どこよりも高値に挑戦中!大手より20%高い製品多数大手より20%高い製品多数
定額買取
FUJIFILM X-H2
FUJIFILM Xマウント
2022/09/29発売
FUJIFILMのXシステムより、先に発売されたX-H2Sと対を為すハイエンド機X-H2を紹介。それまでの機種とは一線を画すスペックを有し、実質的なフラッグシップ機としてしばらく君臨するカメラです。X-H2Sとの違い、またX-H2ならではの性能についても詳しく解説していきます。
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
ボディの買取額:181,100円(定額)
著者: 山添 太
高速モデルと対を為す、APS-Cの枠を超えた高画素機
およそ4年半ぶりの登場となったX-Hシリーズの新モデル。その立ち位置が不明瞭なシリーズではありましたが、先にリリースされたX-H2Sと今回紹介するX-H2でそれもようやく解決したように思えます。
今後、X-Tシリーズにも同様の性能が搭載されるかもしれませんが、ひとまず、一眼レフスタイルのフラッグシップ機として、余裕のあるサイズ感を活かした充実の機能を有する機種として展開されることが予想されます。
画素数をほどほどにした裏面照射センサーを搭載した高速機のX-H2Sに対して、X-H2は、APS-C規格ではなかなか見ない3000万画素をさらに超えた4020万画素という破格の画素数が最大の魅力。しかも、ピクセルシフトマルチショットを使えば一億6000万画素の写真も生成できるというから驚きです(ただしカメラ内処理ではなく、ソフトを使った後処理)。
常用の最低感度も更新。これまでISO200が主流でX-H2SでISO160となりましたが、X-H2ではISO125までとなり、低感度にこだわりたい人、露出をなるべく落としたい人、フルサイズカメラと併用した場合にもギャップが少なく扱いやすくなりました。
ただし、X-H2Sとは異なり裏面照射センサーではありません。そのため読み出し速度はX-H2Sよりも遅く、AFの追従速度も劣っています。でもそれはX-H2Sと比べた場合の話で、他社の同クラスのカメラに遅れを取っているわけではないので、及第点以上の活躍をしてくれるでしょう。
高画素機ということで高感度性能も気になるところ。加えて、高感度に強いとされる裏面照射センサーでないというのも懸念するポイントにはなりますが、むしろ他のAPS-C機よりも優れているという結果もあり、心配には及ばないようです。ダイナミックレンジも広く、むしろ高感度でのダイナミックレンジが広いという実験結果もあるほど。他に類を見ないAPS-C規格における4000万画素の世界を存分に堪能することができます。
製品 | ||
---|---|---|
価格 | 新品: 261,630円 中古: 220,800円 | 新品: 314,100円 中古: 254,800円 |
センサーサイズ | APS-C(23.5mm×15.6mm) | APS-C(23.5mm×15.6mm) |
有効画素数 | 4,020万画素 | 2,616万画素 |
連続撮影速度 | 最高約20.0コマ/秒 | 最高約40.0コマ/秒 |
4K対応 | ○ | ○ |
手ブレ補正機構 | ○ | ○ |
防塵・防滴 | ○ | ○ |
撮影可能枚数(ファインダー) | エコノミーモード時: 約680枚 ノーマルモード時: 約540枚 | エコノミーモード時: 約720枚 ノーマルモード時: 約580枚 |
重量 | 579g | 579g |
発売日 | 2022/09/29 | 2022/07/14 |
X-H2Sと同様のワンランク上な機能揃い
センサー周り以外は基本的にはX-H2Sと同様。画像処理エンジンは最新のX-Processorを採用し、それまでの2倍の高速処理を実現。ファインダーは倍率0.8倍で576万ドットという、撮影する前からX-H2が生み出す高精細な世界を想像することができます。
ボディ内手振れ補正には最大7段という強力なものを搭載し、防塵防滴性能も搭載。フィールドワークにも思う存分持ち出すことができます。
デザイン自体X-H2Sと同様なので、当然ながら縦位置グリップが共用できます。X-H2Sとの2台持ちの場合や、どちらかの縦位置グリップが壊れてしまったときにも便利です。
見逃せない動画性能
X-Hシリーズといえば当初は動画機能の良さが特徴でした。X-H2Sでもそのコンセプトは受け継いでおり、高画素機であるX-H2Sでさらに際立っています。X-H2Sでは6.2K/30Pのところ、X-H2は8K/30Pを実現。別売りの冷却ファンを取り付ければ約160分もの間、8K動画を撮影することができるんです。もちろん冷却ファンはX-H2Sと兼用可能。
MFをアシストしてくれるフォーカスメーターや階調豊かな映像が記録できるF-Log2も搭載。動画機としても充分選択肢に入る一台となっています。
X-Tシリーズとの形状の違い
作例紹介
愛用者のコメント
以前はX-T4を使用していましたが、X-H2に変更しました。画素数が大幅アップしたことで、奥行き感が増強され、風景写真などでは圧倒的な写真を撮ることができます。画素数が上がったことで、トリミング耐性も劇的に向上したのは副産物ですね。
