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FUJIFILM X-S10

FUJIFILM X-S10

FUJIFILM Xマウント
2020/11/19発売

「X-S10」は、2020年11月に発売されたばかりのミラーレス一眼レフです。新しく登場したSシリーズの1台目ということもあり注目を集めているのはもちろんのこと、最新の機能を盛り込んだ使い勝手のいい1台となっています。今回は、「X-S10」の特徴やレビューをまとめてご紹介します。「X-S10」がどのようなミラーレス一眼レフなのか気になっている人は、ぜひチェックしてみてください。

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小型ボディにFUJIFILMの技術を詰め込んだSシリーズの1台目

FUJIFILM X-S10の外観
FUJIFILM X-S10の外観出典: flickr(@Henry Söderlund)

FUJIFILM X-S10 / XF16mmF1.4 R WR
FUJIFILM X-S10 / XF16mmF1.4 R WR出典: instagram(@chie.2601)

FUJIFILM X-S10 / XF16mmF1.4 R WR
FUJIFILM X-S10 / XF16mmF1.4 R WR出典: instagram(@chie.2601)

FUJIFILM X-S10 / XF18-135mmF3.5-5.6R LM OIS WR
FUJIFILM X-S10 / XF18-135mmF3.5-5.6R LM OIS WR出典: instagram(@chie.2601)

FUJIFILM X-S10 / XF16mmF1.4 R WR
FUJIFILM X-S10 / XF16mmF1.4 R WR出典: instagram(@chie.2601)

FUJIFILMはプロユースに向いている上級機の「GFXシリーズ」と幅広いニーズに応える「Xシリーズ」の2つをベースに、ミラーレス一眼レフを展開しています。FUJIFILMのミラーレス一眼レフが支持されるのは他社にはない、2つの魅力があるからです。

1つ目は「デザイン性」です。携帯性手や材質にこだわっているのはもちろんのこと、構えたときにかっこよく見えるなデザインに仕上がっているので、写真を撮ることが楽しくなります。

2つ目はフルサイズ顔負けの「描写力」です。フイルムメーカーとして長年培ってきた色彩表現力を活かし、目で見たままの色合いや質感を表現できるよう高い技術を駆使しています。とくに難しいと言われている赤や青、緑などの原色、モノトーンや肌色の表現力が秀逸で、写真を加工しなくても満足いく1枚が撮影できます。

主な特徴

FUJIFILMのミラーレス一眼レフはラインアップが豊富で、初心者向けやスナップ用、プロユースなど使い方やデザインに合わせて選べます。

2020年11月に発売されたばかりの「X-S10」は新ラインSシリーズとして「Small&Slim」(軽量コンパクト)、「Secure」(グリップが握りやすい)、「Stabilization」(手ブレ補正を搭載)、「Simple」(シンプルで使いやすい操作性)という4つのSを取り入れています。新品価格は118,800円ほどで、他の中級機に比べてコスパ抜群。知っておきたい特徴は、次の4つです。

1.2610万有効画素数に高スペックな画像処理エンジンを搭載

FUJIFILM X-S10 / XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS
FUJIFILM X-S10 / XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS出典: flickr(@Wilson Huang)

「X-S10」はX-T4などにも搭載されているXシリーズの中で最新の「X-Trans CMOS 4」を搭載しており、2610万の有効画素数を実現しています。第四世代となるセンサーはより鮮明で偽色のない描写にこだわっており、目で見たままの美しい世界を捉えられます。

また、画像処理エンジンにも最新の「X-Processor 4」を搭載。新アルゴリズムと新デバイスの組み合わせによって、多機能となり複雑化したX-S10のポテンシャルを最大限に発揮できるようになっています。このような基盤がX-S10の性能をしっかりと支えてくれているのです。

2.最大5軸6段の手ぶれ補正と高速AFを搭載

FUJIFILM X-S10 / XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
FUJIFILM X-S10 / XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR出典: flickr(@Henry Söderlund)

「X-S10」は、Xシリーズで3機種目となる手ぶれ補正が搭載されています。従来は防振ユニットが大きかったのですが、X-T4と比較し重量と体積を30%軽減することで性能を落とすことなく小型ボディに取り込めるようになりました。最大で5軸6段の手ぶれ補正が可能となり動きが速い被写体はもちろんのこと、動画にも対応可能です。

また、最速0.02秒の高速AFを始め、人物の顔を認識する顔検出や瞳AF、動く被写体を捉えて離さないトラッキングAFなどシーンに合わせて使えるAF機能が揃っています。瞬時に被写体を見極めて、ストレスなく撮影できるところも大きな魅力です。

3.撮影をサポートしてくれる機能が揃っている

FUJIFILM X-S10 / XF35mmF1.4 R
FUJIFILM X-S10 / XF35mmF1.4 R出典: flickr(@Wilson Huang)

「X-S10」は他のXシリーズ同様、感覚的に操作ができるよう軍幹部でシャッタースピードやISOなどを調整するダイヤルがまとめられています。動画と静止画の切り替えがスムーズにできるよう、シャッターボタンの隣に動画RECボタンが設置されたのは新しくなったポイントです。

撮影設定を保存しすぐに切り替えできる「カスタムポジション」や使用頻度の高いメニュー機能をすぐに呼び出せる「ファンクション設定」などが搭載されており、手軽に撮影できるようサポートしてくれます。

また、18種類のフィルムシミュレーションが搭載されているだけでなく、それぞれの設定効果を説明する機が追加されたため、今までFUJIFILMのミラーレスを使ったことがなかった人でも手軽に楽しめるようになっています。

