トップ カテゴリ 単焦点レンズ TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F053) [ソニーE用]
TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F053) [ソニーE用]

TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F053) [ソニーE用]

SONY Eマウント
2019/12/05発売

TAMRONといえば、近年はズームレンズのイメージが強いですが、TAMRONらしい単焦点レンズというものも存在します。35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F053)はまさにTAMRONらしい単焦点の1本といえます。このレンズのTAMRONらしさについてみていきましょう。

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TAMRONらしい万能高コスパ単焦点レンズ

SONY α7 II / TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2
SONY α7 II / TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2出典: instagram(@saeko_higuchi_)
SONY α7 II / TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2
SONY α7 II / TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2出典: instagram(@saeko_higuchi_)
SONY α7 II / TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2
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SONY α7 II / TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2
SONY α7 II / TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2出典: instagram(@saeko_higuchi_)
SONY α7 II / TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2
SONY α7 II / TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2出典: instagram(@saeko_higuchi_)

TAMRONは近年、17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)や20-40mm F/2.8 Di III VXD (Model A062)といった珍しい焦点距離のズームレンズや28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)という高倍率でも明るいレンズをフルミラ向けに発売してきました。そのため、TAMRONのレンズには高い汎用性によるコスパの良さというイメージがあります。

一方、単焦点レンズとは、焦点距離が固定なので汎用性が低そうに思えるレンズです。

しかし、TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F053)は、35mmという使用頻度の高い標準域の焦点距離で、開放F2.8の明るさがあり、最大撮影倍率は0.5とハーフマクロ性能まである汎用性の高さがあります。

さらに重量210g、全長64mmというコンパクトさはカメラボディと合わせても気軽に持ち運べる携帯性があります。価格も、撒き餌レンズとも言える3万円台で、手の出しやすいレンズとなっています。

純正レンズの様に気合をいれて購入ボタンを押す必要もないのがTAMRONレンズの魅力です。

インナーフードもTAMRONらしい選択

35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F053)はインナーレンズフード、別名フジツボ形の珍しいレンズフードが採用されています。インナーレンズフードは外側に向かって広がる通常のレンズフードとは違い、先端が内側に折り返すドーム状になっています。先が細くなるフジツボに似ているのでフジツボ型とも呼ばれます。

フジツボ形は他のレンズフードよりも圧倒的にコンパクトとなることが特徴で、35mm F/2.8 Di IIIの様にコンパクトで携帯性の高いレンズとは相性の良い組み合わせとなります。

ただし、レンズフードの効果としては他の大きなフードよりは高くないので、斜めから差し込む光などには注意が必要となります。こういった面で性能と実用性のユニークなバランス点を生み出すというのもTAMRONならではと言えます。

純正レンズにはない選択肢がTAMRONの魅力

SONYの純正レンズとしては同じ焦点距離でFE 35mm F1.8 SEL35F18Fというレンズがあります。

開放F1.8という明るさがあり、価格はTAMRON 35mm F/2.8の倍ということで、あまり比較対象としては適切ではないかもしれません。FE 35mm F1.8は光学性能もさることながら、純正レンズらしいAFの素早い反応が魅力です。

一方、TAMRON 35mm F/2.8はAFをOSDというDCモーターにしているので、応答性や正確性、駆動時のノイズなどが気になります。

しかし、TAMRON 35mm F/2.8は敢えて明るさをF2.8としたことで、価格を抑えつつも良好な光学性能があり、また純正レンズ同様に防滴性もあることからコスパは申し分ないレンズとなっています。

さらに純正にはないハーフマクロ性能もあることから、価格と汎用性をとるのか、純正のAF速度と突き詰められた光学性能をとるのか、どちらを選ぶかということがレンズ選びのポイントとなりそうです。

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価格

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焦点距離35mm35mm
F値F2.8〜22.0F1.8〜22.0
最短撮影距離15.0cm35.0cm
絞り羽根枚数7枚9枚
重量210g280g
発売日2019/12/052019/08/30

ユーザーレビュー

■ ポジティブレビュー

  • 最短撮影距離が短いのでズームレンズの様な感覚で撮影できる
  • 歩留まりは良くないが、ハッとする描写ができるレンズ
  • マクロレンズとして考えればAF速度は十分
  • 防塵防滴とフッ素コーティングまであるので外でもどんどん使える
  • 収差や周辺減光など基本的な光学性能は全く問題ない

AFモーターや描写に多少クセがあるので、そこを上手く扱うと純正に迫るレンズと評価できそうです。

■ ネガティブレビュー

  • もう少しAF性能が高ければこのレンズの評価は変わりそう
  • F2.8の単焦点としてはちょっと太いかな
  • 67mmのフィルターは高いのでわざわざ他と統一しなくても良かった
  • 最短撮影距離くらいまで寄ると滲みが出てくる
  • 起動時にガラガラとモーター音がする

やはりAFの速度がややネックとなる評価が目立ちました。価格とのトレードオフがAF速度となっているようです。

まとめ

実用性と光学性能のバランスというのはレンズ設計において最も重要な問題の1つと言えます。光学性能を追求すれば、レンズは巨大になり、最短撮影距離にも制限が加わり、実用性は低くなります。

TAMRONはこのバランスを他社とは違ったポイントでとることが多く、35mm F/2.8 Di III OSD M1:2もまた、他社にはない魅力あふれるレンズとなっています。

価格情報

TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F053) [ソニーE用]

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カテゴリ単焦点レンズ
メーカーTAMRON
タイプ広角
マウントSONY Eマウント