製品解説
スペック情報
動画撮影にも嬉しいパワーズーム搭載の高倍率ズーム
SONYのEマウントレンズには、で描写力にこだわったSONY独自設計の「G Master」にコニカミノルタのレンズ技術を継承し美しいボケ感が印象的な「G Lens」、そしてカールツァイスと共同開発をしている「ZEISS Lens」の3ラインがあります。
中でも、APS-C専用のG Lens「E PZ 18-105mm F4 G OSS」は、高性能中倍率ズームレンズで使いやすさと美しいコントラストが特徴です。注目したい特徴は次の4つです。
1.35mm換算で27mm~157.5mmを網羅できる
SONY α6400 / E PZ 18-105mm F4 G OSS
出典:flickr(@Jochen Spieker)
1.35mm換算で27mm~157.5mmを網羅できる
APS-C専用の「E PZ 18-105mm F4 G OSS」は35mm換算で広角域の27mmから中望遠域の157.5mmまでの約6倍ズームができるところが特徴です。使いやすい画角が網羅できるため、風景撮影からポートレート、スナップ撮影まで多彩なシーンで活用できます。
EDガラス2枚と非球面レンズ3枚を使った12群16枚の構造となっており、色収差や湾曲収差をカバーしながらどの画角でも高い描写力を実現。G Lensならではの美しいコントラストも相まって満足のいく1枚が撮影が可能。
また、全域でF4という明るさを維持できるため周辺の環境に左右されにくいのはもちろんのこと、円形絞りならではの柔らかなボケ感を演出できるところもポイントです。
2.無段階変速のパワーズームが搭載されており動画撮影に便利
2.無段階変速のパワーズームが搭載されており動画撮影に便利
「E PZ 18-105mm F4 G OSS」のレンズ側面には、ハンディカムと同じ軸吊り構造のズームレバー「パワーズーム」がついています。レンズの全長が変わることなく滑らかで静かな駆動ができるため、動画撮影にもピッタリです。
パワーズームは無段階変速が可能なので自由な速度でコントロールでき、構図やシーンに合わせて動画や写真撮影がしやすくなっています。
3.光学式手ぶれ補正機能を搭載
SONY α6400 / E PZ 18-105mm F4 G OSS
ズームレンズを使用するときに気になる手ぶれを抑えられるよう、レンズ本体に光学式手ぶれ補正機能が搭載されています。通常の撮影で高い手ぶれ補正効果を発揮してくれるので、パワーズームを使用しながらでもブレのないクッキリとした描写が可能です。
3.光学式手ぶれ補正機能を搭載
ズームレンズを使用するときに気になる手ぶれを抑えられるよう、レンズ本体に光学式手ぶれ補正機能が搭載されています。通常の撮影で高い手ぶれ補正効果を発揮してくれるので、パワーズームを使用しながらでもブレのないクッキリとした描写が可能です。
また、ボディに夜景モードや人物ブレ軽減モードなどが備わっている場合は、併せて使用することでより環境に左右されずに撮影を楽しめます。
4.500g以下で全長が変化することなく使いやすい
4.500g以下で全長が変化することなく使いやすい
「E PZ 18-105mm F4 G OSS」は重量427g、直径78mm×全長110mmとなっており、500g以下で軽量化を図っているので持ち運びしやすくなっています。
どの画角で撮影しても全長が変化することないため扱いやすく、身動きが取りにくい場所でも快適に使えるところも魅力的です。
本レンズを楽しむなら
「E PZ 18-105mm F4 G OSS」は35mm換算で27mm~157.5mmまでの約6倍ズームができるため、広大な風景撮影や建物撮影から、被写体をグッと引き寄せたポートレートやスナップ撮影、運動会フォトまで幅広く使用できます。全域でF4という明るさをカバーできるため、イルミネーション撮影や光量が少なく夜間の撮影にもおすすめです。
また、滑らかで静かなパワーズーム機能が備わっているため、静止画だけでも動画撮影にも活用可能。これ1本持っていれば、SONYのボディが持っている力を余すところなく発揮できるレンズとなっています。
併せて検討したいレンズ
「E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105G」を検討するときに迷うのが同じような画角のAPS-C専用Eマウントレンズ「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS SEL18135」ではないでしょうか。両者の主な違いは、下記の通りです。
- 「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」は35mm換算で27mm~202.5mmまでを網羅できるため、より望遠域を網羅したい人におすすめ。
- どちらも光学式手ぶれ補正を搭載している。
- どちらも最短撮影距離は0.45mなので、比較的被写体に近寄れる。
- 「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」はF値が3.5~5.6まで変動するが、「E PZ 18-105mm F4 G OSS」は全域でF4固定なので操作しやすく一定の明るさが保てる。
- 「E PZ 18-105mm F4 G OSS」はG Lensシリーズのレンズなので、柔らかいボケ感を演出したい人に向いている。
- 「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」は重量325g、直径67.2mm×全長88mmなので、小型軽量を重視したい人におすすめ。
- 「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」は新品で80,000円ほど中古相場で33,000円なので、中古相場なら「E PZ 18-105mm F4 G OSS」より安い。
このように、F値や撮影距離、重量などが異なるため、重量したいポイントに合わせて選んでみてください。
作例紹介
柔らかな毛の質感が伝わってくる1枚。G Lensならではの滑らかなボケ感も相まって、立体感も演出できています。
「E PZ 18-105mm F4 G OSS」の持ち味である鮮やかなコントラストが伝わってきます。幅広い画角を網羅できるからこそ、何気ない瞬間も見落とすことがありません。
最短撮影距離が0.45mと比較寄れるので、テーブルフォトにも活用可能。鮮やか発色でおいしそうな写真に仕上がっています。
広角域を使用すれば、広大な風景撮影にも難なく使えます。シルエットや空のコントラストが美しい1枚です。
ネット上のユーザーレビュー
「E PZ 18-105mm F4 G OSS」のレビューを見てみると「どの画角でも全長が変わらないしF4と明るいので、思ったより使いやすく愛用している」「ズーム駆動音がとても静かで動画撮影にも活用できる」という声が目立ちます。
一方で「最短撮影距離が0.45mなので、もう少し近づけると嬉しい」という声も。いずれにしても、使い勝手のよさと機能性の高さが評価されているようです。
まとめ
高性能中倍率ズームレンズの「E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105G」は、G Lensならではの美しいコントラストや描写力が光るレンズです。
全長の変化がなかったりパワーズームが搭載されていたりと使いやすさにこだわっているところも魅力的。常用レンズを探している人や標準ズームレンズからワンランクアップしたズームレンズを探している人は、ぜひ検討してみてください。
基本仕様 | |
---|---|
対応マウント | SONY Eマウント |
フォーカス | AF/MF |
フルサイズ対応 | - |
APS-C専用 | ○ |
レンズ構成 | 12群16枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
焦点距離 | 18-105mm(35mm判換算:27-157.5mm相当) |
最短撮影距離 | 45.0cm |
最大撮影倍率 | 0.11倍 |
開放F値 | F4.0〜22.0 |
画角 | 76~15度 |
手ブレ補正機構 | ○ |
防塵 | - |
防滴 | - |
サイズ・重量 | |
最大径×長さ | 78x110mm |
重量 | 427g |
フィルター径 | 72mm |
発売日 | |
発売日 | 2013年12月13日 |
製品情報
- カテゴリ
- ズームレンズ
- メーカー
- SONY
- タイプ
- 高倍率
- マウント
- SONY Eマウント
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