4.軽量コンパクトで持ち歩きやすい

FUJIFILM X-S10 / XF50-140mmF2.8 R LM OISWR
FUJIFILM X-S10 / XF50-140mmF2.8 R LM OISWR出典: flickr(@Henry Söderlund)

「X-S10」は415g、幅126.0mm×高さ85.1mm×奥行65.4mmと軽量コンパクトにこだわっており、手軽に携帯できるようになっています。TシリーズやEシリーズよりもグリップが大きめに配置されているのでしっかりとホールドしやすく、撮影しやすさにもこだわっているところがポイント。

カラーバリエーションはブラック1色のみで、重厚感のあり無駄のない洗練されたデザインに仕上がっています。

X-T4との比較

「X-S10」を検討するときに迷うのが、Tシリーズの最新機種となる「X-T4」ではないでしょうか。両者の主な違いは下記のとおりです。

製品
価格

新品: 124,999円

中古: 101,800円

新品: 199,999円

中古: 126,800円

センサーサイズAPS-C(23.5mm×15.6mm)APS-C(23.5mm×15.6mm)
有効画素数2,610万画素2,610万画素
連続撮影速度最高約30.0コマ/秒最高約30.0コマ/秒
4K対応
手ブレ補正機構
撮影可能枚数(ファインダー)325枚600枚
重量415g526g
発売日2020/11/192020/05/21

  • 搭載センサー「X-Trans CMOS 4」や画像処理エンジン「X-Processor 4」は同じ。
  • どちらも手ぶれ補正と最速0.02秒のAFを兼ね備えている。
  • 「X-S10」はフラッシュ内蔵だが、「X-T4」は外付けとなる。
  • どちらもフィルムシミュレーションは18種類。
  • シャッタースピードは「X-S10」は 1/4000-30だが、「X-T4」は1/8000-30まで対応可能。
  • 「X-T4」には防塵防滴が備わっている。
  • 「X-S10」は4K 30pまでの動画性能だが「X-T4」は4K 60pに対応、連写も「X-S10」は約8コマ/秒だが、「X-T4」は約15コマ/秒なので動画の性能重視なら「X-T4」。
  • 「X-T4」は重量526g、幅134.6mm×高さ92.8mm×奥行63.8mmなので、軽量コンパクトを求めるなら「X-S10」。
  • 「X-T4」は「X-S10」より5~7万円ほど高いため、コスパ重視なら「X-S10」。

このように、特徴が異なるため譲れないポイントと比較しながら選んでみてください。

おすすめの対応レンズ

「X-S10」のレンズキットには、下記の3種類が使われています。

  • XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ:レンズキットに使用されている標準ズームレンズ。軽量コンパクトで使用頻度の高い画角を網羅しているので、初心者におすすめ。
  • XC50-230mm F4.5-6.7 OIS II:ダブルズームレンズキットに採用されている望遠ズームレンズ。幅広い画角を網羅できるため、使い勝手がいい。
  • XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS:レンズキットに採用されている標準ズームレンズ。「XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」と比べると価格は高いが、F値が明るく使いやすくなっている。

初めてXシリーズのボディを購入する場合や使い勝手のいいレンズを探している場合は、このようなレンズキットを使用してみるのがおすすめです。

ボケ感やFUJIFILMならではの描写力にこだわりたい場合は、下記のような単焦点レンズやワンランク上の望遠ズームレンズも検討してみてください。

XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR

FUJIFILM X-S10 / XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
FUJIFILM X-S10 / XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR出典: flickr(@Henry Söderlund)

50~140mmの幅広い画角を解放F値F2.8通しで使える万能な望遠ズームレンズ。鮮明な色合いが引き立つ高精度な描写力が魅力的です。

XF27mmF2.8

FUJIFILMX-S10 / XF27mmF2.8
FUJIFILMX-S10 / XF27mmF2.8出典: flickr(@Transformer18)

パンケーキレンズとも呼ばれており、「X-S10」と組み合わせることで抜群の携帯性を実現できます。写真のようなスナップ撮影や旅行撮影にピッタリです。

XF35mmF1.4 R

FUJIFILM X-S10 / XF35mmF1.4 R
FUJIFILM X-S10 / XF35mmF1.4 R出典: flickr(@Wilson Huang)

フジノンレンズの中でもロングセラーとなっている単焦点レンズ。柔らかな風合いや鮮やかな色見が魅力的です。

ユーザーレビュー

「X-S10」のレビューを見てみると「コンパクトで携帯しやすく、どこへでも持ち歩きたくなる」「手ぶれ補正が備わっていて高性能で、どのような人でも楽しめると思う」という口コミが目立ちます。

一方で「カラーバリエーションが豊富だと嬉しい」という声も。いずれにしても、高い性能と携帯のしやすさが高い支持を集めているようです。

まとめ

「X-S10」は新しく誕生したSシリーズの第1号機として、シンプルな使いやすさと高性能、そして携帯のしやすさを兼ね備えています。「X-T4」や「X-Pro3」などの上位機種と比べて購入しやすい価格帯となっており初めてミラーレス一眼レフを購入する人はもちろんのこと、サブ機としてもおすすめです。

飽きることない描写力と性能を持ち合わせているので、ぜひチェックしてみてください。

価格情報

FUJIFILM X-S10

ミラーレス一眼 > ハイアマチュア

FUJIFILM X-S10

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製品情報

カテゴリミラーレス一眼
メーカーFUJIFILM
タイプハイアマチュアモデル
マウントFUJIFILM Xマウント