製品解説
スペック情報
レンジファインダー採用のコンパクトな中判カメラ
国産のフィルムブランドとして長い歴史を持つFUJIFILMは、いち早くミラーレス一眼の製造にとりかかったことで知られています。2011年に誕生したXシリーズは、多くの写真ファンを虜にし、現在も続々と新シリーズが登場しています。そんなFUJIFILMのミラーレスが写真好きの心を掴んで離さないのは、次の3つの特徴があるから。
1つ目は、高い色彩表現能力です。肌色や赤、青など忠実に再現することが難しい色合いを鮮明に描写します。モノクロ写真の美しさにも定評があり、白から黒へのコントラストが魅力的な1枚を撮影することが可能です。
2つ目は、高画質であることです。ミラーレスにも関わらず、フィルムカメラで培った高い技術力を駆使した本格的な写真が撮れます。
3つ目は、ライカやフィルムカメラを思わせるクールなデザインです。ついつい持ち歩きたくおしゃれなデザインは、長く愛用したくなります。また、軽量化にもこだわっているため、手軽に持ち歩けるのも嬉しいポイントです。
FUJIFILMのミラーレス一眼は、エントリーモデルや中級機が揃う「Xシリーズ」と中判サイズのセンサーを搭載したプロユースにも対応できる「GFXシリーズ」に分かれています。GFX シリーズは、有効画素数5000万画素を超える中判サイズならではの鮮明な描写力が特徴。一度シャッターを切ると、映し出す写真の美しさに溜め息が漏れるはずです。
GFXシリーズの中でも、「GFX 50R」は2018年に発売したばかりの一台。レンジファインダーを採用したコンパクトなモデルで、プロユースはもちろん、手軽さを求める人にもおすすめです。
2つ目は、高画質であることです。ミラーレスにも関わらず、フィルムカメラで培った高い技術力を駆使した本格的な写真が撮れます。
3つ目は、ライカやフィルムカメラを思わせるクールなデザインです。ついつい持ち歩きたくおしゃれなデザインは、長く愛用したくなります。また、軽量化にもこだわっているため、手軽に持ち歩けるのも嬉しいポイントです。
FUJIFILMのミラーレス一眼は、エントリーモデルや中級機が揃う「Xシリーズ」と中判サイズのセンサーを搭載したプロユースにも対応できる「GFXシリーズ」に分かれています。GFX シリーズは、有効画素数5000万画素を超える中判サイズならではの鮮明な描写力が特徴。一度シャッターを切ると、映し出す写真の美しさに溜め息が漏れるはずです。
GFXシリーズの中でも、「GFX 50R」は2018年に発売したばかりの一台。レンジファインダーを採用したコンパクトなモデルで、プロユースはもちろん、手軽さを求める人にもおすすめです。
主な特徴
中判カメラとして人気を集めている「GFX 50R」の主な特徴は、次のとおりです。
1.軽量コンパクトでクールなボディ
中判センサーを搭載しながらも小型軽量化(160.7mm×96.5mm×66.4mm 690g)を実現しており、手軽に携帯し写真が楽しめます。本体は、防塵防滴、耐低温構造なので、野外や夜間などの過酷なシーンでも安心して使えるところが特徴です。
また、レンジファインダースタイルを採用しており、カメラを覗く姿はマグネシウム合金の上質なボディと相まってとてもクール。操作性能を意識したダイヤルはとても使いやすく、慣れれば慣れるほど手に馴染む一台です。
FUJIFILM GFX 50Rの外観
出典:flickr(@Karlis Dambrans)
2.細部まで鮮明に映し出す高画質
GFX 50Rは、長年中判カメラを製造し続けてきた高い技術が集約されています。有効画素数5140万画素の43.8×32.9mm大型CMOSセンサーは、フルサイズに劣らない高画質を実現。周囲の環境に左右されず、FUJIFILMならではの色彩を生かした写し出したい一枚をしっかり捉えられます。
画素処理エンジンにもプロユースに耐えられる「X-Processor Pro」を採用しており、タイムラグをなくして一瞬を逃さず撮影することが可能です。
