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Panasonic LUMIX DC-G9 Pro

Panasonic LUMIX DC-G9 Pro

動画機能に定評があるPanasonicのカメラシリーズの中で、「LUMIX DC-G9 Pro」はスチール撮影に特化したマイクロフォーサーズ(以下MFT)規格カメラとして人気の機種。2022年に最新フラッグシップモデル「LUMIX DC-GH6」がリリースされた現在ではひと世代前の機種とも言えますが、スチール撮影特化機としては今もなおG9 Proが事実上の旗艦機。今メイン機にしても力負けすることのないカメラであることを解説していきましょう。

ミラーレス一眼 / Panasonic / ハイアマチュア
新品:
111,760円〜(99)
中古:
73,600円〜(92)

動画撮影機能の強みを静止画撮影にフィードバックしたPanasonic独自のスチール旗艦機

Panasonic LUMIX DC-G9 Pro / Voigtlander NOKTON 60mm F0.95
出典:instagram(@__sky__blue__)
Panasonic LUMIX DC-G9 Pro / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO
出典:instagram(@__sky__blue__)
Panasonic LUMIX DC-G9 Pro / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
出典:instagram(@__sky__blue__)
Panasonic LUMIX DC-G9 Pro / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
出典:instagram(@__sky__blue__)
Panasonic LUMIX DC-G9 Pro / LUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH.
出典:instagram(@__sky__blue__)

LUMIX DC-G9 Proは2018年1月にリリースされたおよそ4年前の機種。そう聞くとデジタルカメラとしては若干古さを感じてしまいますが、MFT規格においては2016年終わりにリリースされた旧OLYMPUS製E-M1 MarkII以来、2022年にO-M1およびGH6が登場するまでは大きな進化がなかったため、4年前の機種といっても大きく劣るということはなく、むしろ、2020年発売のE-M1 MarkIIIよりも優れている性能もいくつか持ち合わせています。

特筆するとしたら、ミラーレス機におけるキモともいえるEVFファインダーに約368万ドットという高精細の有機ELを採用していること。E-M1 MarkIIIはひと昔前の236万ドットから脱却できず、有機ELではなく液晶を採用していました(その前にリリースされたE-M5 MarkIIIも236万ドットでしたがなぜかコチラは有機ELを採用)。

ファインダーの倍率は0.83倍と大きく(E-M1 MarkIIIは最大0.74倍)、0.77、0.70倍と3段階で切り替えられるのも大きな特徴といえます。

連射モードの豊富さに定評があり、6K/4K PHOTOおいてはおよそ秒間30コマ/60コマの写真を動画から切り出すことが可能。電子シャッターを使った連射でも最大秒間60コマの撮影ができて、RAWデータで記録することもできます。高速読み込みで、電子シャッターにおけるローリングシャッター歪みをおさえるとともに、補正もする機能も搭載されています。

有効画素数は2033万画素と、2022年のMFT規格と比べても最高水準。 センサーをシフトして8回連続撮影した写真を合成した高解像の写真を生み出すハイレゾモードを搭載し、約8000万画素相当の解像感を実現しています。ただし、E-M1 MarkIIIでは可能な手持ちによるハイレゾ撮影はできず、基本的には三脚が必須。その代わり、草木などの微妙に揺れてハイレゾ撮影では解像感が落ちてしまう被写体に対しては合成をしないようにする独自のモードを搭載するなど、G9 Proならではのアドバンテージも存在します。
製品

Panasonic LUMIX DC-G9 Pro

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III

価格新品:111,760円〜
中古:73,600円〜
新品:137,800円〜
中古:98,820円〜
センサーサイズ4/3型Live MOS センサーマイクロフォーサーズ(17.4 mm × 13.0 mm)
有効画素数2,033万画素2,037万画素
連続撮影速度最高約60.0コマ/秒最高約60.0コマ/秒
4K対応
手ブレ補正
防塵・防滴
撮影可能枚数360枚420枚
重量586g504g
発売年月2018年01月2020年02月
 

