HOMEズームレンズOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II

マイクロフォーサーズ(以下MFT)におけるOLYMPUSの地位を飛躍的に高めたのは、PROシリーズというハイエンドレンズシリーズによるものといっても過言ではありません。その礎を築いたのは第一弾レンズであるM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO。そんなレジェンドレンズが、OMデジタルソリューション(以下OMDS)最初のフラッグシップ機「OM-1」の登場に合わせてリューアルされました。以前となにが変わったのか、じっくり解説していきましょう。

ズームレンズ / OLYMPUS / 標準
新品:
69,000円〜(48)
中古:
51,720円〜(82)

最新版にアップデートされた現役銘レンズ

OLYMPUS PEN E-P7 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
出典:instagram(@mh28jp)
OLYMPUS PEN E-P7 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
出典:instagram(@mh28jp)
OLYMPUS PEN E-P7 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
出典:instagram(@mh28jp)
OLYMPUS PEN E-P7 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
出典:instagram(@mh28jp)

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROがリリースされたのはおよそ8年前。当時のMFTレンズと比べて少々サイズの大きい本格派ズームレンズは、開放から超高精細な描写力を誇り、ハーフマクロ相当の近接撮影も可能という使い勝手の良さで注目を集め、そのコンセプトはその後のPROシリーズレンズにも反映。シリーズの始祖となったレンズと言って差し支えはありません。

その後、PROシリーズには12-100mm f4 PRO、12-45mm f4 PROという標準域のズームレンズが登場しましたが、12-40mm F2.8 PROは色褪せることなく大三元レンズの一角として今もなおラインナップし、愛用している方も非常に多いです。

そのため、“II”となった今回のアップデートで大きく変わった部分というのは実はありません。それだけ12-40mm F2.8 PROは完成されたレンズであり、現状のMFT規格においてもまだまだ伸びしろがある描写性能を持ち合わせたレンズであるという証拠。

フレアの低減と、防塵・防滴性能が「OM-1」と同基準の「IP53」となり、OMDSが誇る銘玉をより安心して使えるようにしたアップデートに留められています。
製品

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

価格新品:69,000円〜
中古:51,720円〜
新品:67,000円〜
中古:52,800円〜
焦点距離12-40mm(35mm判換算:24-80mm相当)12-40mm(35mm判換算:24-80mm相当)
F値F2.8〜22.0F2.8〜22.0
最短撮影距離20.0cm20.0cm
絞り羽根枚数7枚7枚
手ブレ補正--
防塵
防滴
重量382g382g
発売年月2022年03月2013年11月
 

標準ズームレンズとして死角の無い超コスパ仕様


12-40mm F2.8 PROが8年経った今でも高い人気を誇るのは、F2.8通しの大三元レンズで近接撮影も得意でありながらPROシリーズとしては非常にリーズナブルであったから。

そして、今となっては軽量コンパクトな12-45 f4 PROがありますが、全長約84mmで重さ約382gはF2.8通しレンズとしては破格のサイズと軽さです(12-45 f4 PROは全長70mm、重さ254g)。

望遠端が35mm換算で80mmという焦点距離も使い勝手が良いです。大三元標準ズームレンズに多い望遠端70mmという画角は、被写体をクローズアップするには少々広く感じることもありますし、85mmレンズの使用頻度が高いポートレートシーンでも使いやすい焦点距離。F2.8という明るさと開放から高い描写力で、シャープなピント面と大きく柔らかにボケた背景のコントラストが効いた写真が期待できます。

ワンタッチでAF⇔MFが切り替えられるフォーカスクラッチは好みが分かれるところですが、ピントがシビアな近接撮影ではMFが必要になる場面が多いので、12-40mm F2.8 PRO IIにおいては有効に働く場合が多いでしょう。好みじゃない方は本体設定で無効にできるので、ぜひ活用してみてください。
製品

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12‑45mm F4.0 PRO

価格新品:69,000円〜
中古:51,720円〜
新品:55,000円〜
中古:48,130円〜
焦点距離12-40mm(35mm判換算:24-80mm相当)12-45mm(35mm判換算:24-90mm相当)
F値F2.8〜22.0F4.0〜22.0
最短撮影距離20.0cm12.0cm
絞り羽根枚数7枚7枚
手ブレ補正--
防塵
防滴
重量382g254g
発売年月2022年03月2020年03月
 

ユーザーレビュー


■ ポジティブレビュー
  • ほとんどの撮影が可能なオールマイティ性
  • 大三元とは思えないコンパクト感
  • 10万円以内で買えてリースナブル
  • AFの速度が早い
多方面の要望に高いレベルで応えたレンズとして満足度の高い意見が多いです。新型となって堅牢さがさらに上がっているので、安心して使い込めるでしょう。


■ ネガティブレビュー
  • フォーカスクラッチが勝手に切り替わって困る
  • OMシリーズ以外はトップヘビー
フォーカスクラッチについては今もなお賛否両論でPROシリーズでも全てに採用されているわけではありません。そういった統一感のなさもネガティブな意見として散見されました。
 

まとめ


定評のある性能はそのままに、現代の基準に合わせた光学性能と堅牢性をアップデート。大きく価格が上がることなく、8年前とほぼ変わらないコストパフォーマンスを発揮するレンズとして生まれ変わったM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II。

新生「OM-1」とともに、これからのMFTシステムを担う標準ズームレンズです。メインレンズの一角として、システムに組みこんで見てはいかがでしょうか。
基本仕様
対応マウントマイクロフォーサーズマウント
フォーカスAF/MF
フルサイズ対応-
APS-C専用-
レンズ構成9群14枚
絞り羽根枚数7枚
焦点距離

12-40mm(35mm判換算:24-80mm相当)

最短撮影距離20.0cm
最大撮影倍率0.11倍
開放F値F2.8〜22.0
画角84~30度
手ブレ補正機構-
防塵
防滴
サイズ・重量
最大径×長さ69.9x84mm
重量382g
フィルター径62mm
発売日
発売日2022年03月25日