
Canon EF35mm F1.4L USM
Canon EFマウント
1998/12/01発売
Canon EF35mm F1.4L USMは、35mmの広角と開放F1.4を組み合わせたEFマウント用Lレンズです。研削非球面レンズを採用した11枚構成にリングUSMとフルタイムMFを組み合わせ、最短撮影距離0.3mに対応する大口径広角単焦点です。
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著者: ONE SCENE 編集部
35mm F1.4を組み合わせたEF大口径広角Lレンズ
Canon EF35mm F1.4L USMは、1998年12月に発売されたEFマウント用の大口径広角単焦点レンズです。焦点距離35mm、開放F1.4という仕様を持ち、Lレンズとして設計されています。
レンズ構成は9群11枚、絞り羽根は8枚。最短撮影距離は0.3m、最大撮影倍率は0.18倍で、72mmフィルターを採用しています。最大径79mm、全長86mm、重量は580gです。
35mmは標準域に近い広角で、周囲の状況を取り込みながら被写体との距離によって画面構成を変えられる焦点距離です。本レンズではそこにF1.4の大口径を組み合わせています。
研削非球面レンズを採用|F1.4の光学系を11枚で構成
光学系には研削非球面レンズを採用しています。キヤノンはこの非球面レンズによって球面収差や歪曲収差などを補正し、画面周辺までの描写性能を追求した設計としています。
レンズ構成は9群11枚です。35mm F1.4という大口径広角では、広い画角と大きな開口を両立しながら各種収差を補正する必要があり、非球面レンズがその光学設計を支えています。
また、後群フォーカス方式を採用しています。フォーカシング時にレンズ後方の比較的小さなレンズ群を動かすことで、AF駆動にも配慮した構成です。
リングUSM+フルタイムMF|AF後のピント調整にも対応
AF駆動にはリングUSMを採用しています。USMは超音波振動を利用してフォーカス機構を駆動するキヤノンのAFモーターです。
フルタイムマニュアルフォーカスにも対応しており、AFモードのままフォーカスリングを操作してピントを調整できます。
開放F1.4では被写界深度が浅くなるため、AFで合わせた後に撮影者が意図する位置へピントを微調整できることは、操作面で意味のある機能です。
0.3m・0.18倍|被写体へ寄って使える35mm
最短撮影距離は0.3m、最大撮影倍率は0.18倍です。35mmの広角を保ちながら被写体へ30cmまで近づくことができます。
広角レンズで被写体へ近づくと、手前の被写体と背景との距離感を画面内に取り込みやすくなります。離れて広い範囲を収めるだけでなく、撮影距離を詰めた構図にも対応できることが35mmと0.3mの組み合わせの特徴です。
一方、マクロレンズではないため、最大撮影倍率は0.18倍です。小さな被写体そのものを大きく写すことより、周囲の環境を含めた構図を作る用途に適した仕様です。
EF35mm F1.4L II USMとの違い|BRレンズ採用で光学系を刷新
2015年9月にはEF35mm F1.4L II USMが発売されました。焦点距離35mm、開放F1.4という基本仕様を引き継ぎながら、光学系は大きく変更されています。
初代EF35mm F1.4L USMは9群11枚、8枚羽根、最短撮影距離0.3m、最大撮影倍率0.18倍、72mmフィルター、79×86mm、580gです。
II型は11群14枚、9枚円形絞り、最短撮影距離0.28m、最大撮影倍率0.21倍、72mmフィルター、80.4×105.5mm、760gとなっています。
II型で特に重要なのが、キヤノンが新開発したBRレンズの採用です。BRはBlue Spectrum Refractive Opticsの略で、青色光を大きく屈折させるBR光学素子を凹レンズと凸レンズで挟み込んだ複合レンズです。大口径レンズで発生する色収差の補正を目的としています。
さらにII型では研削非球面レンズ1枚とガラスモールド非球面レンズ2枚、UDレンズ1枚を採用し、防塵・防滴構造や前後面のフッ素コーティングも備えています。
初代580g、II型760g|小型軽量性には明確な差
光学系や近接性能ではII型が更新されていますが、初代にはサイズと重量の違いがあります。
初代は79×86mm・580gなのに対し、II型は80.4×105.5mm・760gです。重量差は180gで、II型は全長も約19.5mm長くなっています。
どちらも35mm F1.4のEF Lレンズですが、同じサイズのまま世代交代したわけではありません。II型では光学系や耐環境性を強化した一方、初代はより短く軽い鏡筒となっています。
中古で両モデルを比較する場合には、世代の新しさだけでなく、このサイズ・重量差も選択条件になります。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 35mm | 35mm |
| F値 | F1.4〜22.0 | F1.4〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 30.0cm | 28.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 8枚 | 9枚 |
| 重量 | 580g | 760g |
| 発売日 | 1998/12/01 | 2015/09/17 |
どんな撮影に向く?|35mm F1.4と580gのバランスを重視する場合に
EF35mm F1.4L USMの中心となるのは、35mmの広角とF1.4の大口径を79×86mm・580gの鏡筒にまとめていることです。0.3mまで近づくことができ、リングUSMとフルタイムMFにも対応しています。
後継II型ではBRレンズをはじめ光学系が刷新され、近接性能や防塵・防滴性能も強化されています。その一方で重量は760gまで増加しています。
そのため初代を選ぶ際には、II型と同じ35mm F1.4という基本仕様を持ちながら、180g軽く全長も短い点をどう評価するかがポイントになります。光学設計の世代差と携帯性のどちらを優先するかによって、2本の位置づけを整理できます。
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ONE SCENE 編集部
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ECサイトの販売情報
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FUJIFILM X-T4[ボディ ブラック]
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製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | Canon |
| タイプ | 広角 |
| マウント | Canon EFマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Canon EF35mm F1.4L USM (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 35mm | 28mm | 20mm | 14mm | 24mm | 15mm |
| F値 | F1.4〜22.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 | F1.4〜22.0 | F2.8〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 30.0cm | 25.0cm | 25.0cm | 20.0cm | 25.0cm | 20.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 8枚 | 7枚 | 6枚 | 6枚 | 8枚 | 5枚 |
| 重量 | 580g | 310g | 405g | 645g | 650g | 330g |
| 発売日 | 1998/12/01 | 1995/09/01 | 2002/08/08 | 2007/09/01 | 2008/12/19 | 1987/04/01 |






