操作製や機能性を重視したボリューム


MFT規格はセンサーサイズが小さいぶん、カメラ全体のボリュームは小型であるべきというレビューをよく見聞きします。これまでの経緯から現OM Digital Solutions製品はそれを重視していますが、Panasonicはそれよりも操作性や機能性に重きを置いていて、比較的大きめなボリュームにまとまっている印象です。

現に、同グレードのE-M1 MarkIIIの奥行きが約68.9mmに対して、G9 Proは約91.6mmと約22.7mmも厚いです。ちなみに幅と高さも若干大きく、MFT機としては全体的にボリュームのある見た目となっています(見た目通り重さもある)。その代わりにホールド感や操作製の良さには定評があるので、この辺りは実際に扱ってみて、自身でじっくり評価してもらいたいところです。
 

ユーザーレビュー


■ ポジティブレビュー
  • デザインが好き
  • ファインダーが見やすい
  • ボタン配置が絶妙で操作しやすい印象
  • ホールド感が良い
  • 必要にして充分な画質
外観が好みという意見が多数。また、操作性の良さを挙げる人も多く、手に馴染みやすいカメラという印象です。


■ ネガティブレビュー
  • 大きくて重たい
  • ファインダーの像が歪んで見える
  • AF性能が物足りない
  • シャッターボタンが軽い
  • バッテリーの持ちがいまいち
大きさには賛否両論。ファインダーの美しさは評価をするものの、像が歪んでみえるのはいただけないという意見も。
 

まとめ


2022年リリースのフラッグシップ機LUMIX DC-GH6からのフィードバックを受けた新機種にも期待したいところですが、G9 Proも充分すぎるほどの性能を持ち合わせています。かつては20万円を超えた価格も、現在は10万円前後で買えるほどにこなれてきています。

たしかに本体は少々大ぶりです。でもレンズは総じてコンパクトなのでシステムとしては小さくまとまります。絵作りにも定評があり、今となっては多くサイトでさまざまな作例やレビューを見ることもできるので、所々参考に、この機種からMFT規格の導入を検討してみてはいかがでしょう。
レンズマウント
レンズマウントマイクロフォーサーズマウント
撮像素子
センサーサイズ4/3型Live MOS センサー
有効画素数2,033万画素
ダスト低減機能
映像エンジンヴィーナスエンジン
画像記録
記録媒体

SDカード
SDHCカード
SDXCカード

スロット数

ダブルスロット
SDカード×2

記録画素数

[4:3]設定時:
5184×3888(L)、3712×2784(M)、2624×1968(S)、4992×3744(6K PHOTO)、3328×2496(4K PHOTO)、10368×7776(XL)、7296×5472(LL)

画像ファイル

3840 × 2160(4K):60p
1920 × 1080(FHD):60p

動画
4K対応
記録サイズ

3840 × 2160(4K):60p
1920 × 1080(FHD):60p

記録形式

AVCHD/AVCHD Progressive/MP4

ライブビュー
フォーカス映像検出によるTTL方式(コントラストAF)、[AFS(シングル)] / [AFF(フレキシブル)] / [AFC(コンティニュアス)]
シャッター
シャッター速度1/32000~60秒
連続撮影速度最高約60.0コマ/秒
露出制御
測光方式/測光分割数1728分割測光、マルチ測光 / 中央重点測光 / スポット測光 / ハイライト重点測光
ISO感度200〜25,600
AF
測距点最大225点
ファインダー
視野率100%
倍率約1.66倍
ストロボ
内蔵ストロボ-
液晶モニター
サイズ3型(インチ) 104万ドット
可動式フリーアングル
I/F
インターフェース

microUSB3.0、HDMI

無線LAN
Wi-Fi機能
ネットワーク
NFC-
Bluetooth
防塵・防滴
防塵・防滴
手ブレ
手ブレ補正機構
GPS
GPS-
電源
撮影可能枚数(ファインダー)

360枚

撮影可能枚数(ライブビュー)

380枚

動画撮影可能時間

約120分

USB充電
使用電池バッテリーパック(付属、7.2V)
サイズ・重量
サイズ約136.9mm(W)×97.3mm(H)×91.6m(D)
重量586g
発売日
発売日2018年01月25日