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定額買取

Canon RF20mm F1.4 L VCM
Canon RFマウント
2025/04/25発売
Canonのハイブリッドレンズシリーズ、F1.4 L VCMシリーズに最広角となるレンズが追加されました。RF20mm F1.4 L VCM。RFマウント待望の明るい単焦点レンズというだけでなく、動画撮影での使い勝手の良さにも配慮している、動画静止画両対応のレンズ。最広角のハイブリッドレンズはどのような仕上がりとなっているのでしょう。
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本体の買取額:162,700円(定額)
著者: enoF
ハイブリッドレンズをさらなる高みに引き上げるレンズ
2025年4月25日発売のRF20mm F1.4 L VCMはCanonのハイブリッドレンズシリーズ、F1.4 L VCMの4本目となるレンズ。2024年6月に発売されたRF35mm F1.4 L VCM、その後立て続けに発売されたRF50mm F1.4 L VCM、RF24m F1.4 L VCMに続くシリーズ最広角となるレンズです。
F1.4 L VCMシリーズは、「開放F1.4」「VCMを採用したAF」「ほぼ同一サイズ」といった特徴をもち、動画、静止画の両方に高いレベルで対応できるハイブリッドレンズシリーズ。RF20mm F1.4 L VCMも開放F1.4でVCMを採用し、他の3本と共通の高さ99.3mmでフィルター径も共通の67mmとなっています。
製品 | ||||
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価格 | 新品: 305,490円 中古: 307,960円 | 新品: 240,679円 中古: 223,800円 | 新品: 232,591円 中古: 186,780円 | 新品: 225,144円 中古: 197,500円 |
焦点距離 | 20mm | 24mm | 35mm | 50mm |
F値 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 |
最短撮影距離 | 20.0cm | 24.0cm | 28.0cm | 40.0cm |
絞り羽根枚数 | 11枚 | 11枚 | 11枚 | 11枚 |
重量 | 519g | 515g | 555g | 580g |
発売日 | 2025/04/25 | 2024/12/20 | 2024/07/12 | 2024/12/20 |
F1.4 L VCMシリーズはサイズが統一されているというだけではなく単焦点らしい美しいボケ味も特徴。20mmという画角では、そこまでボケ味が重視される画角ではありませんが、RF20mm F1.4 L VCMも他の同シリーズレンズと同様に明るい単焦点レンズらしい美しいボケを楽しむことができます。
描写面でいうと、RF20mm F1.4 L VCMは広角レンズらしく、星空や夜景撮影にも最適化されているところもポイント。 非球面レンズを2枚適切に配置したことで高い点像再現性があり、また、周辺部の像が流れにくいリアフィルターも装着可能なので星を画面の隅々まで「点」で撮影できます。
ただ、少々意外だったのが、AFはVCMだけで成立させている点。他の3本はナノUSMで別のレンズ群を連動させるフローティングフォーカス機構を採用していました。
フローティングフォーカス機構は動画撮影時に問題となる、フォーカスブリージングを抑えるメリットがあります。ハイブリッドレンズを謳うF1.4 L VCMシリーズなので、フォーカス時に画角が変化してしまうフォーカスブリージングはできるだけ抑えたいところ。特にフォーカスブリージングは広角レンズでより顕著に現れるのでRF20mm F1.4 L VCMも当然フローティングフォーカスが採用されるものと予想していました。
結論から言うと、RF20mm F1.4 L VCMのフォーカスブリージングは非常によく抑えられており、補正をしなくとも気にならないレベルにあります。補正対応カメラボディとの組み合わせではフォーカスブリージング補正が行われるので、さらに安定した構図で撮影が可能。
広角撮影でも、動画、静止画共に隙のない性能を発揮してくれるレンズがRF20mm F1.4 L VCMです。
サイズの統一は新たなレンズの付加価値となるのか
F1.4 L VCMシリーズの大きな特徴である「サイズの統一」。スチール、静止画の撮影であればレンズサイズが統一されているということは大きなメリット・デメリットは発生しないでしょう。
しかし、動画撮影の場合は「サイズの統一」でメリットが生まれます。近年は、SNS等で動画撮影のニーズが増え、個人での撮影はもちろんですが、プロのカメラマンへの動画撮影の依頼も増えています。そういった撮影では、一人もしくはアシスタントがもう一人など少人数かつカメラも1~2台となるのでレンズ交換をいかにスムーズに行うかということが重要となります。
