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定額買取
Canon EOS Kiss M
Canon EF-Mマウント
2018/03/23発売
α7シリーズの人気の高さからミラーレスといえばSONYというイメージをもつ人も多いかもしれませんが、2018年に一番売れたミラーレスはEOS Kiss Mでした。カメラが一番売れる価格帯よりも高価格帯なフルサイズミラーレスは話題にはなりますが、販売台数はやはりボリュームゾーンの中心にあるAPS-Cミラーレスが上回ります。2018年に一番売れたミラーレスCanon EOS Kiss Mの人気の秘訣をご紹介します。
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ボディ ブラックの買取額:43,900円(定額)
著者: enoF
CanonがAPS-Cミラーレスの覇権を狙った自信作
一眼レフの圧倒的シェアからカメラ業界の絶対王者としての地位を確立したCanonですが、ミラーレスにおいては苦戦していました。2018年にようやくフルサイズミラーレスに参入したCanonですが、APS-Cミラーレスでも2012年にEOS Mを発売したもののSONYやOlympusの後塵を拝していました。
しかし、2018年3月にEOS Kiss Mを発売したことで情勢は一変しました。Canonがレフ機で圧倒的シェアとなるきっかけとなったブランド「Kiss」を冠したミラーレスはなんと2018年の販売台数シェアで16%を超える圧倒的シェアでNo.1を獲得しました。
Kissブランドは一眼カメラをプロの写真家や愛好家だけでなく、生活の中にある大切な家族の一瞬を手軽に美しく撮影してもらうというコンセプトで作られています。EOS Kiss MはそんなKissブランドのコンセプトをミラーレス一眼にうまく落とし込んでいます。
ユーザーのリクエストを凝縮
ミラーレス一眼は電子ビューファインダー「EVF」をどうするかという問題があります。レフ機ではファインダーなしのカメラというのは構造上不可能ですが、ミラーレス機は別にEVFがなくてもカメラとしては問題ありません。
スマホの画面を見ながら撮影することに慣れた人にとってはカメラを撮影するときも、ファインダーを覗くより、背面液晶を見ながら撮影する方が手軽です。しかも、EVFを搭載しない方がコンパクトになり、価格も抑えることができます。そのため、CanonもEOS MシリーズではEVFなしのカメラが多くなっています。
レフ機史上最小最軽量のカメラを作ったKissシリーズですが、ミラーレス初のKissはEVFの搭載でそこまでコンパクトにはなっていません。これはEVFのリクエストがEOS Mユーザーから多く寄せられたことが一因と考えられます。
背面液晶での撮影は屋内では大きなデメリットはありませんが、日差しの強い屋外では液晶が見にくいというデメリットがあります。また、動いているものを撮影するときも、顔がカメラから離れていることで目と手の動きが連動しないので背面液晶を使った撮影では追いにくいというデメリットもあります。晴天の公園で走り回る子供を撮影するときにはミラーレスでもファインダーは必要になるということでKiss MにもEVFが搭載されています。
そもそも一眼カメラの大きさは装着するレンズに依るところもあり、小さすぎるとレンズとのバランスも悪くなります。レフ機Kissよりも軽量コンパクトになったKiss MはEVFを搭載しカメラとしてバランスの良い大きさに落ち着いたと言えます。
他にも瞳AFやバリアングル液晶、サイレントシャッターなど家族撮影には欠かせない機能をしっかりと搭載しています。
性能面でも妥協はないがバッテリーもちは不安
家族撮影向けのKissシリーズはエントリー機という側面もあり、性能面では上位機種に劣るというイメージもあるかと思います。
しかし、EOS Kiss MはCanonの他のミラーレスと遜色ない性能になっています。画素数は約2400万画素で発売時の最新映像エンジンDIGIC8を搭載していて画質も申し分なし。連写速度は最速10コマ/秒でAF追従でも7.4コマ/秒とKiss史上最速で、動き回る子供の瞬間を逃さず撮影できます。動画性能も4K撮影まで対応していて、フルHDであれば60p、HDであれば120pまで撮影できます。
もちろんKissシリーズということで、シーンインテリジェントオートやクリエイティブアシストなど、撮影の補助は万全で、初めての一眼カメラでもシャッターボタンを押すだけで十分綺麗な写真を撮ることができます。
唯一とも言える懸念材料がバッテリーもちです。一回の充電で撮影できる枚数が約235枚ということで、1日撮影するにはかなり不安です。運動会撮影では予備バッテリーが必須で、場合によっては2個以上の予備バッテリーが必要となりそうです。そのため、純正のバッテリーで5000円、社外製であれば2000円ほどとなる予備バッテリーの出費は購入時の予算に加算した方が良いでしょう。
