
Panasonic LUMIX S 100-500mm F5-7.1 O.I.S.
LEICA Lマウント
2025/11/20発売
Panasonicが展開するLUMIXシリーズでは初となる超望遠域ズームレンズLUMIX S 100-500mm F5-7.1 O.I.S. 。機動力を重視したサイズ感と高い描写性能の両立、使い勝手の良い機能も盛り込まれ、高いニーズに答えられる1本に仕上がっています。
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著者: 山添 太
フィールドを支配できる完成度の高い軽量コンパクトな超望遠レンズ
フルサイズ規格のミラーレスカメラとしては後発で、レンズラインナップも少数精鋭の実直な内容となっているLUMIX Sシリーズ。2023年にリリースしたLUMIX S5IIを皮切りにマイクロフォーサーズ規格から一貫して続けてきたコントラストAFオンリーからも脱却し、素早く正確なAFが求められる超望遠域レンズの登場を待ち望んでいたユーザーも少なくないでしょう。
そんなシリーズ初の超望遠域レンズを飾ったLUMIX S 100-500mm F5-7.1 O.I.S.は、焦点距離でF値が変化する全長約196.1mm、質量約1,285gの軽量コンパクトタイプ。これだけ聞くと5倍ズームのエントリーレンズという印象を持ってしまうかもしれませんが、実際は高級感のある仕上がりと防塵防滴仕様やレンズ内手ぶれ補正もしっかり盛り込まれた、プロユースも充分視野に入れられる内容となっています。
レンズ構成は12群19枚。焦点距離が長くなることでより大きくなる色収差を、蛍石に近い性能を持つUEDレンズを2枚、EDレンズ、UHRレンズをそれぞれ2枚の計6枚を使って抑え、LUMIXらしい高精細で表現力の高い描写性能を実現していて妥協もありません。
AFもデュアルフェイズリニアモータと最新型の光学式エンコーダ搭載で素早く高精度のAFを実現。像面位相差AF搭載機種と組み合わせれば、動きモノをターゲットにすることの多いシビアなAF性能を求められる超望遠域でもストレス無く対応できることでしょう。
F値は焦点距離で変化してしまいますが、F5スタートで比較的明るく、F7.1であっても高感度耐性の高いフルサイズ規格なので積極的に手持ち撮影に挑めます。ボディ内手ぶれ補正との連動制御による望遠側でおよそ7段という高い補正効果もその後押しになってくれそうです。
操作系統のカスタマイズ性と撮影幅の広い仕様も魅力
レンズに盛り込まれているボタン類はフォーカススイッチ、AF/MFの切り替え、手ぶれ補正のON/OFFなどおなじみの顔ぶれ。そのほか細かい調整が行えるのが特徴で、ズームリングのトルク調整を可能とし、ズームの誤作動防止や繊細な画角調整を自分好みの感触で行うことができます。
フォーカスリングには回転方向を慣れ親しんだ方向に変えることができる機構や、リニアとノンリニアの変更も可能。リニア制御の回転量を変更することもできるので、好みに近い感触を追求することができます。ズームしながらマニュアルフォーカスでのピント送りができる機構はムービー撮影時に重宝しそうです。
テレコンバーターに対応しており、最長1000mmまで拡張できるほか、光学ズームとクロップズームを組み合わせたハイブリッドズームが使用できる本体と組み合わせればさらに望遠の1562mm(S1R2の場合は2105mm)まで焦点距離を伸ばすことも可能です。
遠景だけでなく近接撮影にも長けており、広角端で最短80cmm、最大倍率0.36倍まで大きく移すこともできるので、フィールドワークで見つけた小さな被写体にもレンズ交換すること無くフォーカスを当てることができます。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 超望遠レンズとしては軽くて小さく扱いやすい。価格帯もリーズナブル
- 映りの良さを実感できる描写性能
- AFは素早く、追尾AFの精度も高い
- この性能で5倍ズームは貴重な存在
ユーザー満足度の高い評価の多く、コンパクトさによる弊害がほとんど見られないLUMIXらしい描写性能の高さがそういった評価に繋がっているという印象。
■ ネガティブレビュー
- インナーズームではないのでズームするとバランスが悪くなる
コンパクトで高倍率なレンズにはつきものな内容ですが、慣れやグリップ付きにすることで充分クリアできるものでしょう。
まとめ
LUMIXユーザー待望の超望遠レンズLUMIX S 100-500mm F5-7.1 O.I.S.。完成度も非常に高いので、後発されることが予想されるF値固定のハイエンドレンズを待たずとも充分システムに組み込めるレンズといえます。価格帯も超望遠域レンズとしては比較的リーズナブル。このレンズを軸にフィールドワーク用としてLUMIXシリーズでシステムを組んでみるのもおすすめです。
著者

山添 太
編集者、ライター、カメラマン。出版社在籍中にカメラの面白さに魅了され、機材の収集、撮影、自家現像や自家プリントにもトライし、カメラ関連の特集や単行本も多数手がけるまでに。現在はフリーランスとしてカメラ関連をはじめ、趣味にまつわるジャンルで多岐にわたって編集・執筆。カメラマンとしての活動も積極的に行っている。
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製品情報
| カテゴリ | ズームレンズ |
|---|---|
| メーカー | Panasonic |
| タイプ | 望遠 |
| マウント | LEICA Lマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Panasonic LUMIX S 100-500mm F5-7.1 O.I.S. (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 100-500mm | 70-200mm | 150-600mm | 70-300mm | 100-400mm | 70-200mm |
| 最短撮影距離 | 80.0cm | 65.0cm | 58.0cm | 54.0cm | 112.0cm | 95.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 11枚 | 11枚 | 9枚 | 11枚 | 9枚 | 11枚 |
| 重量 | 1,285g | 1,345g | 2,100g | 790g | 1,135g | 1,570g |
| 発売日 | 2025/11/20 | 2023/12/07 | 2021/08/27 | 2021/04/22 | 2020/07/10 | 2020/01/17 |

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