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Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZF [ニコンF用]
Nikon Fマウント
2010/01/20発売
Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZFは、6群7枚のPlanar光学系を採用したニコンFマウント用MF標準レンズです。2006年にZFシリーズ第1弾として登場し、50mm F1.4を330gの金属鏡筒に凝縮。CPUを持たない機械式Ai-S互換のZFマウントと223度のフォーカスリングを組み合わせた、シリーズの原点となる一本です。
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著者: ONE SCENE 編集部
ニコンFマウントで復活したZEISS ZFシリーズ第1弾
Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZFは、2006年に登場したニコンFマウント用MF標準レンズです。Planar T* 85mm F1.4 ZFとともにZFシリーズの第1弾として発表され、国内では同年2月に発売されました。
当時のZFシリーズは、コシナとCarl Zeissの共同開発によってニコンFマウントへZEISSのMFレンズを展開する新しいシリーズでした。本レンズはフィルムカメラだけでなくデジタルカメラへの対応も明確に掲げ、Ai-S互換の機械的な操作系を採用しています。
光学系は6群7枚のPlanar構成で、50mm F1.4ながら最大径66mm、全長45mm、重量330g。後年の大型化した高性能50mmとは異なり、コンパクトな鏡筒でF1.4とMF操作を使えることが特徴です。
特徴①|6群7枚のPlanarを50mm F1.4・330gにまとめる
焦点距離は50mm、開放F値はF1.4、最小絞りはF16。光学系は6群7枚で、絞り羽根は9枚を採用しています。
最短撮影距離は45cm、最大撮影倍率は1:6.7です。マクロレンズのような近接性能はありませんが、標準レンズとして人物、スナップ、静物、風景などを扱いやすい基本仕様になっています。
最大径66mm、全長45mm、重量330gで、フィルター径は58mm。F1.4の大口径標準レンズでありながら、カメラにつけた状態での取り回しを大きく損なわないサイズに収まっています。
大型の光学系によって性能を追求する後年の50mm F1.4とは異なり、6群7枚のPlanarとF1.4をコンパクトな金属鏡筒で使う。その構成自体が、このレンズを現在の50mm F1.4と分けるポイントです。
特徴②|223度のフォーカスリングでF1.4をMFで使う
フォーカスはMF専用で、AFやレンズ内手ブレ補正は搭載していません。フォーカスリングは無限遠から最短撮影距離まで223度の回転角を持ちます。
F1.4では被写界深度が浅くなるため、MF専用という仕様は撮影方法に直結します。AFで素早く被写体を捉えるのではなく、ファインダーを確認しながら撮影者自身がピント位置を追い込むことを前提としたレンズです。
一方で重量は330gに抑えられています。大きく重いMFレンズではなく、50mmの標準レンズとして持ち歩きながらF1.4とMF操作を使えることが特徴です。
動く被写体をテンポよく撮影する用途にはAFレンズの方が適しています。反対に、撮影速度よりフォーカス操作そのものを重視するなら、223度の回転角を持つMFリングがこのレンズを選ぶ理由になります。
購入前に知っておきたいこと|初期ZFにはCPUがない
中古購入で特に重要なのが、ZFと後発のZF.2を区別することです。初期ZFはニコンAi-S互換の機械式マウントで、CPUを搭載していません。
絞りリングを備え、絞り値伝達用の露出連動機構を使う設計なので、カメラ側の対応状況によって測光や露出制御など利用できる機能が変わります。装着できることと、ボディの各機能を利用できることは分けて考える必要があります。
後発のZF.2ではCPUが追加され、対応ボディとの電子的なレンズ情報のやり取りやカメラ側からの絞り制御が可能になりました。光学系や50mm F1.4、最短45cm、330gといった基本仕様は共通していますが、カメラとの連携方法には明確な違いがあります。
また、後年のMilvusシリーズで採用されたシーリングやデクリック機構も本製品にはありません。ZFは機械式のAi-S互換MFレンズとして登場した、ZEISS一眼レフ用レンズの初期世代です。
ZF.2・NIKKOR 50mm F1.4Gとの違い|同じ50mm F1.4でも操作方法が違う
最も近い比較対象は後継のPlanar T* 50mm F1.4 ZF.2です。ZF.2も6群7枚、50mm F1.4、最短45cm、最大1:6.7、58mmフィルター、330gという主要仕様を共有しています。
