CONTAX G1

CONTAX G1

「レンズ交換式のコンパクトカメラが欲しい」というユーザーの声を元に開発されたCONTAX G1。名玉ツァイスレンズが使えるとあって、今なお人気のモデルです。高い描写力を持ちながらも、中古価格は低いのでフィルムカメラ初心者にもおすすめのカメラです。そんなCONTAX G1の魅力や中古市場、作例をご紹介いたします。

フィルム / CONTAX / レンジファインダーカメラ
中古:
23,800円〜(47)

根強いユーザーの声から生まれたレンズ交換式の高級コンパクト


CONTAX G1の外観
出典:flickr(@Duc Ly)

CONTAX G1
出典:flickr(@Karsten Seiferlin)

CONTAX G1
出典:flickr(@Joe Valtierra)

CONTAX G1
出典:flickr(@Benny)

CONTAX G1
出典:flickr(@Takayuki Miki)

CONTAX G1
出典:flickr(@Luis Felipe Luz)

CONTAX G1
出典:flickr(@Surreal Name Given)

1.レンズ交換ができるコンパクトカメラ

CONTAX Gシリーズは、大ヒットしたTシリーズを開発したCONTAXに寄せられた「レンズ交換のできるコンパクトカメラが欲しい」というユーザーの声を元に開発されました。

G1は小型で軽量を重点に置いて開発され、高級コンパクトカメラの流れを汲んで、ボディはチタン素材で高級感出しつつも堅牢な造りになっています。
 
2.AFレンジファインダー

レンジファインダーとは、主にLeicaなどのカメラで採用されている被写体との距離を測る方式です。

一眼レフとは違ってレンズから入ってきた映像を見るのではなく、専用のファインダーから入ってきた映像を見ます。なので、シャッターを切っても視界が暗くならない、写真が写る範囲の外まで確認できるなどのメリットがありますが、ピントを合わせるのには技術が必要で初心者向きではありませんでした。

しかし、G1では自動でピント調節をしてくれるAFレンジファインダーという方式を採用されているので、レンジファインダーの良さをフィルムカメラ初心者でも簡単に体験できるようになりました。なお、この方式を採用したカメラはGシリーズ以外にはありません。
 
3.中古市場

中古価格が非常に安く、オンラインショップでは大体15,000円から販売されています。状態によって価格が大きく変動しますが、大体25,000円前後のものが一番多く流通しています。

中古を検索していると「ROM改造」または「ROM未改造」などの表記があるものもあると思います。これは、G2発売時に新しく発売されたレンズに対応するかどうかという意味で、ROM改造済みのものは新しいレンズも使用できるということになります。これらの表記が無い場合は、フィルムを装填する部分に緑色のシールが貼られていれば、ROM改造済みです。


レンズラインナップ


G1用のレンズは、超広角から望遠まで以下4本のラインナップがあります。

  • 超広角のホロゴン16mmF8
  • 広角らしい奥行きを持ちつつも普段使いができるビオゴン28mmF2.8
  • 逆光に強く安定の高い描写力が魅力の標準レンズプラナー45mmF2
  • ナチュラルな発色の望遠レンズゾナー90mmF2.8
 
ROM改造済みの個体であれば、以下の2本も使用できます。

  • グラデーションが綺麗なビオゴン21mmF2.8
  • 広角レンズの中では一番人気の35mmの使いやすいレンズプラナー35mmF2

特にホロゴンレンズは人気が高く、このレンズを使いたいがためにG1を購入する人も多いようです。


CONTAX G2との違い


メイン機材としても活用できるように、G2は全体的に性能がアップしています。

サイズは若干G2の方が大きく、機能としてはシャッタースピードの最高速度とフォーカスの操作性が上がりました。シャッタースピードはオート時で最高1/6000秒とG1の3倍になり、巻き上げ速度も1秒間に4枚とG1の2倍になっています。最後に、フォーカスの操作性は、マニュアルフォーカス用のダイヤルがボディ全面に配置され、ほしいところにピントを合わせやすくなっています。


CONTAX G1を楽しむシチュエーション


G1の専用レンズは広角レンズが充実しているので、さまざまな広角レンズを試すことができます。焦点距離のほんのちょっとの差で驚くほどに違う世界が楽しめます。広角レンズの違いを感じることができるのは、やはり屋外などの広い場所での撮影ですが、できれば奥行を感じられるような被写体を選んでみてください。

G1用レンズはどれも描写力が高いので、どんなに遠くの被写体でもしっかり捉えてくれるので、今までには感じたことの無い奥行のある写真が撮れます。


作例紹介


CONTAX G1
出典:flickr(@melquiades1898)
豊かな発色と奥行が気持ちの良い作品。細部まで丁寧に描写されています。

CONTAX G1
出典:flickr(@Miquel)
砂の一粒一粒までも鮮明に描写されている驚きの一枚。

CONTAX G1
出典:flickr(@Miquel)
描写力の高さに驚かされる一枚。奥で寝ている猫の毛並みのふわふわ感まで感じることができます。

CONTAX G1
出典:flickr(@Joe Valtierra)
光の温かさや子どもの頬の柔らかさを感じる作品。コンパクトカメラとは思えないクオリティです。

CONTAX G1
出典:flickr(@Luis Felipe Luz)
陰影が美しい一枚。被写体の線もシャープですっきりとしています。


ネットユーザーのレビュー


チタン製のボディはデザイン性が高く、かっこいいという方が多かったです。また重量も心地よいずっしり感で、撮る時に安定感が増すようです。

何よりも名門ツァイスのレンズが使用できるので、レンズのコントラストの深さやシャープの切れ味、ボケ感に驚く方が多いようです。
 

まとめ


レンズ交換のできるコンパクトカメラとして誕生したCONTAX G1。スタイリッシュなデザインと高い性能、豊富なツァイスレンズが使えるとあって、今なお人気の高いカメラです。AFレンジファインダーというGシリーズにしか採用されていないフォーカス機能も魅力の一つで、フィルムカメラ初心者でも簡単に操作できるようになっています。

中古価格は低く、25,000円前後で入手することができます。専用のレンズの性能も高く、美しい発色や感動するほどの奥行のある作品を生み出すことができます。
レンズマウント
型式

35ミリAFレンジファインダーカメラ

レンズマウントその他
ファインダー
視野率90%
倍率約0.57倍
ミラー
露出制御
測光方式TTL中央重点実絞り測光
測光範囲

露出モード/撮影モード

絞り優先AE
マニュアル

ISO感度

多重露光-
シャッター
シャッター速度1/2000〜16秒
巻き上げ・連写速度最高約2.0コマ/秒
レリーズ機能
セルフタイマー-
AF
AF方式外部パッシブAF方式 AF補助光付き
測距点
電源
使用電池CR2リチウム電池x2
サイズ・重量
サイズ133x77x42mm
重量460g
発売日
発売日1994年01月01日