おすすめレンズEF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM
EOS Kissシリーズのターゲットである家族写真を撮るカメラ初心者にとって難関の1つとなるのがレンズ交換です。特にミラーレスの場合は、レンズを外すとイメージセンサーがむき出しになるのでセンサーのゴミも気になります。
EF-M18-150mm f/3.5-6.3 IS STMであれば、広角域から中望遠域までカバーできるのでレンズ交換なしでもかなり広い範囲の撮影ができます。運動会は運動場の大きさにも依りますがギリギリ撮影可能な焦点距離です。さらに、EOS Kiss Mは約2400万画素あるのでトリミングして拡大することもできるため、このレンズがあれば運動会のようなシーンでもカバー可能になります。
EOS Kiss Mはキットレンズの種類が多く設定されていますが、迷っている場合はEF-M18-150mm f/3.5-6.3 IS STMを採用したレンズキットの購入を検討してみると良いでしょう。
作例紹介
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- ファインダーがレフ機のKissより大きくて見やすい
- EOS Mよりも持ちやすい
- 色が白いミラーレス一眼はおしゃれ
- 液晶を見ながらタッチパネル操作ができるので簡単
- モータースポーツの流し撮りでもゾーンAFで追える
動きモノへのAF追従も問題なく、かなり万能機としていろいろ撮影に使える性能がありそうです。
■ ネガティブレビュー
- ボタンが小さいのでかなり押しにくい
- ファインダーに画像が表示されるまでにタイムラグがある
- レンズが大きくなるとさすがにアンバランス
- 全体的にザラつきが目立つ写真で画質が残念
- 望遠ズームレンズのテレ端焦点距離がちょっと足りない
ミラーレスということで注目が集まりますが、あくまでエントリー機ということで、レフ機上位モデルに比べると見劣るところもあります。
まとめ
EOS Kiss MはさすがCanonのKissシリーズといった性能で2018年に売上トップだったことも当然と思わせるカメラです。日進月歩のミラーレスですが、EOS Kiss Mはバッテリー以外はレフ機と比較しても大きな性能面でのデメリットは見られず、発売から時間が経って価格が下ることでコスパの良さが目立ってきます。
EOS Kissシリーズは1年くらいで価格が発売時の60〜70%でほぼ底値となる傾向なので、コスパを考えると後継機を待つ必要はないともいえるでしょう。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
ミラーレス一眼 > エントリー
Canon EOS Kiss M
新品: 84,800円 / 中古: 63,980円
新品: 56,600円 / 中古: 56,600円
新品: 55,680円 / 中古: 56,600円
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ボディ ブラックの買取額:43,900円(定額)
製品情報
カテゴリ | ミラーレス一眼 |
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メーカー | Canon |
タイプ | エントリーモデル |
マウント | Canon EF-Mマウント |
関連製品
製品 | Canon EOS Kiss M (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 55,680円 中古: 56,600円 | 新品: 32,980円 中古: 51,000円 | 新品: 49,800円 中古: 50,080円 | 新品: 68,500円 中古: 50,800円 | 新品: 75,600円 中古: 79,060円 | 新品: 94,851円 中古: 90,630円 |
センサーサイズ | APS-C(22.3×14.9mm) | APS-C(22.3×14.9mm) | APS-C(22.3×14.9mm) | APS-C(22.3×14.9mm) | APS-C(22.3×14.9mm) | APS-C(22.3×14.8mm) |
有効画素数 | 2,410万画素 | 2,420万画素 | 2,420万画素 | 2,420万画素 | 2,410万画素 | 3,250万画素 |
連続撮影速度 | 最高約10.0コマ/秒 | 最高約6.1コマ/秒 | 最高約9.0コマ/秒 | 最高約9.0コマ/秒 | 最高約10.0コマ/秒 | 最高約14.0コマ/秒 |
重量 | 351g | 266g | 343g | 380g | 351g | 361g |
発売日 | 2018/03/23 | 2017/10/05 | 2017/04/20 | 2016/11/25 | 2020/11/27 | 2019/09/27 |