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Panasonic LUMIX DC-GH5S

Panasonic LUMIX DC-GH5S

Panasonicのマイクロフォーサーズ(以下MFT)規格のフラッグシップ機であったGH5の別コンセプト機種「LUMIX DC-GH5S」は、GH5発売から約一年後の2018年に登場。GH5で獲得した動画ユーザーに向けて、より動画に特化した機能を盛り込んだ意欲機です。今もなお、MFT規格では唯一無二となっている本機の仕様について詳しくお届けしましょう。

ミラーレス一眼 / Panasonic / ハイアマチュア
新品:
168,732円〜(61)
中古:
132,000円〜(42)

画素数を落として、高感度性能を上げたMFT規格唯一の機種

Panasonic LUMIX DC-GH5S / LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
出典:instagram(@2460design)
Panasonic LUMIX DC-GH5S / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
出典:instagram(@2460design)
Panasonic LUMIX DC-GH5S / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
出典:instagram(@2460design)
Panasonic LUMIX DC-GH5S / LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
出典:instagram(@2460design)
Panasonic LUMIX DC-GH5S / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
出典:instagram(@2460design)

デジタルカメラにおいて、性能の善し悪しの判断材料にされやすい「画素数」。基本的に画素数が多ければそれだけ高精細な写真を撮ることができますが、その反面、暗所に弱くなって、高感度撮影時にノイズが乗りやすくなってしまい、センサーサイズが小さいとその影響はさらに大きくなります。

MFT規格のウィークポイントはまさにそれで、高感度撮影のことを考えると2000万画素程度がギリギリ。フルサイズ規格では3000万画素以上が当たり前となってきている中でそのギャップをどう埋めるかが、今もなおMFT規格における大きな課題となっています。

2018年にリリースされたGH5Sは、そんなMFT規格の課題に“画素数を落とす”というアプローチで勝負。画素数を落とせば高精細な写真は撮れずとも、取り込む光の量が増えて高感度に強くなるだけでなく、色階調も良くなって豊かな画作りが可能になります。そしてこれは静止画だけでなく、むしろ動画に合わせた仕様。GH5はたしかに動画ユーザーには今でも評判がいいですが暗所での撮影にはやはり弱く、4K/60pなどの撮影機能が充実しているぶん残念に思われているポイントでもありました。

あえて、有効画素数1023万画素に留め(GH5は2033万画素)、それまでISO1600あたりまでの常用感度をISO12800まで引き上げることに成功しました。臆することなく感度を上げられれば、暗所でもいたずらにボケ味のでた動画にならず、被写界深度を深くとって撮影することができます。

もちろん静止画撮影でもその恩恵を受けることができ、これまで三脚がなくて諦めていたシーンにも積極的にレンズを向けることができるでしょう。公式サイトやレビューサイトに、そういった悪条件下での作例が数多く掲載されているので、その実力のほどをじっくり確認してみてください。
製品

Panasonic LUMIX DC-GH5S

Panasonic LUMIX DC-GH5

価格新品:168,732円〜
中古:132,000円〜
新品:168,732円〜
中古:81,920円〜
センサーサイズ4/3型Live MOS センサー4/3型Live MOS センサー
有効画素数1,028万画素2,033万画素
連続撮影速度最高約12.0コマ/秒最高約12.0コマ/秒
4K対応
手ブレ補正-
防塵・防滴
撮影可能枚数410枚400枚
重量580g645g
発売年月2018年01月2017年03月
 

踏襲されたデザインで、安定した操作性


GH5と形状はほぼ共通していて、レイアウトやEVF、背面液晶などの更新もされていません。大きな変更点としては肩部に「レッドライン」というワンポイントがあしらわれたこと。これはLUMIXシリーズにおけるハイエンドモデルの証としてその後のGH5M2やGH6にも引き続き採用されています。

また、ボディ内手ブレ補正が排除されている分、重量が大幅に軽くなっているところもポイントです。GH5が約725gに対してGH5Sは約660g(共にバッテリー+メモリーカード1枚込)。寸法はほぼ同じなので、定評のある操作性に軽量化が加わってより軽快な運用が期待できます。
 

ユーザーレビュー


■ ポジティブレビュー
  • ホールド感の良さは健在
  • 暗所の良さが顕著にわかる
  • MFT最高画質を思わせる絵作り
  • GH5と比べてバッテリーの保ちが良い印象
動画ユーザーからのレビューで高い評価を獲得。画素数を落としたことによる恩恵を充分に感じている声が多くみられました。


■ ネガティブレビュー
  • デザインが変わらなさすぎる
  • MFT規格にしては大きくて重い
  • 動画に力を入れるなら液晶に工夫がほしい
  • AFが弱い
GH5にはあったボディ内手ブレ補正が排除されたことについて意外とネガティブな声が少なく、三脚やジンバルを用いる動画ユーザーが多いのが理由のようです。
 

まとめ


動画ユーザーから高い支持を得ている機種ではありますが、あえて画素数を減らして高感度性能を高めたカメラは、SONYのα7Sシリーズか、このGH5Sしかありません。試み自体は主に動画を対象としたものかもしれませんが、静止画においての効果も大きいので、この機種が映し出す唯一無二の絵作りを堪能してみてください。
レンズマウント
レンズマウントマイクロフォーサーズマウント
撮像素子
センサーサイズ4/3型Live MOS センサー
有効画素数1,028万画素
ダスト低減機能
映像エンジンヴィーナスエンジン
画像記録
記録媒体

SDHCカード
SDカード
SDXCカード

スロット数

ダブルスロット
SDカード×2

記録画素数

[4:3]設定時:
3680 x 2760(L) 、2592 x 1944(M) 、1824 x 1368 (S) 、 3328 x 2496(4KPHOTO)

画像ファイル

JPEG/RAW

動画
4K対応
記録サイズ

4096 × 2160(C4K):60p
3840 × 2160(4K):60p

記録形式

AVCHD/AVCHD Progressive/MP4/MOV

ライブビュー
フォーカス映像検出によるTTL方式(コントラストAF)、[AFS(シングル)] / [AFF(フレキシブル)] / [AFC(コンティニュアス)]
シャッター
シャッター速度1/16000~60秒
連続撮影速度最高約12.0コマ/秒
露出制御
測光方式/測光分割数1728分割測光、マルチ測光 / 中央重点測光 / スポット測光 / ハイライト重点測光
ISO感度160〜51,200
AF
測距点最大225点
ファインダー
視野率100%
倍率約1.52倍
ストロボ
内蔵ストロボ-
液晶モニター
サイズ3.2型(インチ) 162万ドット
可動式フリーアングル
I/F
インターフェース

USB3.1 Type C、HDMI

無線LAN
Wi-Fi機能
ネットワーク
NFC-
Bluetooth
防塵・防滴
防塵・防滴
手ブレ
手ブレ補正機構-
GPS
GPS-
電源
撮影可能枚数(ファインダー)

410枚

撮影可能枚数(ライブビュー)

440枚

動画撮影可能時間

[モニター時]
約130分(交換レンズ H-FS12060使用時、AVCHD(FHD/60p))

USB充電-
使用電池バッテリーパック(付属、7.2V)
サイズ・重量
サイズ約138.5mm(W)×98.1mm(H)×87.4m(D)
重量580g
発売日
発売日2018年01月25日