FUJIFILM GFX 50R / GF32-64mmF4 R LM WR
出典:flickr(@Karlis Dambrans)
3.FUJIFILMならではの色彩表現
フィルムメーカーとして培った色彩再現能力は、FUJIFILMファンが多い理由の一つです。中判カメラならではの繊細な色合いをより楽しめるよう「フィルムシミュレーション」が搭載されており、写真に合わせて好みの雰囲気に調整できます。
その他にも、銀塩写真の雰囲気をプラスできる「グレインエフェクト」や階調が出にくい部分にも風合いをプラスする「カラークロームエフェクト」、ハイライトやシャドウを微調整できるなど、撮影する段階から色彩表現にこだわって設定することが可能です。
FUJIFILM GFX 50R / GF32-64mmF4 R LM WR
出典:flickr(@Karlis Dambrans)
4.瞬間を逃さないAF性能
大切な瞬間を逃さないようAF機能が充実しているところも、大きなポイントです。測距点は425点で、細かなピント合わせができるようになっています。また、スティック操作で感覚的にピント合わせができる「フォーカスレバー」が備わっているため、とても使いやすいです。
他にも、顔検出機能やフォーカスアシスト機能など、手軽に撮影ができるようなサポート機能が充実しているので、シーンに合わせて使い分けができます。
FUJIFILM GFX 50R / GF32-64mmF4 R LM WR
出典:flickr(@Karlis Dambrans)
5.動画撮影機能も付帯
高画質な動画を残したい人のために、動画撮影機能が付帯されています。Full HDでの録画が可能で、36Mbpsで最大約30分までの動画撮影が可能です。動画にもフィルムシミュレーションが使えるため、イメージに合わせたおしゃれな動画が楽しめます。
また、中判サイズで初めてBluetoothを搭載しており常時パソコンなどと接続しながらの本格的な撮影もできます。
1.軽量コンパクトでクールなボディ
中判センサーを搭載しながらも小型軽量化(160.7mm×96.5mm×66.4mm 690g)を実現しており、手軽に携帯し写真が楽しめます。本体は、防塵防滴、耐低温構造なので、野外や夜間などの過酷なシーンでも安心して使えるところが特徴です。
また、レンジファインダースタイルを採用しており、カメラを覗く姿はマグネシウム合金の上質なボディと相まってとてもクール。操作性能を意識したダイヤルはとても使いやすく、慣れれば慣れるほど手に馴染む一台です。
2.細部まで鮮明に映し出す高画質
GFX 50Rは、長年中判カメラを製造し続けてきた高い技術が集約されています。有効画素数5140万画素の43.8×32.9mm大型CMOSセンサーは、フルサイズに劣らない高画質を実現。周囲の環境に左右されず、FUJIFILMならではの色彩を生かした写し出したい一枚をしっかり捉えられます。
画素処理エンジンにもプロユースに耐えられる「X-Processor Pro」を採用しており、タイムラグをなくして一瞬を逃さず撮影することが可能です。
3.FUJIFILMならではの色彩表現
フィルムメーカーとして培った色彩再現能力は、FUJIFILMファンが多い理由の一つです。中判カメラならではの繊細な色合いをより楽しめるよう「フィルムシミュレーション」が搭載されており、写真に合わせて好みの雰囲気に調整できます。
その他にも、銀塩写真の雰囲気をプラスできる「グレインエフェクト」や階調が出にくい部分にも風合いをプラスする「カラークロームエフェクト」、ハイライトやシャドウを微調整できるなど、撮影する段階から色彩表現にこだわって設定することが可能です。
4.瞬間を逃さないAF性能
大切な瞬間を逃さないようAF機能が充実しているところも、大きなポイントです。測距点は425点で、細かなピント合わせができるようになっています。また、スティック操作で感覚的にピント合わせができる「フォーカスレバー」が備わっているため、とても使いやすいです。
