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定額買取
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO
マイクロフォーサーズマウント
2022/03/25発売
新生「OM-1」とともにリリースされたM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PROは、いわゆる“小三元”の1本を担うF4通しの望遠ズームレンズ。M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 が看板レンズを担っていることからも、OM SYSMEMにおいてF4通しレンズは非常に重要で、なおかつユーザーからの期待値も高いレンズ群といえます。そんな小三元レンズ”最後発”となったM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PROについてじっくり解説していきましょう。
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本体の買取額:75,600円(定額)
著者: 山添 太
圧倒的な小型・軽量の望遠ズームレンズ
ミラーレス時代によってボディは小さくなったものの、レンズは光学的な部分や機械的な構造によってまだまだ大きいまま。むしろボディが小さくなったぶん、体感的には一眼レフのときよりも大きく感じるかもしれません。
それはコンパクトなシステムが売りのマイクロフォーサーズ(以下MFT)でも言えて、光学性能を求めたF.2.8通しのズームレンズや、F1.2の大口径単焦点レンズとの組み合わせではどうしてもトップヘビーになってしまいます。
そこで登場したのがF4通しの小三元ズームレンズ。人気のM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0に関しては使い勝手の良さと描写性能のバランスが特徴ですが、標準域の12-45 F4.0 PROや広角域の8-25 F4.0 PROは、描写力とともにコンパクトサイズと軽量に注力。そのためには沈胴式も採用する徹底ぶりで(12-45 F4.0 PROは除く)OM-Dシリーズはもちろん、PENシリーズと組み合わせてもバランス良好なサイズ感を実現させました。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PROも同様にコンパクト&軽量を追求。8-25 F4.0 PROと同じく沈胴式となり、収納時は100mmを切る全長約99.4mm。同系統のM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROが160mmであることを考えると相当コンパクトであることがお分かりいただけますし、伸ばした状態でも124mmと短いです。
ちなみに、40-150mm F4.0 PROもインナーズーム方式を採用しているため、一度伸ばしたあとは焦点距離によって全長が変わることはありません。
重さはF2.8のおよそ半分となる382g(F.2.8は760g)。使用頻度は高くはないけど必要としている人、いつか出くわすかもしれない35mm換算300mm相当の望遠域が必要な場面に備えておきたい人には特に選択肢になりやすいレンズではないでしょうか。
製品 | ||
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価格 | 新品: 92,664円 中古: 87,000円 | 新品: 208,000円 中古: 91,000円 |
焦点距離 | 40-150mm(35mm判換算:80-300mm相当) | 40-150mm(35mm判換算:80-300mm相当) |
F値 | F4.0〜22.0 | F2.8〜22.0 |
最短撮影距離 | 70.0cm | 70.0cm |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 |
重量 | 382g | 760g |
発売日 | 2022/03/25 | 2014/11/29 |
卓越した描写力と防滴性能を搭載。ただし…?
コンパクトで軽量なだけでなく描写も優れていて、40-150mm F2.8 PROにも引けを取りません。近接性能も高く、ズーム全域で70cmまで寄ることができます。もちろんお家芸の超強力な防塵防滴性能付き。従来のPROシリーズと同様にシーンを選ばないレンズに仕上がっています。
その反面、別売りのテレコンバータに対応していないことや、ワンタッチでAF⇔MFの切り替えができるフォーカスクラッチが付いていないことなどのデメリットも存在します。望遠ズームレンズとしての便利さを追求するなら必要な機能といえるので、その際には40-150mm F2.8 PROを視野に入れておきましょう。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- サイズ感が標準ズームレンズ並み
- PENシリーズでも使いやすい軽さ
- スナップにも持ち出しやすい
- システムにマッチしたサイズ感
- 想像以上に写りが良い
圧倒的な軽さとサイズ感を称賛する方が多いですね。実際にOM-1などに取り付けられた姿をみると、標準ズームレンズと言われて信じてしまうくらいのサイズ感です。
■ ネガティブレビュー
- フォーカスクラッチが欲しかった
- L-Fnがボタンがない
- 逆光耐性が弱い
- OM-1の50コマ連写非対応
小型・軽量とのトレードオフと考えたら納得できる内容。OM-1の連写非対応はリリース時期を考えると少々残念ですが、そこまでの連写を必要としていない人にはあまり関係のない話かもしれませんね。
まとめ
MFT規格に「高感度性能」というウィークポイントがあるにも関わらず、F4通しのレンズへの支持が高いのは、小型、軽量、利便性といった要素がMFT規格にマッチしている証拠。そして、OM-1の登場によってその懸念事項もクリアされようとしています。
OM SYSTEMとM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PROとともに、ミラーレス機ならではの機動性を活かした撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。
著者
山添 太
編集者、ライター、カメラマン。出版社在籍中にカメラの面白さに魅了され、機材の収集、撮影、自家現像や自家プリントにもトライし、カメラ関連の特集や単行本も多数手がけるまでに。現在はフリーランスとしてカメラ関連をはじめ、趣味にまつわるジャンルで多岐にわたって編集・執筆。カメラマンとしての活動も積極的に行っている。
価格情報
ズームレンズ > 望遠
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO
新品: 114,172円 / 中古: 87,000円
新品: 114,385円 / 中古: 90,530円
新品: 92,664円 / 中古: 90,480円
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本体の買取額:75,600円(定額)
製品情報
カテゴリ | ズームレンズ |
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メーカー | OLYMPUS |
タイプ | 望遠 |
マウント | マイクロフォーサーズマウント |
関連製品
製品 | OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 92,664円 中古: 87,000円 | 新品: 213,100円 中古: 189,800円 | 新品: 146,464円 中古: 115,510円 | 新品: 138,501円 中古: 123,500円 | 新品: 197,213円 中古: 151,350円 | |
焦点距離 | 40-150mm(35mm判換算:80-300mm相当) | 25-50mm(35mm判換算:50-100mm相当) | 150-400mm(35mm判換算:300-800mm相当) 内蔵テレコンバーターx1.25時:187.5-500mm(35mm判換算:375-1000mm相当) | 100-400mm(35mm判換算:200-800mm相当) | 35-100mm(35mm判換算:70-200mm相当) | 100-400mm(35mm判換算:200-800mm相当) |
最短撮影距離 | 70.0cm | 28.0cm | 130.0cm | 130.0cm | 85.0cm | 130.0cm |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 7枚 | 9枚 |
重量 | 382g | 654g | 1,875g | 1,120g | 360g | 985g |
発売日 | 2022/03/25 | 2021/08/26 | 2021/01/22 | 2020/09/11 | 2023/10/27 | 2023/10/27 |