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定額買取
SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS SEL100400GM
SONY Eマウント
2017/07/28発売
SONY Eマウント純正レンズ初の超望遠ズームレンズとして発売されたFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS。GMレンズらしい、高い光学性能としっかりとした鏡筒の作りで長年愛されるレンズとなっています。そんな100-400GMレンズの長年愛される所以をみていきましょう。
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本体の買取額:183,600円(定額)
著者: enoF
超望遠ズームレンズは安心の純正GMレンズ
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSは2017年というミラーレス黎明期に発売されたレンズ。なかなかEマウントレンズの選択肢が少ない中で、ユーザー待望の超望遠ズームレンズとして発売されました。
Canon、Nikonのフルサイズミラーレスが出揃い、それぞれのマウント特性を活かしたレンズ開発競争が激化した近年においては、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSはコンサバティブなレンズとも見えます。100-400mm F4.5-5.6というスペックは一眼レフ時代にもよく見た数値であり、レンズサイズも同スペックの一眼レフ用レンズよりコンパクトではありますが、驚異的なサイズダウンというわけではありません。
先に書いた通り、ミラーレス一眼黎明期の発売ということで、SONY Eマウントユーザーの超望遠ズームレンズが欲しいという要望にいち早く応えるため、そこまで冒険せずに開発されたレンズということが伺えます。
逆にいうと、一眼レフ用100-400からミラーレスマウントにアジャストされ、正常進化したレンズということで、安定した性能を発揮できるレンズと言えます。
その証拠に、解像性能は中心部はズーム全域で非常に優れた性能となっています。超望遠レンズは望遠端で解像性能が落ちる傾向がありますが、中心部の解像性能低下はわずかで、一眼レフ時代の100-400から1ランク上の光学性能を発揮しています。
また、近年のレンズに見られるようなデジタル補正を前提としたレンズ設計ではないので、色収差や歪曲収差も非常に良く補正されていて、高解像レンズにありがちなボケのうるささもなく、さすがGMレンズと思わせる、ナチュラルな描写を楽しむことができます。
また、当然ながら操作性やビルドクォリティもGMレンズクオリティ。マグネシウム合金を採用した鏡筒は、工作精度が高く、手にしたときの金属的な質感もあり、レンズへの信頼と満足感をもたらしてくれます。フローティングフォーカス機構を採用したAFは、さすがGMレンズと感じさせる仕上がり。
最新のαシリーズと組み合わせても、レンズのAF応答速度がボトルネックとなるようなことはなく、ミスショットが極めて少ない、ほぼ完璧なAF追従性能を発揮します。
光学性能、ビルドクォリティ、操作性とGMレンズにふさわしい性能が揃っていることで、発売から年数が経っても変わらず愛されるレンズとなっています。
後継機、II型の発売はあるのか
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSは2017年発売のレンズということで、期待されるのが後継機、II型の発売です。
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSは純正のGMレンズということで非常に安定した撮影のできるレンズではありますが、最新のGMレンズと比較すると、細部の解像性能であったり、サイズであったりという面で気になる部分もあります。
これは100-400mmという超望遠ズームレンズでは仕方のない部分ではありますが、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSの解像性能は100mmでは非常に素晴らしい性能ですが、テレ端の400mmでは中心部は高い解像力はあるものの、100mmの場合ほどは周辺部の高い解像性能は発揮されません。最新のレンズは画面全域、ズーム全域で均質で高い解像性能を発揮するレンズが多く、その点ではGMレンズとしては物足りなさを感じる部分ではあります。
ただし、2024年時点でも後継レンズに関する噂はなく、発売は不透明です。
近年、ズームレンズの焦点距離は一眼レフ時代から変化しはじめています。超望遠ズームレンズも従来の100‐400mmだけではなく、100-500mmなど、よりテレ端を伸ばしたレンズも登場しています。次のSONY純正超望遠ズームレンズは焦点距離を変えて、よりコンパクトなレンズとなったり、テレ端を伸ばしてより使い勝手の良いレンズが発売されることも予想されます。
とはいえ、現行のFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSも一眼レフ時代の100-400mmと比較すると、十分な解像性能があり、またファームウェアアップデートで最新の高速連写にも対応できるということを考えると、まだまだ使用頻度は高いレンズであり、後継レンズを待つより、まずは1本使う価値のあるレンズといえます。
愛用者のコメント
アキラ
1972年、愛媛県生まれ。会社員 2018年 政府観光庁主催のVisit Japan 2018 風景部門にて優秀賞を獲得。 2020年 CP+2020のCarl Zeissブースにて選出作品を展示。(コロナ禍で中止) その他、各コンテスト(主に四国の魅力を伝える)にて入賞作品多数。 四国の魅力を発信する「社団法人 四国カメラ部」所属。
少々高いが軽量で中~長距離と幅広い距離に使用できる。描写性はGMシリーズだけあって非の打ちどころなし。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 発売して即購入して、6年経ってもメインのレンズとして活躍してくれている
- テレコンが使えるので超望遠撮影はこの1本でほぼ完結できる
- AFは爆速で迷いなく合焦してくれる
- 手ぶれ補正もかなり信頼のおける性能
- α9との重量バランスは良いので、スペックほどの重さは感じない
レビューには発売当初の書き込みから、最近のものまであり、今でもニーズの高いレンズであるといえます。
■ ネガティブレビュー
- アウターズームなので定期的なメンテナンスは必要
- サイズや解像感など、そこまでミラーレスのメリットを活かせてはいない印象
- 今の時代として考えると、テレ端の解像力はやや不満
- 年月が経ったレンズなので価格がネックと感じてしまう
- 一日持ち歩くレンズとしてはやはり重さが気になる
メンテナンスに出すと一部のレンズで曇りが見られるというケースがよくあるので、長年使うなら定期的なメンテナンスは必須のようです。
まとめ
フルサイズミラーレス時代初期に、SONY Eマウントユーザー待望の超望遠ズームレンズとして発売されたFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS。しっかりとした設計は発売から7年経っても、最新のフルミラに対応できる性能があります。
レンズは資産とも言われますが、このレンズは資産として長年保有し、使い続けることができる性能のレンズといえます。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
ズームレンズ > 望遠
SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS SEL100400GM
新品: 317,499円 / 中古: 204,980円
新品: 299,999円 / 中古: 204,290円
新品: 288,900円 / 中古: 207,480円
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本体の買取額:183,600円(定額)
製品情報
カテゴリ | ズームレンズ |
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メーカー | SONY |
タイプ | 望遠 |
マウント | SONY Eマウント |
関連製品
製品 | SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS SEL100400GM (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 288,900円 中古: 204,290円 | 新品: 215,784円 中古: 193,000円 | 新品: 89,380円 中古: 81,820円 | 新品: 253,095円 中古: 195,980円 | 新品: 103,881円 中古: 85,510円 | 新品: 109,799円 中古: 89,980円 |
焦点距離 | 100-400mm | 70-200mm | 70-300mm | 200-600mm | 70-350mm(35mm判換算:105-525mm相当) | 70-180mm |
F値 | F4.5〜40.0 | F2.8〜22.0 | F4.5〜29.0 | F5.6〜36.0 | F4.5〜32.0 | F2.8〜22.0 |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 11枚 | 9枚 | 11枚 | 7枚 | 9枚 |
重量 | 1,395g | 1,480g | 854g | 2,115g | 625g | 810g |
発売日 | 2017/07/28 | 2016/09/30 | 2016/04/28 | 2019/07/26 | 2019/10/11 | 2020/05/14 |