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定額買取
SIGMA 28-105mm F2.8 DG DN|Art [ソニーE用]
SONY Eマウント
2024/09/26発売
焦点域や明るさなど、様々なスペックの標準ズームレンズが登場する昨今のミラーレスレンズですが、2024年9月26日にSIGMAから発売されたレンズは、「こんなレンズを待ってました」と思わず言ってしまうようなレンズです。SIGMA 28-105mm F2.8 DG DN|Art。ありそうでなかった、まさに痒いところに手が届くようなスペックのレンズ。28-105mm F2.8 DG DN|Artの魅力をみていきましょう。
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本体の買取額:163,700円(定額)
著者: enoF
SIGMAらしい、ユーザーのニーズにダイレクトに応えるレンズ
標準ズームレンズというと、フルサイズなら24-70mm、APS-Cであれば18‐55mmが定番ですが、近年はその固定概念が崩されてきています。一眼レフ時代も、24-105mmや更にそれより広いズーム域のレンズなど、様々な標準域をカバーしたレンズが存在していましたが、開放F値が暗めなど、光学設計的に無理をした感が否めないものでした。
ミラーレス時代になると、マウント変更で光学設計に余裕が生まれたことによって、より積極的に様々な標準ズームレンズが登場しました。ただ、なかなか登場しなかったレンズが「F2.8通しで、24-70mmより焦点域が広く、1kgを切るような機動性を持ったレンズ」。すなわち「F2.8通し」「従来より広い焦点域」「1kgを切る」という3つの条件を満たすレンズはありませんでした。
SIGMAはそんなニーズに応えるかのように28-105mm F2.8 DG DN|Artを発売。ワイド端の焦点域こそ従来の24-70mmと比較すると4mm短くなっているものの、テレ端は中望遠に突入する105mm。
この焦点域でF2.8通しの明るさを実現しつつも重量は1kgを切る990gと長時間撮影でも十分に手持ちで扱える取り回しのよさ。
SIGMAはこの「1kgを切る」ということにこだわってこのレンズを設計しています。鏡筒にはアルミよりも軽量化可能なマグネシウム合金を採用。レンズ構成は非球面レンズをSIGMA史上最多の5枚使うことで鏡筒をコンパクトにすることを可能にしました。その他、細部に至るまで軽量化したことでF2.8通しの高倍率標準ズームレンズで1kg切りを達成しています。
競合レンズとの比較は
「1kgを切る」という条件を除くと、似たような焦点域の明るいズームレンズはすでに存在しています。TAMRONからは35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)、CanonからはRF24-105mm F2.8 L IS USM Zが発売されいます。
製品 | |||
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価格 | 新品: 247,000円 中古: 297,960円 | 新品: 493,643円 中古: 457,800円 | 新品: 181,000円 中古: 139,520円 |
焦点距離 | 28~105mm | 24-105mm | 35-150mm |
最短撮影距離 | 40.0cm | 45.0cm | 33.0cm |
絞り羽根枚数 | 12枚 | 11枚 | 9枚 |
重量 | 990g | 1,330g | 1,165g |
発売日 | 2024/09/26 | 2023/12/08 | 2021/10/28 |
まず、RF24-105mm F2.8 L IS USM Zですが、焦点域は24-105とSIGMAレンズよりも理想的ですが、重量は約1.3kgと重く、価格もかなり高価なレンズです。SIGMA 28-105mm F2.8 DG DN|Artは9月末発売時点ではRFマウントは非対応なので厳密に比較対象とはなりませんが、ユーザーライクという点では重量と価格で優位性があります。
TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXDとはかなり価格でもサイズでも肉薄します。サイズで言うと、やはりSIGMAレンズの方が軽量コンパクトですが、その差は100g程。TAMRONレンズはやや望遠よりで、なおかつF値が明るいのでポートレート向けとしては最適な一方、SIGMAの方が広角に広いのでより汎用性の高さを感じさせます。
ここまでの比較では価格やサイズに言及しましたが、SIGMA 28-105mm F2.8 DG DN|Artを選ぶポイントとしては「Artレンズである」ということも重要です。28-105mm F2.8 DG DN|ArtはArtレンズらしい高い光学性能と操作性、信頼性をもったレンズであるということも、このレンズを選ぶ際に考慮したい点になります。
