HOMEズームレンズSONY FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM
SONY FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM

SONY FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM

SONY Eマウントの標準ズームレンズキットで遊び疲れた方やさらなる高みを目指したい方におすすめしたいのが「SEL2470GM FE 24-70mm F2.8 GM」です。実用域の高い広角から中望遠域までをカバーする1本で幅広いシーンで撮影を楽しめるこのレンズ。新しい表現を追い求める方・標準ズームレンズキットを使い倒してワンランク上のレンズにステップアップしたい方であれば、ぜひ検討して欲しいレンズです。今回は「SEL2470GM」の開発秘話を交えながら「G MASTER」の魅力や特長のほか、実際の作例などを詳しくレビューしていきます。

ズームレンズ / SONY / 標準
新品:
226,280円〜(82)
中古:
168,278円〜(35)

SONYの最新技術が垣間見えるレンズ


SONY α7R II / FE 24-70mm F2.8 GM
出典:flickr(@yollstory.com)

SONY α7 II / FE 24-70mm F2.8 GM


SONY α7 II / FE 24-70mm F2.8 GM


2016年に登場した「SEL2470GM FE 24-70mm F2.8 GM」は、ソニーレンズの「最高峰」として知られる「G MASTER」の名が付いたレンズです。ソニーの最新技術を惜しみなく注ぎ込んだ渾身の大三元レンズで、発売開始から4年以上経過した今日でも愛用している方はとても多く、新たに購入を検討している方も多い1本ではないかと思います。


「G MASTER」とは?


「G MASTER」とは、数あるレンズのなかでも最上位モデルにのみ与えられる称号で、SONYレンズの「最高峰」として相応しい高解像度、描写力、高いAF性能などを備えたプレミアム・本物志向を備えたレンズになります。レンズ側面に「G」と刻印されているのが目印。現行ラインナップでは、中望遠域をメインに揃っています。

とても高価なレンズなので、地方の家電量販店では店頭にモック展示がなかったり、あってもガラスゲージの中に入っているようなレンズですが、遠くからでも存在感あるレンズなのでカメラに詳しくない方でも「あれ?これどこかで見たかも」と感じる方もいるはず。
 

「G MASTER」の開発ストーリー


以前読んだ雑誌で「G MASTER」の開発ストーリーが紹介されておりレンズ開発の奥深さが伺える内容でした。
 
1.レンズは「ナノレベル」の精度

驚くことにG MASTERレンズに採用されている「超高度非球面XAレンズ」の製造は「ナノ単位」で行われているとのこと。レンズ同士の位置関係が100分の1ミリ変わるだけでも映りが変わるそうで、ここまでやらないとあのボケ味は出せないんだとか。
また、「ボケ像シミュレーション」という新しい技術を開発することで、本来両立するのが難しかった高解像感と美しいボケを融合させるなど、新しい技術と高い精度の両立が「G MASTER」レンズ誕生を実現したようです。
 
2.優れたAF性能

G MASTERレンズは、AF性能に優れていることでも知られています。複数のフォーカスレンズ群それぞれにアクチュエーターを搭載し、完全に独立駆動できるフローティング構造を採用したことで、軽量化と応答性のよいAFに仕上がっています。実際に使った方のレビューでAF性能は評判が良いです。
 
3.レンズには開発者の個性も現れる

なかでも興味深かったのは、レンズ設計には設計者の個性が現れるという点です。現代のレンズ開発には、「シミュレーター」を用いて解像力や立体感、発色、コントラストなどをある程度最適化しているそうですが、それでも実際に作ってみるとシミュレーション通りにはならないそうです。そこから微調整を繰り返すのですが、そこで設計者の個性が現れてくるとのこと。レンズ開発は一人で行うものではないので、どんなやり取りがあったのかは奥深く実に気になるところです。
 

いつでも使える万能さが魅力


「G MASTER」の紹介が長くなってしまいましたが、本題の「SEL2470GM FE 24-70mm F2.8 GM」は、SONY Eマウントで使えるフルサイズ対応のズームレンズになります。広角24mmから中望遠70mmまでカバーでき、F2.8通しで撮影できるので、ポートレート、スナップショット、風景、物撮りまで本当に幅広いシーンで撮影を楽しめる1本であると思います。

