FUJIFILM GFX 50S

FUJIFILM GFX 50S

FUJIFILMの技術が凝縮された中判ミラーレス一眼の中でも、人気を集めている「GFX 50S」。高画質で細部まで鮮明に写し出す描写力は、一度撮影すると虜になってしまうはずです。そんなGFX 50Sの魅力や特徴、作例をまとめてご紹介します。本格的な1台を探している人やプロユースに耐えられるカメラを探している人は、ぜひチェックしてみてください。

ミラーレス一眼 / FUJIFILM / プロ
新品:
682,800円〜(48)
中古:
418,000円〜(32)

超高画質の世界を切り開く中判カメラ


FUJIFILM GFX50S / GF32-64mmF4 R LM WR
出典:flickr(@Zengame)

FUJIFILMと言えば、日本を代表するフィルムメーカーです。フィルム製造で長年培ってきた高い技術をミラーレス一眼に取り入れ、いち早くミラーレス市場を盛り上げた先駆者でもあります。

FUJIFILMのミラーレスが熱い支持を受けるのには、2つの理由があります。

1つ目は、色彩再現の高さです。フィルムで培った技術をデジタルに活用し、鮮やかな発色を叶えています。とくに、赤や青、緑の発色は美しく、一目でFUJIFILMの写真だと分かります。

2つ目は、鮮明な高画質で撮影できるところです。FUJIFILMのミラーレス一眼には、APS-Cと中判サイズの2種類のセンサーが用意されています。APS-Cはエントリー機や中級機に用いられ多彩なレンズが用意されているため、被写体に合わせた表現が可能です。APS-Cの4倍近くものセンサーサイズの中判は、APS-Cでは表現できない圧倒的な高画質を楽しめるのが中判サイズならではの魅力で、プロカメラマンからも支持を集めています。敢えてフルサイズは発表せず、この2本で勝負するのも、FUJIFILMの大きなこだわりです。

中判サイズの中でも2017年に発売された「GFX 50S」は、有効画素数5140万画素の高画質とコンパクトさが特徴で、ロングセラーとなっている一台です。Xマウントからのレベルアップや本格的な一台が欲しい人に使ってみてもらいたい名機です。


主な特徴


中判サイズのセンサーを持つGFX 50Sの特徴は、次の3つです。

1.高画質と合わせやすいAFエリア

中判フィルムカメラと言えばFUJIFILMと言われるほどの高い技術力を、デジタル技術へと活用した大型CMOSセンサーを搭載しています。有効画素数5140万画素とフルサイズに劣らない高精度で、周囲の明るさや環境に左右されない階調性能と解像力を誇っているところが特徴。画像処理エンジンには「X-Processor Pro」を搭載しており、タイムラグをなくした快適な撮影環境が実現します。

また、AF測距点は425点とかなり細かいため、より正確でスピーディなピント合わせが可能です。

FUJIFILM GFX50S / GF63mmF2.8 R WR
出典:flickr(@Zengame)

2.プロユースに耐えられるボディ   

GFX 50Sのボディは、ハードな撮影に耐えられるよう防塵、防滴、耐低温構造になっています。ボディには、アルミニウム合金を使っているので丈夫で高級感があるところも特徴。高性能なのに、軽量コンパクトで携帯しやすくなっています。

デュアルカードスロットや3方向チルトが可能なタッチパネル画面に加え、設定が一目で分かるサブ液晶モニタも備え使いやすさにこだわり、ネイチャーフォトやポートレート、フード撮影まで幅広く使えます。

FUJIFILM GFX50S / GF63mmF2.8 R WR
出典:flickr(@Zengame)

3.動画撮影機能も搭載   

GFX 50Sは、高画質な動画を撮りたい場合にも対応しています。フルハイビジョンで臨場感がある撮影ができるだけでなく、フィルムシミュレーションも適応しているため、好みの雰囲気に合わせた動画製作が可能です。

FUJIFILM GFX50S / GF63mmF2.8 R WR
出典:flickr(@Zengame)


他製品との比較・違い(GFX 50R)


GFX 50Sを検討するときに、気になるのが2018年に発売された「GFX 50R」ではないでしょうか。どちらも中判ミラーレスではありますが、次のような違いがあります。

  • GFX 50Rはレンジファインダーで、GFX 50Sよりも軽量化されている。軽量コンパクトさやレンジファインダーにこだわりたいなら、GFX 50R。
  • 画像数や画像処理エンジン、画像処理センサーなど、基本的な部分は変わらない。ちなみに、どちらにも手ぶれ補正機能はない。
  • GFX 50Rは、GFX 50SにはないBluetooth機能を備えているので、常時スマートフォンなどと接続して使いたい場合はGFX 50R。
  • GFX 50Rは二方向チルト式画面だが、GFX 50Sは三方向でより使いやすくなっており利便性を求めるならGFX 50S。
  • GFX 50Rは50万前後で購入でき、GFX 50Sは70万前後となっている。コストダウンを考えるならGFX 50R。

