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定額買取
SIGMA 35mm F1.4 DG DN|Art [ソニーE用]
SONY Eマウント
2021/05/14発売
35mmの単焦点レンズと聞いて真っ先に思いつくのがSIGMAではないでしょうか。そして大口径の単焦点というのもSIGMAのイメージがあります。そんなSIGMAから新たに登場した35mmの単焦点は「比較的」コンパクトなものでした。2021年春に発表されたSIGMA 35mm F1.4 DG DN|Artをみていきましょう。
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本体の買取額:58,900円(定額)
著者: enoF
SIGMAと35mm単焦点
「35mm単焦点」と「大口径」という2つのワードとSIGMAを結びつけるのは2012年に発売された35mm F1.4 DG HSM | Artの存在があります。2012年前後は、NikonやCanonから3000万画素超えの超高画素カメラが発売された時期で、SIGMAは新たなArtラインを発表し、大口径高解像レンズの先駆け的存在となりました。
その第一歩となったのが35mm F1.4 DG HSM | Artであり、SIGMA Artラインを象徴するレンズとなりました。その後継ともいえるのがSIGMA 35mm F1.4 DG DN|Artです。
後継的位置付けに近いレンズですがSIGMA 35mm F1.4 DG DNはミラーレス用レンズであり、SONY EマウントとSIGMAやライカなどのLアライアンスに対応したものがあります。
SIGMAの35mm F1.4への高い熱量はYouTubeでライブ配信された山本社長のプレゼンテーションからも感じ取ることができます。
今回、SIGMA 35mm F1.4 DG DN|Artを開発したのは、35mm F1.4 DG HSM | Artと同じチームということです。つまり、10年以上同じチームでレンズ開発を続けてきたSIGMAのエキスパートが開発したレンズということになります。
また、このチームは85mm F1.4 DG DNといった高評価を得たレンズも開発しており、35mm F1.4 DG DNの性能も保証されたものと言って良いでしょう。
もちろん、実際の性能も35mm F1.4 DG HSMを大きく進化させてもので、特に周辺部の解像性能は段違いとなっています。
SONYはα7R IVでは6100万画素という、従来の高画素機よりもさらに1段上の高画素機を発売し、動画でもα1では8K対応となりました。35mm F1.4 DG HSM | Artがそうであったように、今度はミラーレスの高画素化の変化に鋭く反応したレンズがSIGMA 35mm F1.4 DG DN|Artといえます。
カメラやレンズは芸術を生み出すアート的な側面もありますが、持ち運んで写真を撮るという道具的な側面もあります。35mm F1.4 DG HSM | Artは当時としてはかなりの大型レンズでしたが、SIGMA 35mm F1.4 DG DN|Artは持ち運びにも配慮したサイズ感です。
機能面でも、AFLボタンや絞りリング、防塵防滴性、サイズ感など、実用面とアート性を高い次元で両立させています。
製品 | ||
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価格 | 新品: 91,580円 中古: 76,800円 | 新品: 93,175円 中古: 61,500円 |
焦点距離 | 35mm | 35mm |
F値 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 |
最短撮影距離 | 30.0cm | 30.0cm |
絞り羽根枚数 | 11枚 | 9枚 |
重量 | 640g | 755g |
発売日 | 2021/05/14 | 2018/06/14 |
飽和する35mmの魅力とは
フルミラのレンズは大三元や小三元などズームレンズは出揃って来ていますが、単焦点はまだまだといった感じです。
しかし、35mmの単焦点についてはかなり充実しています。SIGMAのSONYフルミラ用単焦点も、35mm F1.4 DG HSM、35mm F1.2 DG DN、SIGMA 35mm F2 DG DN | Contemporaryと既に3種類があります。
SONYにもFE 35mm F1.4 GM SEL35F14GMをはじめ、FE 35mm F1.8、Distagon T* FE 35mm F1.4 ZAなど、十分なラインナップが揃っています。
35mmという焦点距離は、50mmが「人の目に近い」焦点距離であることに対して「広角と標準の境目」と言われます。見たままに撮れるのが50mmであり、パースを効かせて手前の被写体を強調できるのが35mmの魅力となります。
35mm F1.4 DG HSM | Artはそんな多くの35mmと比較すると、最もバランスの取れた単焦点の1つということができます。35mm F1.2 DG DNと比較すると少し暗いもののコンパクト、SIGMA 35mm F2 DG DNよりも大きいレンズですが明るく高解像。
SONY FE 35mm F1.4 GMと比べると640gと100g強重いものの、価格は抑えられていながら、解像性能は遜色ないものとなっています。価格が抑えられていながら、GMレンズに匹敵する解像性能というのはさすがSIGMAのArtレンズといったところでしょう。
製品 | ||
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価格 | 新品: 91,580円 中古: 76,800円 | 新品: 178,500円 中古: 144,500円 |
焦点距離 | 35mm | 35mm |
F値 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 |
最短撮影距離 | 30.0cm | 25.0cm |
絞り羽根枚数 | 11枚 | 11枚 |