作品中に表現されるボケ味の鋭さや細やかな解像感は全体の空気感を高め、撮る人・作品を観た人に強烈な印象を与えてくれることでしょう。


作例紹介


ここからは実際の作例を交えてご紹介していきます。
多くを語らずともこのレンズが欲しくなるハズ。美しいボケ味と解像感、Gレンズが表現する作品をご覧ください。

SONY α7R II / FE 24-70mm F2.8 GM
出典:flickr(@Yuki Hayashi)

SONY α7R II / FE 24-70mm F2.8 GM
出典:flickr(@yollstory.com)

SONY α7R II / FE 24-70mm F2.8 GM
出典:flickr(@yollstory.com)

SONY α7 II / FE 24-70mm F2.8 GM



新品ボディより高いレンズですが・・・


「SEL2470GM」は、新品で20万円以上と高額なレンズです。SONY Eマウントのフルサイズ機が新品で買えてしまう値段なので、写真を仕事としているプロやフォトグラファーを除いて、趣味でカメラを楽しんでいる方には少しハードルの高い買い物になるのではないかと思います。

しかし上記で紹介した作例のような空気感がはっきり伝わる写真が撮れるレンズはそう多くありません。ご覧頂ければお分かり頂けるかと思いますが、このレンズでなければならない理由がある方はぜひ前向きに検討してみてください。


併せて検討したいレンズ

 
■ SEL24105G FE 24-105mm F4 G OSS

「SEL2470GM」以外でちょっと迷っている方は、「SEL24105G」もチェックしてみてください。

こちらはSONYのGレンズで、24mmから105mmまで撮影領域をカバーできるレンズです。Gレンズが表現する美しいボケと解像感を楽しめ、F4通しでポートレートから風景まで幅広いシーンで活躍します。「SEL2470GM」の半額ほどで買うことができ、重量も約663gまで軽量化されているので、「SEL2470GM」に比べて扱いやすさがありながら、信頼性の高いレンズです。
 
■ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN|Art

「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN|Art」は、シグマのArtシリーズとして販売されているレンズです。撮影領域はG MASTERレンズと同じ24mmから70mm、F2.8の明るさがあり、価格は「SEL24105G」とほぼ同じぐらいです。

シグマはキレイな玉ボケと高い解像感に定評があるレンズで、動画やシネマ映画などでも活躍しています。どちらが良いとか劣るという視点ではなく、実際の作例を観て好きな絵が撮れる方のレンズを選ぶことをおすすめします。
 

ネット上でのレビュー


ネット上のレビューを調べてみたところ、全体的に満足度が高い印象を受けました。なかでも、望遠域でも解像感が落ちない、逆光に強い、F2.8通しは使いやすい、ボケが綺麗、AFが静かでスムーズといったレビューが寄せられていました。マイナス面での評価としては、重量が重いという意見が目立っていました。なにせ重さは約886gもありますからね。
 

まとめ


今回は、SONY Eマウントで使える「SEL2470GM FE 24-70mm F2.8 GM」を紹介してみました。「G MASTER」の名が付いた大三元レンズなので気になっている方も多いレンズではないでしょうか。実用域の高い広角から中望遠域までをカバーする万能なレンズとして普段使いから愛用でき、ここぞという本気の1枚にも応えてくれるレンズではないかと思います。

新しい表現を追い求める方・標準ズームレンズキットを使い倒してワンランク上のレンズにステップアップしたい方は、ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。
基本仕様
対応マウントSONY Eマウント
フォーカスAF/MF
フルサイズ対応
APS-C専用-
レンズ構成13群18枚
絞り羽根枚数9枚
焦点距離

最短撮影距離38.0cm
最大撮影倍率0.24倍
開放F値F2.8〜22.0
画角84~34度
手ブレ補正機構-
防塵
防滴
サイズ・重量
最大径×長さ87.6x136mm
重量886g
フィルター径82mm
発売日
発売日2016年04月28日