このように、デザインやちょっとした機能の差があるため、使いやすさに合わせて選んでみてください。


おすすめの対応レンズ


GFX 50Sは、ワンランク上の高性能なGFレンズに対応しています。まだまだ種類は少ないですが、カメラと同様防塵、防滴、耐低温構造となっていたりプロユースに耐えられるよう真鍮製マウントを採用していたりと、構造にこだわっているところが特徴です。

風景撮影からポートレートまで幅広く使いたい場合は、標準レンズの「GF32-64mmF4 R LM WR」がおすすめ。1本持っているだけで、オールラウンドに使えます。

「GF63mmF2.8 R WR」や「GF110mmF2 R LM WR」は、ボケ感を活かしたポートレートやフード撮影を楽しみたい人におすすめ。撮りたいシチュエーションに合わせて気になるレンズを選んでみてください。

GF32-64mmF4 R LM WR

FUJIFILM GFX 50S / GF32-54mmF4 R LM WR
出典:flickr(@Zengame)
奥行きが感じられる1枚。撮影が難しい夜景写真もGFX 50Sなら、ここまで鮮やかに残せます。

GF63mmF2.8 R WR

FUJIFILM GFX 50S / GF63mmF2.8 R WR
出典:flickr(@Zengame)
見惚れてしまうほど美しい、モノクロ写真。コントラストに描写力、画質全てにおいてハイクオリティであることが実感できます。

FUJIFILM GFX 50S / GF63mmF2.8 R WR
出典:flickr(@Zengame)
自然光でも光をしっかりと捉え、陰影のある1枚に。柔らかなボケ感がとても魅力的。

GF110mmF2 R LM WR

FUJIFILM GFX 50S / GF110mmF2 R LM WR
出典:flickr(@YangChen(TW))
背景を自然にぼかして、被写体を引き立たせている1枚。被写体の輪郭を鮮明に捉えており、クオリティの高いポートレートに仕上がっています。


ネット上のレビュー


GFX 50Sの口コミを見てみると「高性能なのにコンパクトなので手軽に携帯しやすい」「とにかく映し出される絵が魅力的で、充分プロユースとして使える」という意見が多いです。

一方で、「もっと交換レンズの種類が増えると、使いやすくなる」「手軽に購入できる価格ではないため、なかなか踏み出せない」という声も。とは言え、一度使ってしまうとその性能の高さに虜になってしまうようです。


まとめ


GFX 50Sは、FUJIFILM渾身の中判サイズミラーレス一眼です。高い技術力を駆使し、高画質で高性能なプロユースできる一台となっています。手軽に購入できる機種ではありませんが、だからこそじっくり愛機で撮影してみたい人やXシリーズからのステップアップ、プロユースとして使いたい人にこそ検討してほしい一台です。
レンズマウント
レンズマウントFUJIFILM Gマウント
撮像素子
センサーサイズFUJIFILM G Format(43.8mm×32.9mm)
有効画素数5,140万画素
ダスト低減機能
映像エンジンX-Processor Pro
画像記録
記録媒体

SDHCカード
SDカード
SDXCカード

スロット数

ダブルスロット
SDカード×2

記録画素数

[L]:<4:3>8256×6192 / <3:2>8256×5504 / <16:9>8256×4640 / <1:1>6192×6192/<65:24>8256×3048 / <5:4>7744×6192 / <7:6>7232×6192
[S]:<4:3>4000×3000 / <3:2>4000×2664 / <16:9>4000×2248 / <1:1>2992×2992/<65:24>4000×1480 / <5:4>3744×3000 / <7:6>3504×3000

画像ファイル

JPEG/RAW

動画
4K対応-
記録サイズ

Full HD(1920×1080):29.97p
HD(1280×720):29.97p

記録形式

MOV

ライブビュー
フォーカスTTLコントラストAF
シャッター
シャッター速度1/16000秒~60分
連続撮影速度最高約3.0コマ/秒
露出制御
測光方式/測光分割数TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ/中央重点
ISO感度50〜102,400
AF
測距点
ファインダー
視野率100%
倍率約0.85倍
ストロボ
内蔵ストロボ-
液晶モニター
サイズ3.2インチ 236万ドット
可動式チルト式液晶
I/F
インターフェース

USB3.0/マイクロUSB、HDMIマイクロ

無線LAN
Wi-Fi機能
ネットワーク
NFC-
Bluetooth-
防塵・防滴
防塵・防滴
手ブレ
手ブレ補正機構-
GPS
GPS-
電源
撮影可能枚数(ファインダー)

撮影可能枚数(ライブビュー)

400枚

動画撮影可能時間

Full HD:約145分
※顔検出OFF時

USB充電-
使用電池充電式バッテリーNP-T125
サイズ・重量
サイズ(幅)147.5mm×(高さ)94.2mm×(奥行き)91.4mm
重量740g
発売日
発売日2017年02月28日