大きな違いはCPUの有無です。初期ZFはCPUを搭載しない機械式Ai-S互換、ZF.2はCPU内蔵Ai-S互換なので、同じPlanarの光学系をどのようにニコンボディと組み合わせるかが選択のポイントになります。
実際の購入候補として比較したいのがAF-S NIKKOR 50mm f/1.4Gです。NIKKORも50mm F1.4、最短45cm、58mmフィルターという近い基本仕様を持ちながら、AF-SによるAFに対応し、重量は約280gです。
AFを使って50mm F1.4を軽快に撮影したいならNIKKORが適しています。Planar ZFは約50g重くAFもありませんが、機械式Ai-S互換の鏡筒と223度のMFリングを使って、自らピントと絞りを操作するところに大きな違いがあります。
ZF.2より電子連携が少なく、NIKKORより撮影操作も手動になる。それでも初期ZFを選ぶ理由は、2006年に登場したZFシリーズそのものの機械式インターフェースと、コンパクトな50mm F1.4を組み合わせて使えることにあります。
| 製品 | |||
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 50 | 50 | 50mm |
| F値 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 |
| 最短撮影距離 | 45.0cm | 45.0cm | 45.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 | 9枚 |
| 重量 | 330g | 330g | 280g |
| 発売日 | 2010/01/20 | 2010/01/20 | 2008/12/05 |
どんな撮影に向く?|機械式の50mm F1.4を自分で操作したい人へ
Planar T* 50mm F1.4 ZFが向いているのは、人物、静物、風景、スナップなどで50mmを使いながら、AFや電子制御よりMFと絞りリングによる操作を重視したい撮影者です。330gという重量なら、MFレンズとして日常的に持ち歩く使い方もしやすくなります。
特にフィルム一眼レフやAi-S世代の操作体系を好む場合には、CPUを持たない初期ZFの構成そのものが選択理由になります。一方、デジタル一眼レフとの電子連携を重視するなら、同じ基本光学仕様を持つZF.2の方が扱いやすくなります。
動く被写体をAFで捉えたい場合には、AF-S NIKKOR 50mm f/1.4Gの方が目的に合います。初期ZFを選ぶかどうかは、単純な光学スペックよりも、どのような操作方法で50mm F1.4を使いたいかによって決まります。
6群7枚のPlanar、F1.4、330gの金属鏡筒、223度のMFリング、そしてCPUを持たないAi-S互換マウント。後発のZF.2ではなく初期ZFを選ぶ意味は、このシンプルな機械式50mmをそのまま使えることにあります。
著者

ONE SCENE 編集部
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ECサイトの販売情報
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/

例えば...
Canon EOS R10[ボディ]
86,400円(定額)で買い取ります
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | Carl Zeiss |
| タイプ | 標準 |
| マウント | Nikon Fマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZF [ニコンF用] (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 50 | 50 | 35mm(35mm判換算:52.5mm相当) | 50mm | 50mm | 58 |
| F値 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 | F1.8〜22.0 | F1.4〜16.0 | F1.8〜16.0 | F1.4〜16.0 |
| 最短撮影距離 | 45.0cm | 45.0cm | 30.0cm | 45.0cm | 45.0cm | 45.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 | 7枚 | 9枚 | 7枚 | 9枚 |
| 重量 | 330g | 330g | 200g | 280g | 185g | 320g |
| 発売日 | 2010/01/20 | 2010/01/20 | 2009/03/06 | 2008/12/05 | 2011/06/02 | 2012/08/05 |
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