

F1.2まで使えるレンズはあまりないうえに、そのほとんどはMFレンズ。AFやカメラ本体の機能まで使える35mm単焦点レンズは、この35mm F1.2 DG DN|Artしかありません(2023年1月時点)。

LマウントとSONY Eマウント用レンズがあるので、対応のカメラ本体を持っている人はもちろん、このレンズを目当てにどちらかのマウントを導入するもの有り。F1.2という明るさなのでさすがに安くはありませんが、純正レンズに比べるとかなりリーズナブルな価格帯に収まっています。

35mmというオールマイティな画角とともに、まだ見ぬF1.2の世界を堪能してみてはいかがでしょうか。

価格情報

SIGMA 35mm F1.2 DG DN|Art [ライカL用]

単焦点レンズ > 広角

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カテゴリ単焦点レンズ
メーカーSIGMA
タイプ広角
マウントLEICA Lマウント