他にも、顔検出機能やフォーカスアシスト機能など、手軽に撮影ができるようなサポート機能が充実しているので、シーンに合わせて使い分けができます。
5.動画撮影機能も付帯
高画質な動画を残したい人のために、動画撮影機能が付帯されています。Full HDでの録画が可能で、36Mbpsで最大約30分までの動画撮影が可能です。動画にもフィルムシミュレーションが使えるため、イメージに合わせたおしゃれな動画が楽しめます。
また、中判サイズで初めてBluetoothを搭載しており常時パソコンなどと接続しながらの本格的な撮影もできます。
他製品との比較・違い(GFX 50S)
GFX 50Rを購入するときに迷うのが、同じGFX50シリーズの「GFX 50S」ではないでしょうか?ここでは簡単に両者の違いをまとめましたので、ぜひ検討するときの参考にしてみてください。
- GFX 50Rはレンジファインダースタイルとなっているが、GFX 50Sは一眼レフスタイルとなっており、撮影しやすいスタイルが選べる。
- GFX 50Rは50万前後で販売されているが、GFX 50Sは70万前後となっているので価格で選ぶならGFX 50R。
- どちらも画素数や画像処理エンジンは変わらないため、高画質で撮影が可能。
- 撮影時にパソコンやスマートフォンと常時接続したい場合は、Bluetooth機能を搭載しているGFX 50Rがおすすめ。
- GFX 50Rは2方向チルト式モニターだが、GFX 50Sは3方向チルト式モニターとなっており、よりさまざまな角度から撮影しやすくなっている。
- サイズはほぼ同じだが、GFX 50Rのほうが50g軽くなり少し薄くなっている。
- どちらも本体に手ぶれ補正機能は備わっていない。
画像数などのスペックはほぼ同じなので、使いやすさや価格、こだわりの機能などを照らし合わせながら検討してみてください。
おすすめの対応レンズ
GFXシリーズは、FUJIFILMの「Gマウント」レンズが使用できます。まだまだ種類は少ないですが、レンズも防塵、防滴、耐低温構造となっておりハードユースにも耐えられます。また、劣化しにくい真鍮製マウントを採用していたり軽量化にこだわっていたりと、高性能なレンズとなっているところもポイントです。
「これ1本さえあれば完璧」というレンズを求めるなら標準ズームレンズの「GF32-64mmF4 R LM WR」が向いています。鮮明な描写力はもちろんのこと、幅広い画角がカバーでき使いやすいところが魅力的です。
単焦点レンズなら、小型軽量で携帯しやすい「GF45mmF2.8 R WR」や「GF63mmF2.8 R WR」がおすすめ。F値が高く使いやすい距離なので、幅広い撮影に使えます。また、まろやかなボケ感や立体感を楽しめるので、よりクオリティの高い1枚を撮影できるようになるはずです。
よりイメージに合わせた撮影をするためにも、ぜひお気に入りのレンズを見つけてみてください。
■GF32-64mmF4 R LM WR
FUJIFILM GFX 50R / GF32-64mmF4 R LM WR
出典:flickr(@Karlis Dambrans)
鮮やかな色彩に目を通奪われる1枚。標準ズームレンズでも、奥行きのある魅力的な写真が撮影できます。
FUJIFILM GFX 50R / GF32-64mmF4 R LM WR
出典:flickr(@Karlis Dambrans)
夜景などの撮影しにくいシチュエーションでも、画質を落とさない描写ができるのはGFX 50Rならでは。ピントを外した部分の玉ボケがとても美しく、印象に残る1枚に仕上がっています。
「これ1本さえあれば完璧」というレンズを求めるなら標準ズームレンズの「GF32-64mmF4 R LM WR」が向いています。鮮明な描写力はもちろんのこと、幅広い画角がカバーでき使いやすいところが魅力的です。
単焦点レンズなら、小型軽量で携帯しやすい「GF45mmF2.8 R WR」や「GF63mmF2.8 R WR」がおすすめ。F値が高く使いやすい距離なので、幅広い撮影に使えます。また、まろやかなボケ感や立体感を楽しめるので、よりクオリティの高い1枚を撮影できるようになるはずです。
