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OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
マイクロフォーサーズマウント
2011/07/22発売
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0は、35mm判換算24mm相当の広角とF2の明るさを、130gの金属鏡筒にまとめたマイクロフォーサーズ用単焦点レンズです。フォーカスリングを手前に引くだけで距離目盛を使ったMFへ切り替えられる「スナップショットフォーカス機構」を搭載。広い画角を小型軽量にするだけでなく、パンフォーカスを活かして素早く撮るという広角スナップらしい撮影方法まで組み込まれています。
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著者: ONE SCENE 編集部
24mm相当 F2を130gで持ち歩く広角スナップレンズ
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0は、マイクロフォーサーズ用の広角単焦点レンズです。焦点距離は12mmで、35mm判換算では24mm相当。開放F値はF2、重量は130gに抑えられています。
24mm相当は、街並みや建築、風景を広く捉えながら、被写体へ近づけば遠近感を活かした構図も作れる画角です。そこへF2の明るさを組み合わせることで、日中の屋外だけでなく室内や夕景など光量の少ない場面にも対応しやすくしています。
さらに特徴的なのが「スナップショットフォーカス機構」です。AFで普通に撮るだけでなく、フォーカスリングを手前に引くことで距離目盛を使ったMFへ素早く切り替えられます。
小型軽量な24mm相当というだけではなく、カメラを構えてからピントを合わせる時間まで短くする。携帯性と撮影方法の両方からスナップ撮影を考えたレンズです。
特徴① 24mm相当とF2を小さな金属鏡筒に凝縮
レンズ構成は8群11枚。DSA(大偏肉両面非球面)レンズ1枚、非球面レンズ1枚、スーパーHRレンズ1枚、EDレンズ1枚などの特殊レンズを使用しています。
DSAレンズは中央部と周辺部の厚さの差が大きい両面非球面レンズで、オリンパスが小型化と収差補正を両立するために活用してきた光学技術です。このレンズでも複数の特殊レンズと組み合わせることで、12mm F2という仕様を最大径56mm、全長43mmにまとめています。
レンズ表面にはZERO(Zuiko Extra-low Reflection Optical)コーティングを採用し、逆光時に発生するゴーストやフレアの低減を図っています。
鏡筒には金属外装を採用。それでも重量は130gなので、小型のPENやOM-Dシリーズと組み合わせてもレンズの存在感が大きくなりすぎません。
特徴② 距離目盛を使えるスナップショットフォーカス機構
このレンズを特徴づける操作が「スナップショットフォーカス機構」です。
通常はMSC機構によるAFを利用できますが、フォーカスリングを手前へスライドするとMFへ切り替わり、鏡筒に刻まれた距離目盛を使ってフォーカス位置を設定できます。
広角レンズは絞ることで被写界深度を深く取りやすいため、あらかじめ一定の距離へピントを置いておけば、被写体を見つけるたびにAFで合わせ直さず撮影する方法も使えます。
街を歩きながら瞬間的にシャッターを切るスナップでは、カメラを構えてからAFが完了するまで待つこと自体を省けます。電子制御のAFレンズでありながら、距離目盛を見ながらあらかじめピント位置を決める撮り方を簡単に呼び出せるのが、このレンズならではの操作性です。
特徴③ 130gでもF2と高速・静音AFを両立
AFにはMSC(Movie & Still Compatible)機構を採用しています。フォーカシングに使用するレンズを1枚とすることで駆動部分を軽量化し、高速かつ静粛なAFを実現する設計です。
静かなAFは静止画だけでなく、動画撮影時にもメリットがあります。レンズ自体に手ブレ補正機構はありませんが、ボディ内手ブレ補正を備えた対応カメラと組み合わせれば、F2の明るさと合わせて手持ち撮影の幅を広げられます。
最短撮影距離は20cm、最大撮影倍率は0.08倍で、35mm判換算では0.16倍相当です。マクロレンズのような大きな撮影倍率ではありませんが、24mm相当の広い背景を残しながら被写体へ近づく広角らしい構図を作れます。
F2、AF、金属外装、スナップショットフォーカス機構まで備えながら130g。機能を削って軽くするのではなく、スナップに必要な機能を小さな鏡筒へまとめていることがポイントです。
購入前に知っておきたいこと|手ブレ補正と防塵・防滴はレンズ側にない
小型の広角レンズですが、購入時に確認しておきたいのが手ブレ補正と防塵・防滴です。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0にはレンズ内手ブレ補正機構がありません。手ブレ補正を利用する場合は、ボディ内手ブレ補正を搭載したカメラとの組み合わせが基本になります。
また、防塵・防滴仕様のレンズではありません。OM-Dなど防塵・防滴性能を持つボディへ装着しても、レンズを含めたシステム全体が防塵・防滴になるわけではない点には注意が必要です。
一方、マウントはマイクロフォーサーズシステム規格です。OLYMPUS/OM SYSTEMだけに限定された専用マウントではなく、同規格に準拠したカメラで使用できます。
どんな撮影に向く?|広い画角を「素早く撮る」ための12mm
M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0が活きるのは、単に広い範囲を写したい場合だけではありません。24mm相当の画角を使い、自分から被写体へ近づきながらテンポよく撮影したい場合に、このレンズの設計が活きてきます。
街のスナップならスナップショットフォーカスで一定距離へピントを置き、構図とタイミングへ集中する。室内や夕景ならF2の明るさを利用する。風景や建築なら24mm相当の広い画角を活かす。同じ12mm F2というスペックでも、撮影方法によって異なる使い方ができます。
一方、ズームで構図を細かく調整したい場合や、レンズ側の手ブレ補正、防塵・防滴を必要とする撮影では別の選択肢も検討した方がよいでしょう。
このレンズの価値は、24mm相当 F2というスペックだけではありません。130gの小さな金属鏡筒を持ち歩き、必要なときにはAF、瞬間を狙うときには距離目盛を使ったスナップショットフォーカスへ切り替える。広角単焦点らしい撮り方まで含めて小型化したことが、M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0の個性です。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
ECサイトの販売情報
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製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | OLYMPUS |
| タイプ | 広角 |
| マウント | マイクロフォーサーズマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0 (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 12mm(35mm判換算 : 24mm相当) | 14mm(35mm判換算:28mm) | 17mm(35mm判換算:34mm相当) | 15mm(35mm判換算:30mm相当) | 14mm(35mm判換算 : 28mm相当) | 8mm(35mm判換算:16mm相当) |
| 最短撮影距離 | 20.0cm | 18.0cm | 25.0cm | 20.0cm | 18.0cm | 12.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 |
| 重量 | 130g | 55g | 120g | 115g | 55g | 315g |
| 発売日 | 2011/07/22 | 2010/10/08 | 2012/12/21 | 2014/05/15 | 2014/10/23 | 2015/06/26 |





