特に近年ではミラーレス一眼の小型化によってジンバルが積極的に利用されるようになっています。ジンバル撮影では、レンズを交換した際、多少の重量変化はジンバルのモーターでバランスを取ることもできますが、大きく変化した場合は再調整が必要となります。
その点、F1.4 L VCMシリーズであれば、レンズ交換しても最小限のジンバル調整で撮影を続行できます。ただ、サイズの統一によるメリットは上記のように限定的ではあるので、それによって生まれる「設計上の制約」というデメリットがどこまで許容できるのかという問題もあります。
RF20mm F1.4 L VCMは歪曲収差補正をデジタル補正に一任したことと、AFをフローティングではなくVCMのフォーカスレンズ群のみで行うことでこのサイズ感を実現しています。
F1.4 L VCMシリーズは今後、85mmや135mmといったレンズの発売の噂もあり、そういった中望遠レンズではサイズの統一は難しそうではあります。今後、F1.4 L VCMシリーズがどのような展開をみせていくのか、どのような付加価値をみせていくのかは非常に興味深いものとなりそうです。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- デジタル補正後でも解像力をしっかり保っている
- RFマウント待望の明るい広角レンズ
- 大三元レンズではなくVCMシリーズで揃えても面白い
- AFは文字通り「無音」でマイクが拾ってしまうということはない
- この解像感があればデジタル補正でも不満はない
サイズ感などに注目が集まりますが、解像力とボケの美しさに多くの高評価が集まっていました。
■ ネガティブレビュー
- 動画用途を抜きにすると大きな特徴のあるレンズではなく感じでしまう
- 自分のカメラでは絞りリングは動画専用になるので不要かな
- デジタル補正前提というのはやはり不安を感じる
- 動画では使わないのでスチール用のもう少し安価なモデルがほしい
- RAWでは歪み補正は自動化されない
付加価値をどこに見出すかで価格に対する評価は変わってくるようです。
まとめ
近年、動画向けのコンデジやミラーレスを発売し、動画用途ユーザーへの対応に力を入れているCanon。カメラボディはもちろんですが、レンズでも動画撮影に配慮しています。そんなCanonから動画静止画ハイブリッドレンズ第4弾として発売されたのがRF20mm F1.4 L VCM。サイズは先に発売された3本と統一されていて、VCMを使った静粛なAFは動画撮影で大きな強みとなります。
光学性能ではデジタル補正を適用しても劣化の少ない高い解像力と美しいボケで、まさにハイブリッドレンズといった性能のレンズがRF20mm F1.4 L VCMです。
著者

enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報

単焦点レンズ > 広角
Canon RF20mm F1.4 L VCM
新品: 307,960円 / 中古: 307,960円
新品: 305,490円
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:162,700円(定額)
製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | Canon |
タイプ | 広角 |
マウント | Canon RFマウント |
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製品 | ![]() Canon RF20mm F1.4 L VCM (本製品) | ||||
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価格 | 新品: 305,490円 中古: 307,960円 | 新品: 240,679円 中古: 223,800円 | 新品: 232,591円 中古: 186,780円 | 新品: 48,880円 中古: 35,230円 | 新品: 38,552円 中古: 26,000円 |
焦点距離 | 20mm | 24mm | 35mm | 28mm | 16mm |
F値 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 |
最短撮影距離 | 20.0cm | 24.0cm | 28.0cm | 23.0cm | 13.0cm |
絞り羽根枚数 | 11枚 | 11枚 | 11枚 | 7枚 | 7枚 |
重量 | 519g | 515g | 555g | 120g | 165g |
発売日 | 2025/04/25 | 2024/12/20 | 2024/07/12 | 2023/07/07 | 2021/10/28 |
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