よりイメージに合わせた撮影をするためにも、ぜひお気に入りのレンズを見つけてみてください。
■GF32-64mmF4 R LM WR
鮮やかな色彩に目を通奪われる1枚。標準ズームレンズでも、奥行きのある魅力的な写真が撮影できます。
夜景などの撮影しにくいシチュエーションでも、画質を落とさない描写ができるのはGFX 50Rならでは。ピントを外した部分の玉ボケがとても美しく、印象に残る1枚に仕上がっています。
ネット上のレビュー
GFX 50Rの口コミを見てみると「中判サイズなのに軽量コンパクトで携帯しやすく荷物にならないため、とても使いやすい」「とにかく画質が美しく、撮影するのが楽しくなる」「プロユースでも使える機能が詰まっている」という声が目立ちます。
一方で「4K動画も撮影できたら嬉しい」「対応レンズが増えてくれるといい」という声も。いずれにしても、性能の高さや画質の美しさはユーザーからも高い評価を得ているようです。
まとめ
洗練されたボディに撮影のしやすさにこだわりや機能は、幅広い撮影シーンでその力を発揮します。ぜひ、GFX 50Rならではの魅力を体感してみてくださいね。
レンズマウント | |
---|---|
レンズマウント | FUJIFILM Gマウント |
撮像素子 | |
センサーサイズ | FUJIFILM G Format(43.8mm×32.9mm) |
有効画素数 | 5,140万画素 |
ダスト低減機能 | ○ |
映像エンジン | X-Processor Pro |
画像記録 | |
記録媒体 | SDカード
|
スロット数 | ダブルスロット
|
記録画素数 | [L]:<4:3>8256×6192 / <3:2>8256×5504 / <16:9>8256×4640 / <1:1>6192×6192/<65:24>8256×3048 / <5:4>7744×6192 / <7:6>7232×6192
|
画像ファイル | JPEG/RAW |
動画 | |
4K対応 | - |
記録サイズ | Full HD(1920×1080):29.97p
|
記録形式 | MOV |
ライブビュー | |
フォーカス | TTLコントラストAF |
シャッター | |
シャッター速度 | 1/16000秒~60分 |
連続撮影速度 | 最高約3.0コマ/秒 |
露出制御 | |
測光方式/測光分割数 | TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ/中央重点 |
ISO感度 | 50〜102,400 |
AF | |
測距点 | |
ファインダー | |
視野率 | 100% |
倍率 | 約0.77倍 |
ストロボ | |
内蔵ストロボ | - |
液晶モニター | |
サイズ | 3.2インチ 236万ドット |
可動式 | チルト式液晶 |
I/F | |
インターフェース | USB Type-C、HDMIマイクロ |
無線LAN | |
Wi-Fi機能 | ○ |
ネットワーク | |
NFC | - |
Bluetooth | ○ |
防塵・防滴 | |
防塵・防滴 | ○ |
手ブレ | |
手ブレ補正機構 | - |
GPS | |
GPS | - |
電源 | |
撮影可能枚数(ファインダー) | 400枚 |
撮影可能枚数(ライブビュー) | 400枚 |
動画撮影可能時間 | Full HD:約145分
|
USB充電 | - |
使用電池 | 充電式バッテリーNP-T125 |
サイズ・重量 | |
サイズ | (幅)160.7mm×(高さ)96.5mm×(奥行き)66.4mm |
重量 | 690g |
発売日 | |
発売日 | 2018年11月29日 |
製品情報
- カテゴリ
- ミラーレス一眼
- メーカー
- FUJIFILM
- タイプ
- プロモデル
- マウント
- FUJIFILM Gマウント