どこよりも高値に挑戦中!大手より20%高い製品多数大手より20%高い製品多数
定額買取
SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II|Art [ソニーE用]
SONY Eマウント
2024/05/30発売
SIGMAがフラッグシップレンズと高らかに謳う、24-70mm F2.8 DG DN II|Art。近年、高い技術力で純正レンズにはない魅力的なレンズ多く発売しているSIGMAが技術の粋を集めたレンズとはどのような性能なのでしょう。SIGMAが誇るフラッグシップモデルの性能をみていきましょう。
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:130,700円(定額)
著者: enoF
フラッグシップを名乗るレンズの性能とは
フラッグシップとは元々、軍艦が複数集まる艦隊において、司令官が乗る船のことで、艦隊の先行きを決める最も重要な艦のことです。 近年では、商品やブランドの中でも最上級なものだったり、最高級なものを指します。 カメラのフラッグシップというのは、最新機能てんこ盛りの最上位機種ということでイメージが付きやすいのですが、レンズはちょっとピンとこない部分があるかもしれません。 レンズは単焦点レンズやズームレンズ、広角レンズや望遠レンズなど、それぞれの役割が違うので、その中で最上位モデルというのはなかなか一意に決めるというのが容易ではありません。
しかし、2024年5月30日にSIGMAが発売した24-70mm F2.8 DG DN II|Artは自社がフラッグシップと謳うレンズ。 SIGMAのあらゆる技術を詰め込んで設計されたレンズです。 設計思想としては、サイズと光学性能の最適なバランスを重要視していて、光学性能やビルドクォリティを下げずに、いかにしてサイズダウンさせるかという点にポイントがおかれています。
製品 | ||
---|---|---|
価格 | 新品: 178,000円 中古: 219,960円 | 新品: 134,900円 中古: 96,800円 |
焦点距離 | 24-70mm | 24-70mm |
F値 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 |
最短撮影距離 | 17.0cm | 18.0cm |
絞り羽根枚数 | 11枚 | 11枚 |
重量 | 735g | 830g |
発売日 | 2024/05/30 | 2019/12/20 |
従来機の24-70mm F2.8 DG DNとの比較では体積比約7%、重量比10%と一見すると控えめな数字ですが、様々な機能が追加され、光学性能も向上していることも考えると、先述の設計思想が実現されているからこその数字といえます。
具体的に追加された機能としては、絞りリングが追加されたことと、AFロックボタンが使いされたということが大きな変更点。 絞りリングの追加については、ユーザーからのニーズも多く、また昨今ではニーズの多い動画への対応という点も理由としてありそうです。 動画についていえば、I型同様にフォーカスブリージングが非常に良く抑えられていて、動画でも使い易いレンズとなっています。
ビルドクォリティに目を向けると、鏡筒のメイン部材にはアルミが使われていて、近年の小型軽量レンズにあるような樹脂メインではなく、金属を使用することでしっかりと強度と精度を確保しています。 さらに、AF駆動は新たにHLA駆動としたことで、当社比で従来機の3倍の速度向上がなされています。 光学性能はもちろん、操作系、AF、ビルドクォリティなど、様々な面でフラッグシップレンズとしてふさわしい性能をもったレンズとなりました。
I型とII型の光学性能の比較は
さて、フラッグシップを謳うレンズが高性能であることは言うまでもありませんが、気になるのが従来機、I型との比較です。 I型、 24-70mm F2.8 DG DNは2019年12月20日に発売されたミラーレス専用Artズームレンズ第二弾となるレンズ。
ミラーレスマウントの優位性を活かし、ズーム全域で中心から周辺まで均質で高い解像力を発揮するレンズとして設計されました。 特徴的なのが15群19枚のレンズのうち、半分以上の10枚のレンズが特殊硝材で構成されているという点。 FLDガラス、SLDガラスによって色収差が非常によく補正されていて、フレアやゴーストもSIGMAの誇るゴーストバスターズが徹底して排除しています。 この色収差等の補正はそのままII型にも引き継がれています。
