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定額買取

Canon EF24mm F1.4L II USM
Canon EFマウント
2008/12/19発売
24mm F1.4は標準ズームのワイド端側の焦点距離で、ズームレンズにはない開放F値、明るさを持ったレンズです。そのため、ニーズも高く、CanonはこのLレンズを1997年発売のI型から2008年にII型へと着々と進化させました。EF24mm F1.4L II USMはニーズに応えるレンズとなっているのでしょうか。
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本体の買取額:66,100円(定額)
著者: enoF
中央部のCanonらしい描写が魅力の広角単焦点



Canonの広角EFレンズの中で、最も明るい開放F値のレンズがEF24mm F1.4L II USMです。
24mmよりも広角域のレンズはF2.8が最も明るい開放F値となっているので、広角域で明るいレンズを求めるのであればEF24mm F1.4L II USMが唯一の選択肢と言って良いでしょう。
広角レンズは望遠レンズに比べるとボケ描写が得られにくいという特徴があります。そのため、広角の明るくボケやすい単焦点はニーズも高くなります。
EF24mm F1.4L II USMは非球面レンズとUDレンズを2枚使うことで、I型から色収差や歪曲収差の補正は良好に進化しており高い描写力が特徴です。
特に中央部の描写は開放からシャープで、Canonらしい高コントラストな写真を撮ることができます。主題となる被写体を中央部に置いて、背景を大きくボカすような撮影には最適のレンズとなります。
ただし、開放では周辺光量落ちが大きく、周辺の描写も良好とは言えません。そのため、画角に全体にメインとなる被写体を写す場合には、開放ではなくある程度絞って撮影する必要があります。
星空や夜景をEF24mm F1.4L II USMで撮影しようとするなら、F1.4では周辺部が甘くなるので、少なくともF2.8までは絞った方が良いでしょう。
EF24mm F1.4L II USMは開放の明るさや、中心部のシャープな描写を活かすことでズームレンズでは撮れない写真を撮ることができます。
無印標準ズームの次に最初のLとして買いたい単焦点
すでにレンズ沼にハマってしまった人にとっては、EF24mm F1.4L II USMはさらなる深みにハマってしまうかもしれません。
EF24-70mm F2.8L II USMの次にEF24mm F1.4L IIを手にしても、意外とF1.4での描写が甘く、結局F2.8などに絞ってしまうので、あまり明るい単焦点の利点を体感できない可能性があります。
それよりもEF24-105mm F3.5-5.6 IS STMなどの無印標準ズームの次に購入することがおすすめです。EF24mm F1.4L II USMは新品で16万とEF24-70mm F2.8L II USMに近い価格ですが、中古なら10万円程度で購入できるのでEF24-70mm F2.8より低コストで入手可能です。
仕事で撮影するのであればEF24-70mm F2.8L II USMはマストで必要なレンズですが、アマチュアには必携というわけではなく、それよりもEF24mm F1.4L IIの様な明るい単焦点を標準域では揃えたほうがメリットは多くなります。
開放F1台の明るさはズームレンズでは実現しづらく、単焦点の特徴です。特に使用頻度が高い標準域ではF1.4などの高い描写力が欲しくなる機会は増えます。
そのため、EF24-70mm F2.8L II USMを持っていても、より明るいレンズが欲しくなり、標準域の単焦点を揃え始めたりしてレンズ沼にハマることもあります。標準域でレンズを揃えるなら、大三元よりも先に単焦点を買ってみるという選択肢はいかがでしょう。
暗がりで動く被写体を止めるレンズ
暗がりで撮影するときに、まず気にするべきは手ブレになります。基本的に手ブレは「1/焦点距離」のシャッタースピードより遅くなると目立ちやすくなるとされます。
つまり、EF24mm F1.4L II USMなら1/24より速いシャッタースピードであれば手ブレは気にせず撮影できるということになります。EF24mm F1.4L IIはレンズ内手ブレ補正はありませんが、日中、屋外の撮影なら手ブレはまず気にしなくてよいということになります。
室内でもロウソク程度の明るさがあればF1.4の開放絞りならISO1000ぐらいで1/30程度で撮影できます。つまり室内でも手ブレはほとんど気にしなくてよいのがEF24mm F1.4L IIということになります。
それよりも、開放F1.4の暗がりでの真骨頂は被写体ブレにあります。暗がりでは手ブレも出ますが、被写体が動くことによるブレ、被写体ブレもあります。
F1.4で撮影すれば、シャッタースピードをより速くすることができるので被写体ブレも抑えることができます。やや暗い標準ズームでは動く被写体を撮影できないような暗がりでも、EF24mm F1.4L II USMなら被写体をピタッと止めることができます。
そういった点から、暗がりでポートレートを撮るときや、動物などの撮影でも使えるレンズです。暗がりで積極的に使いたいレンズがEF24mm F1.4L II USMです。
作例紹介

逆光耐性は強く、太陽に向かっても問題なく撮影できます

24mmはポートレートでも活躍する画角です

絞ることで周辺部の甘さはなくなります

広角特有の歪みなどはほとんどなく、気にする必要はありません

暗がりでの設定の自由度の高さは明るい単焦点のメリットです
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- ポートレートで使うと50mmなどとはまた違った描写が楽しめる
- 防塵防滴でレンズフードも付属しているのは流石Lレンズ
- AFは速度も静音性も十分
- イメージ通りの写真が撮れる優等生といった印象
- 24mmF1.4は新鮮な写真が撮れる
意外と周辺の描写へのネガティブなレビューは少なく、画質は全般的に満足するユーザーが多くなっています。
■ ネガティブレビュー
- 購入時から後ピンの傾向があり、サポートに出しても直らなかった
- とにかく重いので持ち運ぶときは覚悟が必要
- 常用レンズにするには難しい画角
- 風景写真なら結局絞るからEF24mm F2.8 IS USMがおすすめ
- APS-Cではファインダーには写らないフレアやゴーストが出た
ピントの問題を訴えるレビューがいくつかあり気になりました。購入時にはまずピントチェックをしたが良いでしょう。
まとめ
2008年発売ということで、EF24mm F1.4L II USMの購入を検討するなら、正直なところIII型の登場を待ちたいという本音もあります。しかし、RFレンズの拡充が急務のCanonにとって、EFレンズの開発は後回しとなるので後継レンズの発売は期待薄でしょう。
EF24mm F1.4L II USMの開放は周辺光量落ちという弱点こそありますが、中心部の描写は文句なしなので、デジタル補正することで設計の古さは感じさせないレンズとなります。
RFレンズが出揃っていない現状では、開放F1.4で一眼レフで使っても暗がりに強いレンズですが、マウントアダプターでボディ内手ブレ補正のミラーレスと組み合わせても面白いレンズと言えそうです。
著者

enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報

単焦点レンズ > 広角
Canon EF24mm F1.4L II USM
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本体の買取額:66,100円(定額)
製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | Canon |
タイプ | 広角 |
マウント | Canon EFマウント |
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焦点距離 | 24mm | 14mm | 24mm | 28mm | 35mm | 35mm |
F値 | F1.4〜22.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 | F1.4〜16.0 | F2.0〜22.0 |
最短撮影距離 | 25.0cm | 20.0cm | 20.0cm | 23.0cm | 30.0cm | 24.0cm |
絞り羽根枚数 | 8枚 | 6枚 | 7枚 | 7枚 | 9枚 | 8枚 |
重量 | 650g | 645g | 280g | 260g | 665g | 335g |
発売日 | 2008/12/19 | 2007/09/01 | 2012/06/01 | 2012/06/01 | 2012/11/30 | 2012/12/07 |
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