重量 | 640g | 524g |
発売日 | 2021/05/14 | 2021/03/12 |
AFにステッピングモーターが搭載された理由
このレンズのスペックをみて1つ気になったのがAFモーターにステッピングモーターが採用されていることです。AFモーターにはステッピングモーターの他に超音波モーターやリニアモーターが使われます。
単純比較すると、超音波モーターやリニアモーターの方がステッピングモーターよりも高級レンズに多用される傾向があります。
では、なぜステッピングモーターがArtレンズである35mm F1.4 DG DNに採用されたかというと、AF応答性を重視した結果と言えます。
大口径レンズでは大きく重いフォーカスレンズを動かすためにトルクのあるリニアモーターがよく採用されますが、35mm F1.4 DG DNはフォーカスレンズを1枚にしたことで、トルクは少なくいがより制御精度の高いステッピングモーターを使うことができました。
ミラーレス一眼は像面位相差AFのため、一眼レフよりもAFが迷いやすい傾向にあります。そのAF迷いを少なくし、素早いAF応答性を実現するためにステッピングモーターが採用されています。
35mm F1.4 DG DNのAF速度は純正GMレンズに匹敵する精度、速度となっています。
愛用者のコメント
すみずみ
日中は都内で仕事をしながら、子離れが進む休日の余暇を第二の思春期として謳歌しています。 「10年後も、この街で、記念写真を。」 をテーマに在住する千葉県流山市の街、人、風景を写真でアーカイブし続けるプロジェクトを進行中です。
キレのある薄いピント面とそこから柔らかくボケていく描写性能をもってして、撮影時の自分が何に着目していたかを空気ごと記録してくれるレンズです。
F1.4らしい薄いピント面は、ハマったときの描写の気持ち良さと外したときの拙さを突きつけてくれるので撮影技術の向上を後押ししてくれる先生のようでもあります。
35㎜の画角は、構図を足で覚えるには寄ってよし、引いてよしですし、APS-Cでは52.5㎜の標準域をカバーできますから単焦点1本で出掛けてもほとんどの撮影をこなせるオールマイティさがあります。
また、重さも苦にならないので描写の良さと相まって自ずと出番が多いことから、お気に入りのレンズになっています。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 純正のGMに比べるとフォーカスブリージングは良く抑えられている
- 鏡筒が長くないのでα7シリーズとのバランスは良好
- コマ収差も少なく、星空でも使えるレンズ
- 絞りリングは適度なクリック感でロックも出来るので使い勝手が良い
- AF追従は純正レンズよりも良好に感じた
多くのレビューで純正レンズと比較されていますが、ほぼ性能差を感じさせないというのは価格を考えると驚くべきことです
■ ネガティブレビュー
- RAWでは歪曲と周辺減光がかなり目立つ
- α1では連写速度が30コマ/秒出ず、12コマくらいまで落ちる
- 開放F1.4ではGMレンズに分があるように感じた
- 85mm F1.4 DG DNの様な突き抜ける解像感は今回はなかった
- 長時間使うならGMの方が軽いしバランスが良いかも
近年のレンズに多い、デジタル補正を前提としたレンズ設計となっているのでその点は注意が必要です
まとめ
発売当時、35mm単焦点を代表するレンズ、35mmを持ってないなら真っ先に買うべきレンズと評された35mm F1.4 DG HSM | Art。
そのミラーレス版後継ともいえる35mm F1.4 DG DN|Artは、フルミラボディのサイズ感に合わせたコンパクトさになっていますが、光学性能は大きく進化し、新たな超高画素機でも十分にカメラ性能を引き出せるレンズとなっています。
しかも、そんなレンズが純正レンズの約半分の価格であり、35mmはやっぱりSIGMAと思わせるレンズです。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
単焦点レンズ > 広角
SIGMA 35mm F1.4 DG DN|Art [ソニーE用]
新品: 99,700円 / 中古: 88,000円
新品: 91,580円 / 中古: 76,800円
新品: 92,080円 / 中古: 76,800円
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本体の買取額:58,900円(定額)
製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | SIGMA |
タイプ | 広角 |
マウント | SONY Eマウント |
関連製品
製品 | SIGMA 35mm F1.4 DG DN|Art [ソニーE用] (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 91,580円 中古: 76,800円 | 新品: 177,576円 中古: 162,800円 | 新品: 81,220円 中古: 62,280円 | 新品: 178,500円 中古: 144,500円 | 新品: 58,909円 中古: 47,000円 | 新品: 68,625円 中古: 51,610円 |
焦点距離 | 35mm | 14mm | 24mm | 35mm | 24mm | 24mm |
F値 | F1.4〜16.0 | F1.8〜16.0 | F2.8〜22.0 | F1.4〜16.0 | F3.5〜22.0 | F2.0〜22.0 |
最短撮影距離 | 30.0cm | 25.0cm | 18.0cm | 25.0cm | 10.8cm | 24.5cm |
絞り羽根枚数 | 11枚 | 9枚 | 7枚 | 11枚 | 7枚 | 9枚 |
重量 | 640g | 460g | 162g | 524g | 230g | 360g |
発売日 | 2021/05/14 | 2021/05/28 | 2021/04/23 | 2021/03/12 | 2021/01/22 | 2021/09/24 |