光学性能については、前述の様に5枚の非球面レンズを使い、さらに1群に加工にコストのかかる大口径のFLDガラスを採用するなど、Artらしい妥協なき光学設計となっています。SIGMAらしい、周辺部まで均質な高い解像力を発揮し、高倍率ズームとは思えない高精細な写真を生み出します。
操作性についても、ズームリング、フォーカスリング、絞りリングと3つの操作リングがあり、さらにカスタム可能なAFLボタンも搭載。軽量ボディとは思えない充実した操作系があります。鏡筒の作りもしっかりしていて、各可動部分にシーリングが施されているので、多少の雨でも問題なく撮影続行が可能。さらに前玉には防汚コートも施されているので水しぶきが飛び交う中でも、レンズを気にせず集中して撮影できます。
軽量化されながらもArtレンズのコンセプトに沿った高品位なレンズが28-105mm F2.8 DG DN|Artです。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- コンパクトでも操作系がしっかりしているので使いやすい
- 屋内のイベント撮影では大活躍してくれそう
- 100-400mmと組み合わせると、スポーツ撮影で活用できる
- 三脚座なしで1kg以下にこだわった点に高評価
- 絞り羽根12枚でさすがArtと思わせるボケ味
コンパクトさ、そしてこのレンズならではの使い勝手の良さに高評価が集まっていました。
■ ネガティブレビュー
- ポートレートで使うなら、テレ端がもう少し欲しい
- 絞りリングは一部分ではなく、全周ローレット加工してあったほうが扱いやすい
- これでテレコンが使えたらかなり使い勝手が向上する
- ボケが小さい広角側ではもう少し明るくしてほしい
- 24mmスタートじゃないと他のレンズとつながりが良くない
28mmスタートのレンズが増えてきましたが、やはりまだまだ24mmを求める声は多くあります。
まとめ
SIGMAが提案する新しいF2.8通し標準ズームレンズ、28-105mm F2.8 DG DN|Art。広角端を28mmスタートとすることで、従来の24-70に近いサイズ感で105mmの中望遠の大きなボケ味まで楽しめるレンズです。
近年は28mmスタートの標準ズームレンズが増えていることを考えると、今後は12-35、28-105、100-300のズームレンズがF2.8通しで揃うのではとも期待させます。そんな28-105mm F2.8 DG DN|Artですが、単に奇をてらったコンパクトな便利ズームではなく、Artラインらしい、高い光学性能と信頼性も兼ね備えています。
1本でも、他のレンズと組み合わせても、従来の標準ズームレンズよりも幅広く楽しめるレンズです。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
ズームレンズ > 標準
SIGMA 28-105mm F2.8 DG DN|Art [ソニーE用]
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本体の買取額:163,700円(定額)
製品情報
カテゴリ | ズームレンズ |
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メーカー | SIGMA |
タイプ | 標準 |
マウント | SONY Eマウント |
関連製品
製品 | SIGMA 28-105mm F2.8 DG DN|Art [ソニーE用] (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 247,000円 中古: 297,960円 | 新品: 182,800円 中古: 192,800円 | 新品: 178,000円 中古: 219,960円 | 新品: 146,799円 中古: 146,850円 | 新品: 159,800円 中古: 130,260円 | 新品: 78,889円 中古: 75,170円 |
焦点距離 | 28~105mm | 28-45mm | 24-70mm | 24-50mm | 20-70mm | 20-40mm |
最短撮影距離 | 40.0cm | 30.0cm | 17.0cm | 18.0cm | 30.0cm | 17.0cm |
絞り羽根枚数 | 12枚 | 11枚 | 11枚 | 11枚 | 9枚 | 9枚 |
重量 | 990g | 950g | 735g | 440g | 488g | 365g |
発売日 | 2024/09/26 | 2024/06/20 | 2024/05/30 | 2024/05/17 | 2023/02/10 | 2022/10/27 |