操作系では「モードダイヤル方式」が気に入っています。X-T4のアナログ的なダイヤル設定も使いやすかったのですが、X-H2は各種設定を保存できるため、すぐに呼び出して設定を切り替えられます。例えば、鳥を見つけた時は鳥撮影専用設定に切り替えることで、瞬時に撮影を開始することが可能となります。
また、サブ液晶の意外な恩恵もお知らせしようと思います。撮影場所に着いて撮ろうとしたら「あっ!忘れた!」って経験ないですか?瞬時にメモリーカードやバッテリーの入れ忘れを防止できますよ。
X-H2はフラッグシップとして質感も高く所有満足度が高まります。これからも撮影を楽しみながら大切に使っていきたいと思います。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- とにかく画質がいい
- APS-Cの超高画素機とは思えない高感度の良さ
- 手振れ補正がかなり効いてくれる
- 80K/30pを実現しているだけでも買い
センサーサイズが小さいことによって起こるノイズも気になりにくく、センサーサイズが気にならないほどのダイナミックな絵作りが楽しめるようです。
■ ネガティブレビュー
- 物理ダイヤルが欲しくなる
- 高感度には強いが期待するほどではない
- 操作性がイマイチ。カスタマイズ性もあまり良くない
- 重い
高感度に強いとはいえ、破格の高画素としてはという評価。操作性には慣れが必要なのはFUJIFILM製カメラに限らないので、じっくり使い込んで慣れていきましょう。
まとめ
フルサイズ規格の高画素化が進む一方で、少々停滞気味であったAPS-C規格にもブレイクスルーが起き、まだまだメインシステムとして検討できそうです。
各社でAPS-C規格がパワーダウンしている中、メインシステムとして手厚く展開し続けているFUJIFILM。フラッグシップ機のX-H2からXシステムをスタートしてみるのはいかがでしょうか。
著者
山添 太
編集者、ライター、カメラマン。出版社在籍中にカメラの面白さに魅了され、機材の収集、撮影、自家現像や自家プリントにもトライし、カメラ関連の特集や単行本も多数手がけるまでに。現在はフリーランスとしてカメラ関連をはじめ、趣味にまつわるジャンルで多岐にわたって編集・執筆。カメラマンとしての活動も積極的に行っている。
価格情報
ミラーレス一眼 > ハイアマチュア
FUJIFILM X-H2
新品: 269,815円 / 中古: 234,800円
新品: 263,510円 / 中古: 220,800円
新品: 261,630円 / 中古: 220,800円
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
ボディの買取額:181,100円(定額)
製品情報
カテゴリ | ミラーレス一眼 |
---|---|
メーカー | FUJIFILM |
タイプ | ハイアマチュアモデル |
マウント | FUJIFILM Xマウント |
関連製品
製品 | FUJIFILM X-H2 (本製品) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
価格 | 新品: 261,630円 中古: 220,800円 | 新品: 181,223円 中古: 164,800円 | 新品: 15,160円 中古: 243,500円 | 新品: 105,000円 中古: 105,000円 | 新品: 89,800円 中古: 96,600円 | 新品: 103,563円 中古: 85,000円 |
センサーサイズ | APS-C(23.5mm×15.6mm) | APS-C(23.5mm×15.6mm) | APS-C(23.5mm×15.6mm) | APS-C(23.5mm×15.6mm) | APS-C(23.5mm×15.6mm) | APS-C(23.5mm×15.6mm) |
有効画素数 | 4,020万画素 | 2,610万画素 | 2,610万画素 | 2,610万画素 | 2,430万画素 | 2,430万画素 |
連続撮影速度 | 最高約20.0コマ/秒 | 最高約30.0コマ/秒 | 最高約30.0コマ/秒 | 最高約30.0コマ/秒 | 最高約14.0コマ/秒 | 最高約14.0コマ/秒 |
4K対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
防塵・防滴 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
撮影可能枚数(ファインダー) | エコノミーモード時: 約680枚 ノーマルモード時: 約540枚 | 600枚 | 370枚(EVF)、440枚(OVF) | 370枚 | 310枚 | 330枚 |
重量 | 579g | 526g | 447g | 489g | 623g | 457g |
発売日 | 2022/09/29 | 2020/05/21 | 2019/11/28 | 2018/09/20 | 2018/03/01 | 2016/09/08 |