HOMEズームレンズSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS|Sports [ソニーE用]
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS|Sports [ソニーE用]

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS|Sports [ソニーE用]

フルサイズミラーレス用レンズの拡充はついに超望遠レンズにも展開されはじめました。あまり選択肢のなかったフルミラ超望遠ですが、SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OSは高性能かつ手頃な超望遠ズームとして、SONY Eマウントユーザーに新たな選択肢をもたらしてくれます。そんな150-600mm F5-6.3 DG DN OSの性能を見ていきましょう。

ズームレンズ / SIGMA / 望遠
新品:
152,883円〜(43)
中古:
142,980円〜(3)

待ちに待ったSportsレンズの登場

SONY α9 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS|Sports
出典:instagram(@keito5656)
SONY α9 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS|Sports
出典:instagram(@keito5656)
SONY α9 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS|Sports
出典:instagram(@keito5656)

150-600mm F5-6.3 DG DN OSはSIGMA初のフルミラ用Sportsラインレンズです。

高解像のArt、手頃なContemporary、そして、ハードな使用環境に耐えるSports。冒頭の通り、SIGMAもフルミラボディに合わせて、ArtやContemporaryラインのレンズが先に発売されてきました。

主に超望遠ズームがメインとなるSportsラインのレンズはなかなか発売されず、やきもきしていたユーザーも多かったと思われますが、2021年8月にやっと発売されることとなりました。

150-600mmといえば、一眼レフ超望遠ズームユーザーには150-600mm F5-6.3 DG OS HSMがまっさきに思い浮かびます。150-600mm F5-6.3 DG OS HSMはSportsとContemporaryの2種類がありますが、150-600mm F5-6.3 DG DN OSは一応Sportsラインではあるものの、一眼レフの150-600mm SportsとContemporaryの両方の特性を持ったレンズとして開発されています。

150-600mm F5-6.3 DG OS HSMは一眼レフ用の150-600mm Sportsと同等の堅牢性と防塵防滴性を持ちながら、大幅に軽量化され、Contemporaryに近い重量となっています。価格的にもContemporaryに近い価格帯に抑えられており、手にしやすいSportsレンズとなっています。
 

SIGMAならではの超望遠機能が嬉しい


150-600mm F5-6.3 DG DN OSは一眼レフ用の150-600mm F5-6.3 DG OS HSMでお馴染みの直進ズームや、アルカスイス互換の三脚といった機能の他にもSIGMAらしい機能がふんだんに盛り込まれたレンズです。

まず目を引くのがSportsラインらしい、高いビルドクォリティの鏡筒です。アルミと、アルミと膨張率が同じ樹脂で組み上げられた日本製の鏡筒は高い剛性感があり、過酷な環境下でも安心して使える防塵防滴仕様です。

そして、SIGMA超望遠お馴染みの直進ズームはトルク感を変更できるスイッチがあり、用途に合わせてスーッと伸ばしたり、じっくりとズームさせたりすることが可能です。

スイッチ類で言うと、AFモードスイッチや3つのAFLボタンに加えて、手ブレ補正OSの見え方をカスタムできるスイッチもあり、自分好みに使用感を変更できます。

また90度毎にクリック感のある三脚座は別売りでロングタイプのものと変更できたり、持ち運びに便利なかぶせ式のキャップもあり、機能性、利便性の高いレンズとなっています。
 

葛原よしひろ氏のレビューは必見


SIGMAの公式You Tubeチャンネルにはこのレンズに関してプレゼンテーションだけではなく、写真家の葛原よしひろ氏によるレビューが公開されています。

SONY α1と組み合わせて撮られた作例を交えながら、使用感なども徹底レビューされていて、必見の動画となっています。

まず驚かされるのが、飛行機写真の解像感の高さです。機体のメタリックな質感や、機体に写り込んだ風景などが見事に描き出されています。

もちろんα1の性能もありますが、このレンズのSIGMAらしい高解像力が光ります。機体に反射した太陽光を見ても、大きなフレアやゴーストはないことから、今回もSIGMAが誇るゴーストバスターズが活躍しているようです。

流し撮りの作例では、しっかりとAFが食いついていることもわかり、葛原氏もリアルタイムトラッキング時の追従性の高さを絶賛していました。純正レンズではないことによるAFなどへの心配は不要の性能があります。

葛原氏はレビューでは飛行機写真の他に、接写やポートレートにも挑戦していて、このレンズの超望遠撮影以外でも活躍する性能にもフューチャーされていました。
 

FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSとの比較は


SONYフルミラ用の超望遠レンズといえば、純正レンズにFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSがあります。

こちらはSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OSと比べると、インナーズームということで一回り大きく、価格も10万円以上高価なレンズとなっています。もちろん純正レンズということでカメラボディとの相性は良く、使用感に不安を覚えることはありません。

ただ、やはり価格や大きさを考えると150-600mm F5-6.3 DG DN OSに分があります。

特に大きさに関しては、今回はSportsラインでありながら大きさや重さにも配慮して設計されており、150-600mm F5-6.3 DG DN OSは三脚座込みで2100gという重量は手持ちでも撮影が可能です。

SONYユーザーにとって、SIGMAのレンズはズームリングの回転方向が逆というデメリットはありますが、150-600mm F5-6.3 DG DN OSは直進ズームが可能なので、ズームリングを回転させる必要はなく、デメリットとはなりません。

また、価格的なメリットを考えると、TAMRONの150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXDもライバルとなるレンズです。TAMRON 150-500mmは望遠端が100mm短いことで、150-600mm F5-6.3 DG DN OSよりもさらに100g軽く、コンパクトなレンズとなってます。

価格差はほぼないと言っていい差なので、望遠端の100mmをどう評価するかでこのレンズの選択が分かれそうです。
製品

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS|Sports [ソニーE用]

SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G

TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD(Model A057)[ソニーE用]

価格新品:152,883円〜
中古:142,980円〜
新品:256,550円〜
中古:207,670円〜
新品:139,451円〜
中古:123,000円〜
焦点距離150-600mm200-600mm150-500mm
F値F5.0〜22.0F5.6〜36.0F5.0〜32.0
最短撮影距離58.0cm240.0cm60.0cm
絞り羽根枚数9枚11枚7枚
手ブレ補正
防塵-
防滴
重量2,100g2,115g1,725g
発売年月2021年08月2019年07月2021年06月
 

作例紹介

SONY α1 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS|Sports
出典:flickr(@Henry Söderlund)
やはり超望遠といえば野鳥撮影。瞳にしっかりと合焦し羽も美しく解像されています
SONY α1 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS|Sports
出典:flickr(@Henry Söderlund)
接写能力も高く1/3マクロ的な使い方もできます
SONY α1 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS|Sports
出典:flickr(@Henry Söderlund)
超望遠とはいえ、少し重いレンズですが、スナップ的な使い方もできます
SONY α1 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS|Sports
出典:flickr(@Henry Söderlund)
望遠レンズなので周辺減光はそんなに気になりません
SONY α1 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS|Sports
出典:flickr(@Henry Söderlund)
ボケ感は望遠レンズらしいボケで、うるさくはありません
 

ユーザーレビュー


■ ポジティブレビュー
  • レンズケースも付属していて、別に購入する必要はない
  • 価格、性能、大きさのバランがよくとれている
  • ズーム操作のトルク感を変更できるのでかなり使いやすい
  • 雨の中でも安心して使える
  • どの焦点距離でもバリバリに解像してくれる
今までの超望遠ズームではあまり見られなかった使い勝手の良さに対しての高レビューが多く見られました。


■ ネガティブレビュー
  • 望遠初心者には使い方が難しい
  • ズームロックスイッチがたまに引っかかる感じがする
  • ボケ感はちょっとうるさい
  • 焦点距離を考えれば軽いが、やはり持ち出しには気合が必要
  • 通常使うようなカメラバッグには入らない大きさ
コンパクトな超望遠ズームと言ってもそれなりの大きさで、超望遠に不慣れなユーザーにとっては大きなレンズという印象もあります。
 

まとめ


ついにSIGMAからSONYフルミラ用のSportsラインレンズが発売されました。

しかし、150-600mm F5-6.3 DG DN OSはSportsラインでありながら、一眼レフ用の150-600であったような高性能でも大きく重いというようなことはなく、価格的にも入手性の高いレンズとなっています。

そうなってくると、今度は更にコンパクトで価格も抑えられた150-600Contemporaryの登場も期待されますが、大きさ的には150-600の限界に近く、Contemporaryの発売は今のところはないということです。

つまり、150-600mm F5-6.3 DG DN OSは超望遠ズームの購入を検討するときに、他のレンズの発売を待つ必要はなく、真っ先にあげられる選択肢ということになります。
基本仕様
対応マウントSONY Eマウント
フォーカスAF/MF
フルサイズ対応
APS-C専用-
レンズ構成15群25枚
絞り羽根枚数9枚
焦点距離

150-600mm

最短撮影距離58.0cm
最大撮影倍率
開放F値F5.0〜22.0
画角16.4~4.1度
手ブレ補正機構
防塵
防滴
サイズ・重量
最大径×長さ109.4x265.6mm
重量2,100g
フィルター径95mm
発売日
発売日2021年08月27日