HOME単焦点レンズFUJIFUILM XF56mmF1.2 R WR
FUJIFUILM XF56mmF1.2 R WR

FUJIFUILM XF56mmF1.2 R WR

2014年に登場した一眼レフスタイルのミラーレスカメラX-Tシリーズの初代機であるX-T1とほぼ同時期にリリースされたXF56mmF1.2 Rが、X-H2のリリースとともにリニューアルされました。新旧での進化の差異、またX-H2リリースのタイミングでリニューアルされた因果関係にも触れながら詳しく解説していきます。

単焦点レンズ / FUJIFILM / 中望遠
新品:
130,680円〜(7)
中古:
132,000円〜(2)

Xシステム黎明期を支えた銘玉を最新鋭にリニューアル

FUJIFUILM X-H2 / XF56mmF1.2 R WR
出典:instagram(@aki_photo_s3_sbhs)
FUJIFUILM X-H2 / XF56mmF1.2 R WR
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FUJIFUILM X-H2 / XF56mmF1.2 R WR
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FUJIFUILM X-H2 / XF56mmF1.2 R WR
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FUJIFUILM X-H2 / XF56mmF1.2 R WR
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FUJIFUILM X-H2 / XF56mmF1.2 R WR
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単焦点レンズ群において伝統的に銘玉多く、愛用者の多い85mm。FUJIFILMにおけるそれが35mm換算で約85mmとなるXF56mm F1.2 R。美しいボケと、開放でも薄くもキレの良い描写力で高い評価を得ている1本です。

XF56mmF1.2 Rは、2014年に新たな一眼レフスタイルラインとして立ち上げられたX-Tシリーズの初代機X-T1と同時期に登場。それからおよそ8年たち、当時1600万画素であった時代からは考えられない4000万画素時代へと突入したことを受けて、その領域においてもXF56mmF1.2 Rならではの絵作りを遺憾無く発揮できるようにリニューアルされたというわけです。

レンズ群は8群11枚から8群13枚へ。非球面レンズを2枚、EDレンズ1枚という贅沢設計によって、先代よりも重く大きくなっています。とはいえ、約40g増にフィルター径もφ62mm→φ67mmという程度でかなり抑えられており、そんな枷は造作もないことだと思えるくらい描写が良くなっています。

もともと綺麗なボケからは徹底的に収差を抑制。ボケに時折みられる年輪模様も低減されています。合掌部分のキレもさらに良くなっており、4000万画素へと光を通しても充分いけると思えるくらいの頼もしさを持ち合わせています。

絞り羽根は7枚→11枚へ。解像度が際立つF4〜F5.6においても円形を保たれるので、光点を活かした写真を撮る際にはひと味違う絵作りを期待できそうです。
製品

FUJIFUILM XF56mmF1.2 R WR

FUJIFILM XF56mmF1.2 R

価格新品:130,680円〜
中古:132,000円〜
新品:76,082円〜
中古:51,980円〜
焦点距離56mm(35mm判換算:85mm相当)56mm(35mm判換算:85mm相当)
F値F1.2〜16.0F1.2〜16.0
最短撮影距離50.0cm70.0cm
絞り羽根枚数11枚7枚
手ブレ補正--
防塵-
防滴-
重量445g405g
発売年月2022年09月2014年02月
 

近接性能アップ&全天候仕様で、より使いやすい85mm単焦点レンズに


今回のリニュアルで一番の恩恵を挙げるとするなら、近接性能が上がったことでしょう。

前モデルよりも20cmも短い50cm。35mm換算約85mmという焦点距離を考えるとこの差は大きく、撮影の幅がかなり広がることとなります。主戦場であるポートレートで、モデルとの距離をグッと縮めた写真が撮れるほか、スナップ撮影において主題をクローズアップさせた絵作りを行いたい時にも使用したりするので、とても重宝しそうです。

また、リニューアルを機に防塵・防滴・耐低温仕様となったのも朗報。シーン問わず持ち出しやすくなりました。前モデル同様にレンズ内手振れ補正は搭載されていないので、それこそ強力なボディ内手振れ補正を持ち合わせたX-H2と組み合わせて使用したいところです。
  

作例紹介

FUJIFUILM X-H2 / XF56mmF1.2 R WR
出典:instagram(@aki_photo_s3_sbhs)
FUJIFUILM X-H2 / XF56mmF1.2 R WR
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FUJIFUILM X-H2 / XF56mmF1.2 R WR
出典:instagram(@aki_photo_s3_sbhs)
FUJIFUILM X-H2 / XF56mmF1.2 R WR
出典:instagram(@aki_photo_s3_sbhs)
FUJIFUILM X-H2 / XF56mmF1.2 R WR
出典:instagram(@aki_photo_s3_sbhs)
FUJIFUILM X-H2 / XF56mmF1.2 R WR
出典:instagram(@aki_photo_s3_sbhs)
FUJIFUILM X-H2 / XF56mmF1.2 R WR
出典:instagram(@aki_photo_s3_sbhs)
  

ユーザーレビュー


■ ポジティブレビュー
  • 質感が良く満足度は高い
  • 前モデルも良いが、それ以上によくなっていることはひと目でわかる
  • 近接性能が良くなって使い勝手が明らかに良くなった
  • ボケの質感の向上、フリンジ耐性には目を見張るものがある
もともと評判の良かったレンズを超える評価を得ており、リニューアルに大成功した1本と言えるでしょう。


■ ネガティブレビュー
  • ジワジワと重く、質量もあって携帯性はイマイチ
  • フォーカス速度には真新しさを感じない
  • 手振れ補正がない
  • 価格が高い
こなれた価格の前モデルから比べると高価ではありますが、最新鋭の描写力を持っていると考えば、納得できる価格帯と言えます。
 

まとめ


FUJIFILM Xシステムにおける伝家の宝刀XF56mmF1.2 Rが装いも新たに帰ってきました。

X-H2とともに、APS-C規格も破格の4000万画素時代に突入。今後、さらなる高画素時代を見見据えて、XF56mmF1.2 R WRとともにAPS-Cシーンを歩んでみてはいかがでしょうか? 魅力的な単焦点レンズ群を誇るXシステムの中心レンズとして長く活躍してくれるはずです。
基本仕様
対応マウントFUJIFILM Xマウント
フォーカスAF/MF
フルサイズ対応-
APS-C専用
レンズ構成8群13枚
絞り羽根枚数11枚
焦点距離

56mm(35mm判換算:85mm相当)

最短撮影距離50.0cm
最大撮影倍率0.14倍
開放F値F1.2〜16.0
画角28.5度
手ブレ補正機構-
防塵
防滴
サイズ・重量
最大径×長さ79.4x76mm
重量445g
フィルター径67mm
発売日
発売日2022年09月29日