II型ではさらに非球面レンズが2枚増え、合計5枚となり、さらに光学性能を引き上げています。 II型に採用されている非球面レンズは、最新の加工技術によって生み出された肉薄レンズで、I型が発売されてからII型が発売される間、5年間の技術の進歩が活かされた結果と言えます。
特徴的なのが周辺部の解像力がさらにあがり、中心から周辺にかけての解像力の均質性というものが更に改善されたという点。 I型では一眼レフ時代のレンズのみられた、周辺に行くにつれてガクッと解像力が落ちるポイントが改善され、解像力低下がなだらかになっていました。 それがII型ではさらに下降曲線が抑えられていることがMTFからわかります。 これによって、画面のどこに被写体をおいても、解像力低下を気にすることなく構図を決定することができます。
全体的な光学性能の特徴としては、近年のレンズによくある、歪曲や色収差などをデジタル補正に大きく依存するということがないので、デジタル補正による解像力の低下も少なく素の光学性能を向上させることでSIGMAらしい描写を楽しめるレンズとなっています。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- I型と比較してほぼ同じ価格なのでコスパが良い
- デジタル補正にそこまで頼ってないので素直な描写が楽しめる
- SIGMAの画は好みなので標準ズームの第一候補
- AFが静かになって動画でも安心して使える
- 最短撮影距離17cmでかなり寄れるというのも嬉しい
全体的な性能アップ、それぞれがユーザーの高い評価に繋がっています。
■ ネガティブレビュー
- 手ぶれ補正非搭載なのが残念
- RFやZなど他のマウントでも出してほしい
- SONY純正レンズはさらにコンパクトになってきてるので、よりコンパクトにしてほしかった
- 様々なレンズが出てる中でちょっと保守的な印象
- SONYユーザーにとってはいつまで経ってもズームリングの回転方向が逆
やはり、思ったよりもコンパクト化が最小限だったことが、ユーザーとしては期待外れな部分もあるようです。
まとめ
SIGMAのフラッグシップレンズ、24-70mm F2.8 DG DN II|Art。I型から、フラッグシップの名を引き継ぐにふさわしい進化を遂げました。
レンズのコンパクト化はそこまで大きくないものの、絞りリングやフォーカスロックボタンの追加など操作系を充実させた上、光学性能は周辺部を含め向上。肉薄の非球面レンズを採用するなど、フラッグシップレンズとして更にスキのないレンズへと進化しました。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
ズームレンズ > 標準
SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II|Art [ソニーE用]
新品: 179,830円 / 中古: 219,960円
新品: 178,000円
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:130,700円(定額)
製品情報
カテゴリ | ズームレンズ |
---|---|
メーカー | SIGMA |
タイプ | 標準 |
マウント | SONY Eマウント |
関連製品
製品 | SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II|Art [ソニーE用] (本製品) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
価格 | 新品: 178,000円 中古: 219,960円 | 新品: 146,799円 中古: 146,850円 | 新品: 182,800円 中古: 192,800円 | 新品: 247,000円 中古: 297,960円 | 新品: 159,800円 中古: 130,260円 | 新品: 78,889円 中古: 75,170円 |
焦点距離 | 24-70mm | 24-50mm | 28-45mm | 28~105mm | 20-70mm | 20-40mm |
最短撮影距離 | 17.0cm | 18.0cm | 30.0cm | 40.0cm | 30.0cm | 17.0cm |
絞り羽根枚数 | 11枚 | 11枚 | 11枚 | 12枚 | 9枚 | 9枚 |
重量 | 735g | 440g | 950g | 990g | 488g | 365g |
発売日 | 2024/05/30 | 2024/05/17 | 2024/06/20 | 2024/09/26 | 2023/02/10 | 2022/10/27 |